TVアニメ『うる星やつら』OP・ED主題歌一覧

TVアニメ『うる星やつら』OP・ED主題歌一覧

漫画家・高橋留美子の連載デビュー作『うる星やつら』。1980年代にTVアニメ化され、日本の漫画・アニメ文化や若者に影響を与えた伝説的作品です。

2022年に4クールにわたり再びアニメ化され、2024年1月から第3クールが放送を開始しました。

本記事では、令和のトレンドを牽引する人気アーティストたちが集結し、昭和レトロでキャッチーに歌う令和版『うる星やつら』のOP・EDテーマ曲を紹介します。

TVアニメ『うる星やつら』

概要


『めぞん一刻』『らんま1/2』『犬夜叉』など代表作品を生み出した漫画家・高橋留美子の連載デビュー作品『うる星やつら』。1978年から1987年まで週刊少年サンデー(小学館)で連載され、1981年から1986年までTVアニメが放送されました。


当時の若者文化だけでなく、その後の漫画やアニメの文化に影響を与えた作品です。小学館100周年を記念し、2022年には原作コミックの傑作選をコンセプトに再びアニメ化されました(全4クール)。2022年10月から2023年3月まで2クール連続で放送され、2024年1月から第3クールが放送中。


監督はTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』を手掛けた髙橋秀弥と木村泰大の2人、シリーズ構成は『はたらく細胞』の柿原優子、キャラクターデザインは『おそ松さん』や『映像研には手を出すな!』の浅野直之と、数々の話題作を手がけてきたスタッフ陣が集結し、声優陣も豪華に一新。令和に新たな『うる星やつら』が誕生しました。

MEMO

原作の高橋留美子は「アニメ化するなら若い子たちに見てほしい。今の人たちにおもしろいと思ってもらえるなら、大胆に変えてもいい」と新しい映像化を楽しみにしているコメントを寄せました。

あらすじ


架空の町・友引町や宇宙などを舞台に、女好きで“凶運”の持ち主である高校生・諸星あたると、地球を侵略するために宇宙からやってきた鬼族の娘・ラムを中心に展開するラブコメディです。地球の未来をかけたあたるとの勝負に負けたラムは、あたるの家に押しかけて嫁になります。

あたるを「ダーリン」と呼び、一途に慕うラム。ラムからの電撃ビリビリ攻撃を食らいながらもナンパは止めないあたる。他の登場人物たちもほぼ全員が奇人変人ばかりで、学園ものからSFまで何でもありで、鬼ごっこのようにドタバタと賑やかで、でもちょっぴり切なさもある物語です。


登場人物は、諸星あたる(神谷浩史)、ラム(上坂すみれ)、三宅しのぶ(内田真礼)、面堂終太郎(宮野真守)、錯乱坊(高木渉)、サクラ(沢城みゆき)、ラン(花澤香菜)、レイ(小西克幸)、おユキ(早見沙織)、弁天(石上静香)、クラマ姫(水樹奈々)、温泉マーク(三宅健太)、尾津乃つばめ(櫻井孝宏)、面堂了子(井上麻里奈)、あたる父(古川登志夫)、あたる母(戸田恵子)、ラム父(小山力也)、ラム母(平野文)、テン(悠木碧)、藤波竜之介(高垣彩陽)、竜之介の父(千葉繁)、水乃小路飛麿(梶裕貴)、水乃小路飛鳥(M・A・O)、水乃小路父(桜井敏治)、水乃小路母(三石琴乃)、真吾(島﨑信長)、潮渡渚(村瀬歩)、因幡(入野自由)。✳( )内は声優名。


諸星あたる役の神谷浩史も小学校の頃から作品のファンで、「初代の古川登志夫演じる“どこまでも軽薄で無責任なあたる”が大好きで、DNAレベルで刻まれている」と語っています。古川の声にリードされつつ試行錯誤し、神谷は初代と違和感のないあたるを見事に表現しています。

ラム役の上坂すみれも高校生の頃からフィギュアを収集するほど原作のファンで、初代のラムを担当した平野文のキュートさを再現しています。神谷も上坂も互いの声を聞いて初めて自分の役になれたとコメントしています。

MEMO

初代あたる役の古川登志夫は、収録後の神谷の笑顔に親のような気持ちでホッとしたと語り、実際、再アニメ化ではあたるの父役を担当しています。しかも、初代ラム役の平野文ラムの母役を担当して、ファンを驚かせました。

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