BiSHやBiS、EMPiREなど、アイドル界の異端児を多数輩出しているWACK。
そんなWACKで2014年~2020年まで活動していたGANG PARADEが2020年3月28日、「GO TO THE BEDS」と「PARADISES」の2グループに分かれて活動していくことが発表されました。
今回は、注目のアイドルグループ「GO TO THE BEDS」のメンバーについて解説していきます。
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目次
前身グループ・GANG PARADEについて
本日『緊急生特番!" WACK FUCKiN’ PARTY” 無観客生中継』をabemaTVにて、ご覧いただきありがとうございました!!WACK応援プロジェクトにご協力いただいた皆様もありがとうございました!!
8/1にパシフィコ横浜でのリベンジライブ、是非ご来場ください!!#WACKFUCKツアー pic.twitter.com/RstMmtO1XA— GANG PARADE official (@GANG_PARADE) March 18, 2020
GO TO THE BEDSの前身となったのは、WACKのアイドルグループ「GANG PARADE」。
2014年から活動しており、BiSHやBiSらと同じくWACKの古株グループとして知られています。
BiSHがキラキラとしたメジャー志向なのに対し、GANG PARADEはどちらかというとアンダーグラウンド志向。人気グループであるBiSHに食らいつく、雑草魂あふれるグループです。
歌やダンスのレベルは高く、BiSHを追い越そうと努力を続ける彼女たちのひたむきさに心を打たれるファンも少なくありませんでした。
GANG PARADEが分裂
【先行配信&新アー写公開】
7.22発売1st Full Album
「GO TO THE BEDS」より下記4曲の先行配信開始。
・GO TO THE BEDS is my life
・SCREWY DANCER
・MISSING
・ROOMGO TO THE BEDS is my lifehttps://t.co/IPBAmbbv1S#GTTB#GTTB1st pic.twitter.com/vtVkeakwXR
— GO TO THE BEDS (@GO_TO_BEDS_G) June 22, 2020
そんなGANG PARADEにサプライズ発表があったのは、2020年3月28日に行われた「WACK合同オーディション2020」の結果発表の時。
「GANG PARADEを『GO TO THE BEDS』と『PARADISES』の2グループに分け、それぞれで活動していく」との内容でした。このうち、GO TO THE BEDSに所属が決まったのは以下のメンバーです。
- ヤママチミキ
- ユメノユア
- キャン・GP・マイカ
- ココ・パーティン・ココ
- ユイ・ガ・ドクソン
メンバー分けの基準については様々な憶測がありますが、年上メンバーがGO TO THE BEDS、年下メンバーがPARADISESという説が有力です。
2グループのスプリット音源をリリース
3月18日にタワーレコード限定でゲリラリリースされた「GP?」という謎のアーティストによるCDがあったのですが、それが実はこの2つのグループによるCDだったことが明らかになります。
4月1日には2グループのスプリットアルバム「G/P」発売がアナウンスされ、正式に2グループの音源であることがわかりました。
音源に続いて4月12日~5月23日に初のホールツアーを開催予定でしたが、コロナウイルスの影響で全公演が中止または延期に。
グループ始動のタイミングで何とも不運でしたが、7月22日に1stフルアルバム「GO TO THE BEDS」をリリースすることが決定し、これからの活躍に期待がかかります。
GO TO THE BEDS・メンバープロフィール
FC限定MV鑑賞会ありがとうございました!
