「小林さんちのメイドラゴン」は、漫画家・クール教信者による漫画原作のテレビアニメです。
2017年1月よりアニメ1期にあたる「小林さんちのメイドラゴン」、2021年7月からアニメ2期にあたる「小林さんちのメイドラゴンS」が放送されました。
システムエンジニアとして忙しい毎日を送る主人公・小林さんを中心に巻き起こるドラゴンたちのドタバタ劇が楽しい本作品。
今回は、アニメ「小林さんちのメイドラゴン」のオープニング曲・エンディング曲を紹介します!
▼あわせて読みたい!
目次
小林さんちのメイドラゴンとは
【あらすじ公開🐉】#小林さんちのメイドラゴン S 第1話
「新たなるドラゴン、イルル!(またよろしくお願いします)」
あらすじと場面カットを公開しました❣️TVアニメはいよいよ来週7/7(水)からABCテレビ、TOKYO MX他にて放送スタート✨お楽しみに‼️#maidragon
詳細は👇https://t.co/XlTZokJ66K pic.twitter.com/my0U2Up9DM
— TVアニメ「小林さんちのメイドラゴンS」公式 (@maidragon_anime) July 2, 2021
月刊アクションにて2013年7月から連載されている漫画「小林さんちのメイドラゴン」は、異世界から迷い込んだドラゴン・トールが、小林さんの家でメイドとして仕えるというストーリーです。
スピンオフ作品も多く、かわいらしいドラゴンや魅力的な人間たちのやり取りが人気を博しています。
また、芸能界のファンも多い本作品。
歌手・星野源は自身のラジオで「すごく好きな作品」と発言し、「小林さんちのメイドラゴン」主題歌をオンエア。
声優の杉田智和は、自身のYoutubeチャンネルで本アニメについて語る動画をアップし、30分以上にわたりその魅力を解説しています。
杉田智和はアニメ2期に声優として登場し、ファンの間で大きな話題となりました。
▼あわせて読みたい!
「小林さんちのメイドラゴン」シリーズのOP・ED
青空のラプソディ
音楽グループ・fhánaによるアニメ1期オープニングテーマ「青空のラプソディ」。
イントロはなく、ボーカルtowanaの「chu chu yeah!」という元気な声から音楽が始まります。
様々な楽器が鳴るアップテンポな楽曲。
聴いているだけで思わず踊りたくなるような雰囲気です。
僕は君の翼に なれる勇気があるよ!
小林さんの家に仕えるメイドであるドラゴン・トール。
彼女は小林さんのことが大好きですが、小林さんはトールに対して冷たい態度をとります。
そんな小林さんが「背中に乗せて」とトールに言い、ドラゴンの姿に戻ったトールの背中に乗って、街を飛ぶ描写もある本アニメ。
「僕は君の翼になれる」は、抽象的な表現のように見えて、実は言葉そのままの意味である歌詞なのです。
そして、注目してほしいのが2番のサビで登場するこの歌詞。
いつか心が離れても その時は笑ってて
人間界に暮らす小林さんと、ドラゴン界で暮らしていたドラゴンたち。
現在は人間界に染まって暮らしているドラゴンたちですが、いつかドラゴン界へと戻る時が来るかもしれません。
「もしいつか離れることになっても、あなたは笑ってて」と、相手の幸せを第一に考える深い愛を感じます。
また、Youtubeでは、アニメの声優が演ずる役に扮し、歌声やダンスを披露。
大きな愛や絆の中に、ほんのちょっぴりの寂しさを感じる一曲です。
イシュカン・コミュニケーション
ドラゴン役を演じている女性声優4人が歌唱している本楽曲。
タイトルの通り、人間とドラゴンという「異種間のコミュニケーション」がテーマになっています。
「パラパ パパラパ パラパッパラ」と、楽曲の序盤から流れるのは一緒に口ずさみたくなるメロディー。
ドラゴンたちが横にステップを踏みながら、楽しく歌っている様子が目に浮かぶようです。
ヒトとドラゴン暮したら?
