乃木坂46の隠れた名曲ベスト10 名曲揃いのアンダー曲魅力を紹介!

乃木坂46の隠れた名曲ベスト10 名曲揃いのアンダー曲魅力を紹介!

2012年のデビューから、毎年2月に行なっているバースデーライブの開催を発表した大人気アイドルグループ・乃木坂46。9回目を迎える今年は、残念ながら新型コロナウイルスの影響により無観客配信ライブとなりましたが、各期別ライブや前夜祭など盛りだくさんの演出が発表されています。

今回のバースデーライブではファンだけでなく、乃木坂46の表題曲しか知らないという人が観る可能性が高いでしょう。そこで本記事では、乃木坂46に詳しくない人でもバースデーライブが楽しめるように、ファンの間で名曲揃いと噂されているアンダー曲を紹介します。

アンダー曲とは選抜メンバーから落ちたメンバー、通称「アンダー」と呼ばれるメンバーが歌う楽曲のこと。乃木坂46の清楚なイメージをひっくり返す名曲ばかりです。

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1.アンダーだって凄い!乃木坂46のアンダー曲ベスト10

1.1.『13日の金曜日』

2013年3月13日にリリースされた5thシングル『君の名は希望』に収録されているアンダー曲『13日の金曜日』。センターを務めたのは、元メンバーの斉藤優里さん

明るくノリのいいポップなナンバーで、笑顔が可愛らしい斉藤優里さんにぴったりの楽曲です。恋人との楽しいデートの様子や小悪魔的な部分が見える、女の子目線の歌詞になっています。可愛らしいメロディとちょっとダサさのある踊りが特徴で、ライブでは人気の高い楽曲です。

MVではダンスフラッシュモブで撮影。三井アウトレットパーク横浜ベイサイドで、メンバーそれぞれが楽曲に合わせた私服で撮影に臨みました。最初に斉藤優里さんが1人でダンスを踊り、そこに少しずつメンバーが加わっていくという流れで進んでいきます。丁度撮影していた際、近くでバーゲンセールが行なわれていたこともあり、多くの人が集まり盛り上がりました。

1.2.『扇風機』

2013年7月3日にリリースされた6thシングル『ガールズルール』に収録されているアンダー曲『扇風機』。センターを務めたのは、今や乃木坂の顔である齋藤飛鳥さん。アンダー時代の貴重な姿が見れる楽曲です。

どこか懐かしさの漂う歌詞と曲調の『扇風機』。出会った瞬間から恋に落ちたけれど、どうすればいいのかわからず心がざわついている男性が、子どもの頃に経験した甘酸っぱい恋を思い出して、昔を懐かしんでいる心情が歌われています。

MVの撮影場所は千葉県の稲毛高浜北団地。団地ならではの哀愁さと、昭和ノスタルジーな雰囲気が感じられます。

ライブでは

なぜだか扇風機に向かって あああって言いたくなる

という歌詞あるように、メンバーがファンに向かって「あーーー」と叫ぶ場面があり、それにファンも一緒になって叫ぶことが定番になっています。

1.3.『初恋の人を今でも』

2013年11月27日にリリースされた7thシングル『バレッタ』に収録されているアンダー曲『初恋の人を今でも』。センターを務めたのは星野みなみさん。5thシングルまで選抜入りをしていた彼女が、初めて選抜落ちしてアンダーメンバーになった楽曲です。

タイトルの通り、男性が初恋の人をずっと思い続ける切ない恋愛ソング。街を離れてから3年経っても初恋の相手を忘れられず、今もどこかで元気にしているのだろうか、どこかで会えるのではないだろうかと面影を探し続けています。

それまでにリリースした乃木坂のイメージとは違う大人っぽい歌詞と曲調、そしてメンバーたちの艶やかで切ない歌声がおすすめ。MVにおいてもメンバーたちが切ない表情を見せており、特に星野みなみさんの可愛さと切なさが入り混じった表情が魅力的でした。

1.4.『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』

2014年10月8日にリリースされた10thシングル『何度目の青空か?』に収録されているアンダー曲『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』。センターは、元メンバーの井上小百合さんが務めました。

こちらの楽曲は、「ファンが選ぶ!乃木坂46ベストソング」にて13位を獲得。アンダー曲でありながら、表題曲を超えるほどファンから人気を集めています。

過去についた嘘が原因で、恋人と別れてしまった僕。もしもやり直せたら…と後悔しますが、この経験が今の僕にとっては大切な思い出だったと受け入れる失恋ソングです。

MVでは、文化祭発表を控えた演劇部員たちを乃木坂メンバーが演じました。役を巡った複雑で切ない青春ストーリーが描かれています。

センターを務めた井上小百合さんは、ライブでキレのあるダンスとカッコイイ表情を披露。可愛らしい印象をガラッと変え、アンダー曲としても彼女としても代表的な楽曲となりました。

1.5.『君は僕と会わない方がよかったのかな』

2015年3月18日リリースの11thシングル『命は美しい』に収録されているアンダー曲『君は僕と会わない方がよかったのかな』。センターを務めたのは、元メンバーの中元日芽香さん。ファンからは「ひめたん」という愛称で呼ばれ、乃木坂のなかでも1番アイドル性の高かったメンバーです。

『君は僕と会わない方がよかったのかな』は、付き合っていた恋人への想いを綴ったラブソング。好きだったけれど自分のふがいない行動により、恋人を傷つけ別れてしまった男性の切ない恋心を歌っています。

MVでは、高校卒業後に同窓会を開いたメンバーたちが高校時代の思い出に浸るなか、1人地元を離れた中元日芽香が友人たちに会うため、頑張って会場へと向かう姿がドラマ仕立てで描かれています。

