涙腺崩壊! 日本語ロックの【泣ける名曲】10選

涙腺崩壊! 日本語ロックの【泣ける名曲】10選

「ロック」と聞くと、激しいリズムや爆音のギターなどハードなイメージをお持ちの方も少なくないでしょう。

しかし、「ロック」の中にも涙なしでは聞けないような名曲がたくさんあります。

今回は泣ける日本語ロックを、「家族との思い出編」「悲しい別れ編」「人生編」の3つに分けてご紹介。

ハンカチを用意してご覧ください!

家族との思い出編

10-FEET/アンテナラスト

「10-FEET(テンフィート)」は、京都府出身のスリーピースバンド。

むせ返りそうになるほどの熱いサウンドや歌詞が老若男女問わず人気の彼らですが、家族を思いホロリと泣ける1曲があります。

それが、2016年7月にリリースされた「アンテナラスト」という楽曲。

同曲はおばあちゃん子だったというボーカル・TAKUMAの祖母が亡くなったことをきっかけに作られました。

両親が共働きだったため祖母と過ごす時間が多かったと語っていますが、当時は駄々をこねたり困らせてしまったりすることが多かったそう。

<母の帰りを待つ私に/あなたじゃ嫌だと泣く私に/それでもあなたは優しくて/ずっとそばにいてくれました>というフレーズに、同じ経験がある方はかなりグッとくるのではないでしょうか?

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かりゆし58/アンマー

「かりゆし58」は沖縄出身の4人組バンド。沖縄を感じさせるサウンドや温かい歌詞が人気です。

そんな彼らの代表曲でもありブレイクするきっかけになった曲が「アンマー」

「アンマー」は沖縄の方言で「母」を意味する言葉ですが、そのタイトル通り母親への感謝が歌われています。

同曲はかなりやんちゃしていたと言うボーカル・前川の実体験をもとに作られたそう。

幼少期の思い出や母親に反抗してしまったことなどが歌われている中で特に泣けるのが、自分が父親になった心情が歌われている点。

<アナタのもとに生まれ落ちたことは/こんなにも幸せだった/今頃ようやく気づきました/こんな馬鹿な私だから>というフレーズの後に歌われる思いや行動は涙なしでは聞けません。

ぜひチェックしてみてください。

ロードオブメジャー/親愛なるあなたへ…

「ロードオブメジャー」は番組の企画をきっかけに結成された4人組バンド。

「大切なもの」という楽曲でデビューしかなり有名になりましたが、現在は解散しそれぞれ活動しています。

そんな彼らが送り出した至極の一曲が、2005年にリリースされた「親愛なるあなたへ…」という楽曲。

一見するとラブソングのようなタイトルですが、<あなたの背中で教わった事/同じ様にそっと伝えられるかな>という歌詞に象徴される様に両親に向けた思いが歌われています。

ボーカル・北川の凜とした歌声とスローなメロディーが相まって、感動は倍増。

子供目線で聞いても泣けますし、仮に親になってなかったとしても「こんなこと子供にいわれたら…」と想像で泣ける一曲です。

悲しい別れ編

サンボマスター/ラブソング

「サンボマスター」は叫ぶ様に歌う姿が印象的なスリーピースバンド。

いわゆる「泥臭い」ロックを奏で続ける彼らにも泣ける一曲があります。

それが、2009年にリリースされた「ラブソング」というスローバラード。

タイトルはさておき、同曲は「失った人に歌いたかった」という思いから作られたそう。

ボーカル・山口が絞り出す様に歌う<あいたくて/あいたくて/どんな君でも>というサビは大号泣間違いなし。

もちろん、失恋ソングとして聞いても泣ける一曲です。

辛い別れがあったという方、ぜひ「ラブソング」を聞いて悲しみに浸たり、傷を癒しましょう。

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WANIMA/1106

「WANIMA(ワニマ)」は熊本県で結成されたスリーピースバンド。

陰と陽で表すなら圧倒的に「陽」のイメージが強い彼らですが、2014年にリリースされたアルバム「Can Not Behaved!!」に収録されている「1106」では悲しい別れを歌っています。