今回の動画はアーカイブにも残りますので気になった方はぜひチェックしてみてください!何卒!FC:https://t.co/i3KVpUV4HJ#GTTB#GTTB1st pic.twitter.com/xEU0KvY4sS
— GO TO THE BEDS (@GO_TO_BEDS_G) June 13, 2020
ヤママチミキ
💚https://t.co/xj2sdDNwcp pic.twitter.com/ayJk0yhHL2
— ヤママチミキ (@YAMAMACHI_GANG) June 27, 2020
- 誕生日:3月14日
- 担当カラー:緑
雑草魂に溢れたGANG PARADE、GO TO THE BEDSの中でもひときわ負けず嫌いなメンバー。
ライブのMCでは、同じ事務所のBiSHやBiSには絶対に負けないと熱く語ることもあります。
「私たちは今までずっとBiSHの背中を見続けてきました。
でも、この先もずっとその背中を見続ける気はありません。
GANG PARADEの下克上、今日改めて始めます」(2017年7月7日 GANG PARADE時代のライブMC)
この後にライブをしたBiSHのMCでは、アイナ・ジ・エンドがGANG PARADEを認めたうえで「BiSHはいつまでも背中を見せてやります」とアンサー。
この熱いやりとりに、ファンの間でも語り継がれています。
一方Twitterでは定期的に弾き語り動画を投稿しており、普段のライブとは違った素朴な歌声を聴くことができますよ。
ユメノユア
#TRMU 今週もありがとうございました。I LOVE YOUの新和訳考えるの楽しかった!!
そして奥が深いなあ。新和訳、そして恋のエピソードや曲のリクエストも沢山ありがとう!
リモート生放送も慣れてきたけどやっぱ寂しい😔笑
また来週〜! pic.twitter.com/200ljUQV7f
— ユメノユア (@YUMENO_GANG) June 12, 2020
- 誕生日:3月27日
- 出身地:神奈川県横浜市
- 担当カラー:ピンク
GANG PARADE加入前からライブハウスに通い詰めるほどの音楽好きで、自身もバンドを組んで活動していました。
常に自分に厳しく、現状に満足しない向上心の持ち主です。
WACK内のグループだけでなく、外のアイドルグループにも目を向けています。「WACK以外のアイドルをぶっ潰し、全員WACKのファンにさせる」と、少々過激ですが頼もしい言葉も。
Twitterでは、サンリオキャラクターやプリキュア、妖怪ウォッチなどアニメ好きな一面も見れるので、彼女のギャップが見たい人はぜひチェックしてくださいね。
キャン・GP・マイカ
👩🍳👻❤️ pic.twitter.com/n1D8anZwPr
— キャン・GP・マイカ (@CANMAI_GANG) June 21, 2020
- 誕生日:10月6日
- 出身地:東京都
- 担当カラー:オレンジ
もともとは「キャン・マイカ」という名前で活動していましたが、GANG PARADE愛に溢れすぎて、頭文字をとって「キャン・GP・マイカ」に改名。
GANG PARADE加入前は「シブヤDOMINION」というグループで4年間アイドル活動をしており、リーダーも務めていました。そんな経歴もあり、歌もダンスも上手くて真面目な「優等生」というイメージが定着していました。
そんな自分と「遊び人」というGANG PARADEのイメージとのギャップに悩み、「自分の殻を破りたい」と披露したパンスト被り芸はもはや鉄板ネタに。
GO TO THE BEDSになってからもキャン・GP・マイカのパンスト芸が見れるかどうかに注目が集まっています。
ココ・パーティン・ココ
久しぶり! pic.twitter.com/Ga428hA4ml
— ココ・パーティン・ココ (@COCOpate_GANG) July 5, 2020
- 誕生日:7月18日
- 出身地:愛知県名古屋市
- 担当カラー:赤
WACK所属のグループ「BiS」に憧れ、2016年にBiSのオーディションを受けるも、最終選考で落選。
その後BiSの公式ライバルグループとして結成された「SiS」に加入するも、お披露目直前にグループは解散してしまいました。
アイドル活動をあきらめきれなかったココ・パーティン・ココは、ユイ・ガ・ドクソンとテラシマユウカとともにWACK代表の渡辺淳之介氏に直訴。熱意が伝わり、3人はGANG PARADEに加入となりました。
BiSオーディション時代からパリピキャラが定着していたり、Twitterで自身のブスな写真を投稿し続ける「ブスチャレ」など、独自のキャラを確立しています。
ユイ・ガ・ドクソン
ニコ生GPSTAYHOME ありがとうございました!