中元日芽香にとってこの楽曲は、初めて自身がメインとなった大切なもの。ライブでは彼女のメンバーカラーに合わせて、会場全体がピンクのサイリウムに染まり、彼女が卒業した後も引き継がれています。

1.6.『嫉妬の権利』

2015年10月28日リリースの13thシングル『今、話したい誰かがいる』に収録されているアンダー曲『嫉妬の権利』。こちらの楽曲はWセンターになっており、2020年11月に卒業を発表した堀未央奈さんと元メンバーの中元日芽香さんが務めました。

こちらの楽曲は、好きな相手への激しい愛情が込められた嫉妬ソングです。こんな自分ではダメだ。きっと好きになってもらえないだろう。と止められない嫉妬の感情が赤裸々に綴られています

アンダーメンバー21人全員が、誰かしらのことを想うという嫉妬の連鎖が描かれているMV。メンバーたちの嫉妬に満ち溢れた表情や行動が見所です。また、ラストでは、あるメンバーによる衝撃の映像が映し出されます。機会があれば、ぜひご覧ください。

こちらの楽曲はライブでも人気のある楽曲。嫉妬の感情を爆発させたアンダーメンバーたちのパフォーマンスに目が離せません。

1.7.『風船は生きている』

2017年3月22日リリースの17thシングルで、乃木坂46初のレコード大賞受賞となった『インフルエンサー』に収録されているアンダー曲『風船は生きている』。センターを務めたのは、この曲が初センターの渡辺みり愛さん

アコースティックギターのイントロで始まる、ノリのいいダンスナンバーです。大人や世間の堅苦しい圧力に、負けそうな若者の背中を押す応援ソングとなっています。もっと楽に力を抜いて生きていこう。辛いときはしっかり休んで、元気になったらまた動きだそうよと元気づけてくれます。

MVではスーツを着たメンバーが、裁判長や裁判官、弁護士、検事に扮して、胸ぐらを掴み合ったり、物を投げたりと激しく争うシーンを披露しました。

このときのアンダーメンバーは、「史上最弱・史上最小」(のちに23thシングル『Sing Out!』のアンダー曲『滑走路』で最小人数10人となる)と呼ばれていました。しかし、その逆境を12人で乗り越え、見事アンダーライブを大成功させます。ファンは彼女たちの苦労を知っているからこそ、よりこの曲を推しているのです。

1.8.『アンダー』

2017年8月9日にリリースされた18thシングル『逃げ水』に収録されているアンダー曲『アンダー』。Wセンターを務めたのは、北野日奈子さんと元メンバーの中元日芽香さん

『アンダー』はタイトルの通り、アンダーメンバーのことを歌った楽曲で、秋元康氏がアンダーメンバーのパフォーマンスを見て作られたそうです。力強いメロディーに乗せられた、アンダーが抱える不安や葛藤をストレートに綴った歌詞が、あまりにも辛すぎるとファンから話題になりました。当時、アンダーメンバーのなかでも、自分たちがこの曲を歌うことに抵抗を感じていた人がいたようです。

しかし、ライブではその想いをバネにして、私たちアンダーだってまだまだやれる!選抜よりも輝ける!という熱い気持ちがひしひしと伝わってくるパフォーマンスを披露しています。

MVではアンダーメンバーたちの6年間の活動を、ドキュメンタリーにして収録。ファンの少ない会場でのライブ風景や、選抜発表の様子など、アンダーメンバーたちが苦悩する姿が映し出されています。

1.9.『三角の空き地』

2018年8月8日にリリースされた21stシングル『ジコチューで行こう!』に収録されているアンダー曲『三角の空き地』。センターを務めたのは元メンバーの中田花奈さん。彼女にとっては約6年ぶりのアンダーセンターとなった楽曲です。

人の心の変化を歌ったナンバー。愛し合っていた恋人の心の変化に気づけず、別れてしまった男性の切ない感情が伝わってきます。気づけなかったことへの後悔、そして恋の難しさをアンダーメンバーがしっとりと歌い上げています。

MVの内容は、まもなく閉店を迎えるダンスホールを舞台に、メンバー演じるダンサーたちが最後のダンスを披露するというストーリー。メンバーによる大人の色気溢れる表情とダンスが印象的で、特に乃木坂の中でもダンスの表現力が高いと言われている中田花奈のパフォーマンスは目を引きます。メンバーによって異なる衣装に注目しながらご覧ください。

1.10.『日常』

2018年11月14日にリリースされた22ndシングル『帰り道は遠回りしたくなる』に収録されているアンダー曲『日常』。2017年より活動休止していた北野日奈子さんが、1年ぶりにアンダーセンターを務めました。

曲調もダンスも激しく、ライブで必ず盛り上がる楽曲です。「電車」をテーマにした歌詞になっており、変化のない窮屈な日常から脱却し、新しい自分に変わりたいという強い意志が伝わってきます。

とくに、ライブで魅せる北野日奈子さんの鬼気迫る表情とパフォーマンスは注目ポイント。絶対に生で見てほしい楽曲です。

MVでは独特の世界観を演出。遊牧民になったメンバーたちの、シュールでコミカルな日常を描いています。

2.最後に…

乃木坂46は選抜曲だけではなく、アンダー曲にも名曲が隠されていることが分かってもらえたのではないでしょうか。

清純」「清楚」「おしとやか」というイメージの乃木坂46ですが、意外にもアイドルらしくない楽曲も歌っています。今回紹介した楽曲以外にもアンダー曲には名曲が多数ありますので、ぜひ聞いてみてください。

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