同曲が生まれたきっかけは、ボーカル・KENTAの祖父が亡くなったこと。

<拝啓/新しい生活に慣れてきたところでしょうか?>という手紙のようなフレーズから始まり、祖父との思い出や祖父に向けた思いが切々と歌われています。

ちなみに、タイトルは命日を表しているんだそう。

<4時49分/ありふれた景色が変わった>と歌詞にある様に、亡くなった瞬間まで鮮明に描かれています。

ボーカル・KENTAの祖父に対する想いや感謝が伝わる一曲です。

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MONGOL800/スコール

「MONGOL800(モンゴル ハッピャク)」は沖縄で結成されたバンド。

彼らの代表曲「小さな恋のうた」や「あなたに」は世代を問わず愛されているため、彼らをご存知の方も多いことでしょう。

ヒット曲はラブソングや故郷・沖縄への思いを歌ったものが多いですが、実は悲しい別れを歌った楽曲もあります。

それが、2006年にリリースされたアルバム「Daniel」に収録されている「スコール」という楽曲。

同曲はボーカル・キヨサクの親しい友人が立て続けに亡くなってしまったことをきっかけに作られたそう。

<いつまでもずっと側にいて/泣いたり笑ったり/何気ないありふれた/ささやかな願いでしょう>というもう叶うことのない日常を願うフレーズは、聞くたびに胸が苦しくなります。

失恋ソングとして聞いても涙が止まらなくなる一曲ですので、傷心中の方はぜひ聞いてみてください。

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人生編

フラワーカンパニーズ/深夜高速

「フラワーカンパニーズ」は愛知県で結成された4人組バンド。

20年以上のキャリアを持つベテランバンドの泣ける名曲といえば、2004年にリリースされた「深夜高速」です。

<生きててよかった/そんな夜を探してる>というフレーズはとても有名なので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

楽曲全体を通して歌われているのは人生に対する葛藤。

前進しているのか後退しているのか、ただ年を取っているだけじゃないかなど、悶々とした気持ちが歌われています。

しかし、楽曲後半では<いこうぜ/いこうぜ/全開の胸で>と聞き手を強く鼓舞してくれるのが泣けるポイント。

人生に迷った時、泣きながら聴きたい一曲です。

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怒髪天/歩きつづけるかぎり

「怒髪天(ドハツテン)」は結成35周年を超えるベテラン4人組バンド。

加齢や労働など「オトナ」にまつわることを明るくポジティブに歌い続ける彼らの楽曲の中でも特に涙を誘うのが、2012年にリリースされた「歩きつづけるかぎり」という楽曲です。

<青い春は過ぎて/あぁ/消えちまった>と、夢を叶えることなく年を重ねてしまったことを悔やむ歌詞から始まりますが、サビはかなり前向き。

<未だ夢は覚めず/胸焦がすならば/旅に終わりはない/歩き続ける限り>と、とてもシンプルに夢に迷う人の背中を押すようなフレーズが歌われています。

この歌詞をボーカル・増子がしゃがれ声で歌うのがまたいいところ。

いろんな意味で「本物」の大人に励まされているようで、「自分もまだまだ頑張れるかも」と泣いてしまいそうです。

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BRAHMAN/今夜

「BRAHMAN(ブラフマン)」はTOSHI-LOW(トシロウ)率いる4人組バンド。

ハードな英詞ロックのイメージをお持ちの方も少なくないと思いますが、実は彼らの楽曲の中にも日本詞でほろりと泣けるような曲があります。

そのうちの一つが、2017年にリリースされた「今夜」です。

同曲は映画「あゝ、荒野」の主題歌として書き下ろされた作品で、ボーカルに「ELLEGARDEN」の細美武士が参加しているという豪華な一曲。

歌い出しの<涙を流す前に/眠ったふりをした/あゝ今夜 このまま/朝まで眠ってしまおう>というフレーズは弱った心の中にある真の強さを教えてくれるようで、ハッとします。

優しいメロディーとあたたかい歌声がマッチしており、ボロボロになった心にそっと寄り添ってくれそうです。

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GLIM SPANKY/大人になったら

「GLIM SPANKY(グリムスパンキー)」は2007年ごろから活動してる男女ユニットです。

「ユニット」というとロックとは離れたイメージがありますが、ボーカル・松尾レミのハスキーで力強い歌声はまさにロック。

楽曲も疾走感や強さに溢れたものが多く、いまでは大型ロックフェスティバルの常連です。

そんな彼らの真骨頂とも言えるのが、2015年にリリースされたアルバム「SUNRISE JOUNEY」に収録されている「大人になったら」という楽曲。

同曲はボーカル・松尾が大学生のときに生まれたそうで、大人になることや夢を追い続けることへの葛藤がリアルな情景とともに歌われています。

たとえ音楽でなくても、何か夢を持ち続けている人なら通ずるものがあるはず。

ぜひ夢や現状を思いながら、ハスキーな声や歌詞に浸ってみてください。

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まとめ

お気に入りの一曲や、思わず涙してしまった一曲はありましたか?

ロックというと荒々しいイメージが強いですが、これを機にぜひ他の一面にも注目してみてください。

まっすぐに夢を追い続けてきた強い気持ちや、心のそこから家族を大切に思う気持ちなど、意外な深さや優しさを見つけられるかもしれませんよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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