【永久不滅】伝説のロックバンド ザ・ブルーハーツの名歌詞10選

【永久不滅】伝説のロックバンド ザ・ブルーハーツの名歌詞10選

飾り気のないシンプルなサウンドとメッセージ性の強い歌詞で、1980年代後期から1990年代初期にかけて勃発した第二次バンドブームのトップランナーとしてシーンを牽引したロックバンド、ザ・ブルーハーツ

“リンダリンダ”“情熱の薔薇”など多くの楽曲をヒットチャートに送り込んだザ・ブルーハーツは、1995年に電撃解散した後も根強い人気を誇っており、リアルタイムでは体験していない世代にも大きな影響を与えています。

横文字を多用しない日本語主体の歌詞やヴォーカリストの甲本ヒロトの歌唱スタイルはインパクト絶大で、のちの日本語パンクブームから誕生したバンドの多くにもその影響が色濃く反映されていました。

私的な話になって恐縮ですが、筆者もザ・ブルーハーツから多大な影響を受けたひとりで、彼らのデビューアルバム『THE BLUE HEARTS』を聴いた時の衝撃は忘れられません。
間違いなく自分の人生を決定的に変えてしまった1枚だと断言できます。

思春期特有の怒りや焦燥感、将来への漠然とした不安、無理解な大人たちへの反発、社会からの疎外感などをまっすぐな言葉で歌ったザ・ブルーハーツの楽曲は、「自分の気持ちをわかってくれる人がいる!」と思える唯一のものでした。

今回の記事では、ザ・ブルーハーツの歌詞に焦点を当てていきますが、“リンダリンダ”や“情熱の薔薇”、“人にやさしく”などテレビやラジオなどでお馴染みの楽曲はあえて外しています。
歌詞だけではなく音楽も素晴らしい楽曲を選んでいますので、歌詞を読んで感じるものがあれば、実際に聴いてみていただけると嬉しいです。

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ザ・ブルーハーツ / THE BLUE HEARTS


バンドメンバー

  • 甲本 ヒロト(こうもと ひろと) / ヴォーカル、ブルースハープ、ギター
  • 真島 昌利(ましま まさとし) / ギター、ヴォーカル
  • 河口 純之助(かわぐち じゅんのすけ) / ベース、ヴォーカル
  • 梶原 徹也 (かじわら てつや) / ドラム

1985年に甲本ヒロトと“マーシー”こと真島昌利を中心に結成されたザ・ブルーハーツは、1987年にシングル“リンダリンダ”でメジャーデビューして以降、1995年の解散までに8枚のオリジナルアルバム発表しています。

デビュー以前にベーシストとドラマーの交代があったものの、1986年4月に梶原徹也が加入した以降は、解散まで不動のラインナップで活動を続けました。
特に甲本と真島の絆は強く、ザ・ブルーハーツが解散した1995年からは↑THE HIGH-LOWS↓(ザ・ハイロウズ)、2006年からはザ・クロマニヨンズで活動を共にしており、“ヒロト&マーシー”としてファンから愛されています。

数多くのヒット曲を持つ“シングルバンド”よりも“アルバムバンド”としての性格が強く、トップ10シングルが3枚なのに対し、アルバムは全8枚中6枚でトップ10を獲得しました。(1988年のサードアルバム『TRAIN-TRAIN』以降は、すべてのアルバムが3位以内)

解散理由は公式発表されていませんが、解散発表後におこなわれたメンバーへのインタビューなどから、「ザ・ブルーハーツというバンドでやれることは全てやりきった」からだということが推測できます。
1993年の連作アルバム『STICK OUT』『DUG OUT』の出来映えに満足した甲本は、ザ・ブルーハーツが最高地点にたどり着いてしまったことを感じたと語っています。
充実したアルバムを作った後ですから、同じような路線で続けていくこともできたとは思いますが、また0からスタートできる新たな環境を望んだということでしょう。

約10年の活動期間を全力で駆け抜けたザ・ブルーハーツは、メガヒットを記録したバンドではありませんが、記録よりも記憶に残るバンドとして今でも多くのファンに愛され続けています。

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