始まるイシュカン・コミュニケーション
どんな幸せ思い描く?
意外とマジチョロ・イマジネーション
「ドラゴンと人間の共存なんて無理に決まってる」という声がある中、人間界で暮らすことを選んだドラゴンたち。
「人間界で暮らすのも、やってみたら意外とチョロい」と感じているドラゴンの姿が浮かびます。
タイトルの「イシュカン・コミュニケーション」は、「異種間」だけでなく「一週間」にも掛けられた言葉。
歌詞の中でも「こんな一週間なんてどうでしょう?」というワードが登場します。
曲を通してゆったりとした優しい雰囲気が漂っており、人間たちとともに時間を過ごすドラゴンの幸せな気持ちが詰まった一曲です。
愛のシュプリーム!
アニメ2期のオープニング曲であるfhána「愛のシュプリーム!」。
MVでは、聖歌隊がステップを踏みながら手拍子をし、軽やかなメロディーを歌っています。
仮タイトルが「Love Supreme」であった本楽曲。
「愛」をテーマに作られており、ラップのような掛け合いや、音数が多い賑やかな雰囲気が特徴的です。
magic!君のつむぐ魔法は
buddy!僕を熱くする
praying!それはちっぽけなんだ
だけども世界に花を咲かすさ
lighten!闇を駆け抜けてく
supreme!愛こそがすべて
受け取るすべてがまるでメッセージ
照らしていてよ 最後まで
握った手のひらから
伝わるのさ 君が好き
1番サビではギュッと詰め込まれた愛を感じる言葉がズラリ。
好きな人がいれば、世界に花が咲き、愛は闇を駆け抜けるというキラキラとした愛の形が描かれています。
好きな人が漏らした何気ない一言や、目が合ってニコッと笑ってくれただけで、気持ちが舞い上がる経験をしたことは誰しも一度や二度はあるはず。
まるで、受け取るすべてにメッセージが込められているように感じる心が読み取れます。
そして、キラキラした愛で満ちていた1番サビから形を変えるのが2番のサビ。
lovely!いつか魔法解けて
bye bye!すべて忘れても
praying!だけど祈りのように
なぜだか僕を安心させるさ
どこか別れを連想させるような寂しさが漂います。
「恋」を「魔法」と例えている本楽曲。
いつか恋が冷め、小さな喜びやトキメキを忘れてしまったとしても、心をホッと安心させてくれる気持ちが心の中にはきっと残るという思いが読み取れます。
「いつか訪れる別れ」を意識させる点は、1期オープニング「青空のラプソディ」にも共通。
1期・2期通してオープニングを担当したfhánaだからこそ描けた「裏テーマ」ではないでしょうか。
めいど・うぃず・どらごんず♥
アニメ2期のエンディング曲である「めいど・うぃず・どらごんず♥」。
ドラゴン役を演じる女性声優が歌唱を担当しています。
YoutubeにアップされているMVでは、思わず真似したくなるキャッチーなダンスも披露。
噛み合わない価値観も噛み潰しちゃいましょう♪ ドラゴン・トゥース
中途半端な距離感も飛び越えちゃえばいい ドラゴン・ウィング
1番と2番のラストで歌われるこの言葉。
「噛み合わない価値観なんてドラゴンの歯で噛み潰してやる!」「距離があるならドラゴンの翼でひとっとび!」と、困難にも立ち向かって今の幸せを守りたい気持ちが描かれています。
また、明るくポップな曲調の中で、特に存在感を放つのがCメロ。
孤独でいられるほどの強さより 誰かの居場所になれる弱さがいい
とても強く、人間を殲滅できるほどの力を持つドラゴンたち。
そんな彼女たちが歌うこの言葉には、特別な輝きを感じます。
ファンたちの中では「エモい」「このCメロでいつも泣きそうになる」などの声も上がっています。
まとめ
「小林さんちのメイドラゴン」シリーズのオープニング曲・エンディング曲を解説しました。
根強い人気があり、「3期はまだ?」との声も多い本アニメ。
気になった楽曲があれば、曲やアニメに触れてみてくださいね。