紡ぎ出すメロディからエナジーがほとばしるような元気な3ピースロックバンド、WANIMA。
2010年に結成以降、楽曲リリースやライブ活動のほか、ドラマや映画、CMなどとの数々のタイアップも果たし、さまざまなシーンからリスナーに熱い歌を届け続けている彼ら。
飾らないストレートな歌詞や力強いサウンドで、WANIMAらしい世界観を作り上げています。
今回はそんなWANIMAの楽曲の中からおすすめソング10選をご紹介!
道に悩んでいる人、大きな壁にぶつかっている人など、落ち込みがちな状況にいる人もきっと大きな活力をもらえるはずです。
目次
WANIMAのおすすめソング10選
1106(2014年)
WANIMAらしい厚みある音はそのままに、穏やかさやセンチメンタルさが際立ったナンバー。
インディーズデビュー時のミニアルバム「Can Not Behaved!!」に収録されています。
懐かしさを感じるようなやさしい情景、そして「あなた」へ綴るメッセージ。
この「あなた」とは、ボーカル・KENTAのおじいさんのこと。
KENTAが自身の亡くなったおじいさんのことを想いながら作った曲なのです。
タイトルはおじいさんの命日に由来するものなのだそう。また、MVはKENTAとギター・KO-SHINの地元である天草の海で撮影されました。おじいさんが実際に漁をしていた海での撮影に、並々ならぬこだわりを持っていたことをインタビューで語っています。
「そっちに海はありますか?」
「どこにいるかわかるように気付くように手をふる」
新たな船路を漕ぎ出した祖父に送る、思い出と親愛に溢れた言葉の数々が胸を打ちます。
WANIMAらしい力強いサウンドを残しつつ、やわらかさとせつなさが入り混じった抒情的な楽曲です。
THANX(2015年)
1stフルアルバム「Are You Coming?」に収録されているナンバー。
WANIMA流の前向きな別離ソング。
「雲の上のあいつ」という歌詞が示すように、この世界を離れてしまった人への溢れんばかりの感謝が込められています。
「離れるのは距離だけ」このフレーズに自身の状況を重ね、元気をもらった人は少なくないでしょう。
WANIMAの前身となるバンド時代から存在した、バンドにとってとりわけ馴染み深い曲でもあります。
リベンジ(2015年)
こちらも同じく「Are You Coming?」の収録曲。
このアルバムに収録されているナンバーはそれぞれ曲調が異なり、WANIMAの魅力を多方面から味わえるのがポイントですが、リベンジもまたほかの曲と一味ちがったかっこよさがあります。
ベース・ギター・ドラムそれぞれのサウンドの魅力を存分に堪能できるところもポイントです。
ともに(2016年)
デビュー2作目のシングル「JUICE UP!!」に収録されているナンバーです。
WANIMAの真骨頂である溌剌さやパワフルさがたっぷり詰まった気持ちの良い1曲。
悩んでいる人を励ますような歌詞が力強く、パワーをもらえます。
プールに囲まれ水しぶきの中でWANIMAがパフォーマンスするMVもエネルギッシュで、小さな心配など吹き飛んでしまいそうです。
やってみよう(2017年)
大人気CM「三太郎」シリーズに起用されたナンバー。
この曲でWANIMAに興味を持ち始めたという方も多いのではないでしょうか?
「♪丘を越え行こうよ」でおなじみの超有名な童謡「ピクニック」を大胆にアレンジしています。
エネルギッシュでパワフル、WANIMAらしさがたっぷりミックスされた軽快なメロディ。
スカンと抜けるような気持ち良さが始めから終わりまで詰まっています。
さまざまなことに挑戦する三太郎たちの映像ともベストマッチしていました。
終始アップテンポで明るい曲調ながら、ふとした部分でホロリとしてしまうのは、この楽曲の歌詞が溢れんばかりの前向きな言葉で綴られているからでしょう。
上手くいかないことがあったとき、この歌を口ずさみながらトライ!トライ!すれば、もっと頑張れそうな力が湧いてくるはず。
WANIMA人気のきっかけをつくった、ハッピーで楽しい楽曲です。
なお、2017年のエイプリルフールには、同曲のパロディ「やめてみよう」が期間限定でau公式サイトにアップされました。
無理な減量や過激なダイエットを「やめてみよう」と呼びかけるシュールで味のある歌詞が話題になりました。
CHARM(2017年)
タイトルの通り、さまざまな思いを胸にする人のおまもりのような曲になって欲しいと願いを込められたナンバーです。
自分の道を進もうとする人の背中を押してくれるような、真っ直ぐで力強いサウンドと歌詞が特徴。
「フレーフレー」というストレートな応援があたたかいですね。
また、どこか素朴さを感じるメロディが、田舎の畑でパフォーマンスするMVとベストマッチ。
耳馴染みが良く何度も聞きたくなるような、ずっとそばに置いておきたくなる楽曲です。
ララバイ(2017年)
ダウンタウンの松本人志とWANIMAが共演し、大きな話題を呼んだタウンワークのCMで使用された曲です。
CM内で替え歌にもなったあのキャッチーなフレーズが気になったという方もいるのでは?
