北海道・樺太を舞台にした人気漫画『ゴールデンカムイ』。TVアニメは第4期まで放送され、最終章も間近になりました。
今回の記事では、TVアニメで使用された歴代主題歌(OP・ED)をまとめて紹介します。
目次
TVアニメ『ゴールデンカムイ』
概要
TVアニメ『ゴールデンカムイ』は、野田サトルの青年漫画(集英社『週刊ヤングジャンプ』2014年~2022年まで連載/全314話)が原作の作品です。
北海道・樺太を舞台に、アイヌ民族の秘蔵の金塊をめぐる歴史冒険サバイバル漫画です。作者も北海道北広島市出身であり、語学研究者の中川裕がアイヌ語監修を務め、北海道アイヌ協会や博物館 網走監獄も取材に協力しています。
2018年4月から同年6月までは第1期、2018年10月から同年12月までは第2期、2019年10月から同年12月までは第3期、2022年10月から2023年6月まで第4期が放送。2023年6月には最終章の製作決定が発表され、2024年1月19日には実写劇場版も公開を控えています。
アイヌの風習や文化をリアルに表現していると評価され、2016年「マンガ大賞2016 大賞」、2018年「手塚治虫文化賞 マンガ大賞」、2022年「第51回日本漫画家協会賞 大賞」など様々な賞を受賞しています。
あらすじ・人物紹介
明治末期、日露戦争終結後の冬の北海道が舞台。「不死身の杉元」と謳われた元陸軍兵の杉元佐一は、幼馴染の梅子の眼病治療費を得るために砂金を採っていた時、砂金採り仲間からアイヌ人の金塊のことを耳にします。
金塊を略奪した犯人は死刑囚として網走監獄に収監され、その隠し場所は死刑囚の身体に入れ墨として暗号化するも、死刑囚は全員脱獄。囚人達の生皮を剥ぎ金塊を見つけるため、軍人、新選組、アイヌ民族らが過酷な環境で命をかけて競争する物語。
人間の欲望や狩猟の様子もリアリティある描き方で、かと思えば唐突にギャグも挟んでいて、原作・アニメともに熱烈に支持されています。
不死身の兵士・杉元佐一 (小林親弘)、ヒグマに襲われる杉本を助けるアイヌの少女・アシㇼパ(白石晴香)、天才脱獄犯・白石由竹(伊藤健太郎)、大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見中尉 (大塚芳忠)、金塊を狙う元新選組の鬼の副長・土方歳三 (中田譲治)、孤高のスナイパー・尾形百之助(津田健次郎)など、山の変態、海の変態、街の変態と、強烈な登場人物ばかりです(✳( )内は声優名)。