白熱したな〜紙粘土づくり楽しいからみんなも家でぜひやってみてな☺️明日はニコ生特番を賭けたチーム対抗戦です🔥頑張るぞ🔥#GPSTAYHOME pic.twitter.com/dbB9g7A8oe
— ユイ・ガ・ドクソン (@DOCKSON_GANG) May 5, 2020
- 誕生日:10月21日
- 出身地:滋賀県
- 担当カラー:白
ココ・パーティン・ココと同じく、BiSのオーディションを経てSiSのメンバーとして活動を開始しました。
オーディション時は「丸メガネがトレードマークの普通の女の子」といったWACKには珍しいタイプでした。しかしGANG PARADE加入後は、「触れた人は強制的にファンになってしまう」という謎多きキャラに。
2017年に行われた「WACK総選挙」では、サプライズでソロデビュー権を獲得。ガングロに日焼けした姿で衝撃のソロデビューを飾りました。
無類のラーメン好きとしても知られており、音楽メディアでラーメン食べ歩き企画を連載しています。
MVを公開!おすすめ曲は?
GANG PARADEが分裂し、2グループに分かれて活動することが発表された3月28日、同時にMVも公開されました。
4月に発売されたスプリットアルバム「G/P」に収録されている「Don’t go to the bed」と、7月22日発売の1stフルバム「GO TO THE BEDS」より「I don’t say sentiment」のMVを観ていきましょう。
Don’t go to the bed
PARADISESとのスプリットアルバム「G/P」に収録されている「Don’t go to the bed」のMVです。
イントロからへヴィなギターが鳴り響き、ドラムの重たいビートで圧倒的な熱量を放っています。
Aメロのラップのような歌唱と、Bメロのテンポを半分に落とした極悪なビートは、ミクスチャーロックやラップコア好きにはたまらないのではないでしょうか。
サビでは一転してキャッチーなメロディになり、ライブキッズもツーステップを踏みたくなるようなダンサブルなビートが印象的です。
それでも曲が軽くなりすぎないのは、分厚いギターのバッキングやベースが曲の根底を支えているからでしょう。強烈なシンセ音も、良いアクセントになっています。
アイドルファンだけでなく、ラウドロックファンにも自信をもっておすすめできる曲です。
I don’t say sentimen
7月22日にリリースが決定した1stアルバム「GO TO THE BEDS」よりMVが先行公開された「I don’t say sentimen」。
「Don’t go to the bed」のようなラウドロックサウンドを基調としており、燃え盛る炎をバックに鬼気迫る表情でパフォーマンスをするメンバーの姿が印象的です。
「死にたいは生きたいと一緒だから センチメンタルな言葉は言わないよ」というフレーズは、アンダーグラウンドで悔しい思いをし続けてきたGO TO THE BEDSのメンバーにしか歌えない歌詞だと思います。
ノリのいい合いの手があるので、ファンも一緒に盛り上がるキラーチューンになること間違いなしでしょう。
へヴィなリフも派手なギターソロもあるので、生のバンドセットで披露するなんてこともあるかもしれませんね。
今後のGO TO THE BEDSから目を離すな!
WACKの注目アイドル「GO TO THE BEDS」について紹介しました。
GANG PARADEの分裂を憂うファンも多いですが、BiSHやEMPiREに押され気味だったGANG PARADEにとって、この分裂が良い起爆剤になるのではないかと予感しています。
事実、ライブツアーが中止・延期になったにも関わらず、注目度は増していっています。
奇抜なプロモーションを仕掛けてくるWACKですから、今後も予想もしない動きをしてくるに違いありません。
GO TO THE BEDSの今後の動きに注目していきましょう。