シングル「Gotta Go!!」に収録されています。
ハイテンポでかっこいい、ロック色の強いナンバーで、ややアダルティな歌詞も魅力的。
WANIMAというと明るくハツラツとした曲をイメージする方が多いかもしれませんが、実は彼らは大人っぽいナンバーも数多く生み出しています。
WANIMAファンの中にはこのララバイのようなクールな楽曲を一押しする人も少なくありません。
ノリノリな気分になりたいとき、テンションを上げて盛り上がりたいときなどに聴きたくなる曲です。
シグナル(2018年)
MVで海をバックに砂浜でパフォーマンスするWANIMAの姿がハマる、爽やかでポジティブなナンバー。
ザ・メロコア感溢れるメロディラインに心が躍るリスナーも多いはず。
アルバム「Everybody!!」に収録されています。
どこを切り取っても前向きな力が溢れ出すようなメロディに、落ち込んでいる人もきっと元気をもらえるでしょう。
WANIMAの明るさをギュッと凝縮したようなビタミンソング。
夏のどこかへ(2019年)
三ツ矢サイダーのCMソングとして話題を集めたナンバー。
「やってみよう」と並んでWANIMAをよく知らない人でも聞いたことがあるであろう楽曲です。
2019年夏にリリースされたシングル「Summer Trap!!」に収録されています。
WANIMAらしい魅力がたっぷり詰まった元気爆発ソングで、悩みや不安を吹っ飛ばすような歌詞に疾走感溢れるメロディがよく似合います。
夏祭りのやぐらでパフォーマンスするMVも楽しく、夏に高揚する気分が盛り上がること間違いなし。
夏を待つ季節にも、夏真っ只中にも聴きたくなるようなはじけるフレッシュ感が魅力です。
りんどう(2019年)
アルバム「COMINATCHA!!」に収録されているナンバー。
いつもの明るいサウンドとは一味違う、しっとりしたバラード調のメロディが印象的です。
りんどうは、WANIMAメンバーのふるさとである熊本県の県花。
熊本県は2016年に熊本地震が起きるなど、近年数々の厳しい場面にさらされてきました。
熊本への思いをたっぷり込めたこの曲は、りんどうの花の強さを重ねて生きることや命のを伝えるメッセージソング。
自分の故郷を重ね合わせ大きな共感を感じたリスナーも多いことでしょう。
ふるさとを想う全ての人におすすめしたい、ハートフルな1曲です。
最新情報
4/28配信リリースの新曲”旅立ちの前に(short film ver.)”のKENTA弾き語り映像公開!
WANIMAの公式YouTubeチャンネルにてKENTA(Vo/Ba)による弾き語り映像”旅立ちの前に(short film ver.)”が公開されました!
まるで短編映画のような仕上がりのこの映像を是非ご覧ください。
東京2020主催プログラムに楽曲提供
WANIMAが昨年8月の「シブヤノオト Presents WANIMA LIVE SPECIAL」にて初披露した楽曲「和心」を「東京2020 NIPPONフェスティバル」の主催プログラム「わっさい」に提供することが発表されました。
最後に
元気が出ないとき、落ち込む心にWANIMAの歌はよくしみます。
また、迷いや悩みがあるときは道標になってくれます。
そう、WANIMAは聴く人に前向きな気持ちや頑張る気力を与えてくれる栄養剤のような存在。
最近心に栄養が足りていないなあという方は、ぜひこの記事を参考にWANIMAのおすすめソングで元気を補給してみてはいかがでしょうか。
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