顔出しNG? 正体不明の覆面系アーティストを総力特集!

顔出しNG? 正体不明の覆面系アーティストを総力特集!

Unknöwn Kun


2018年、ネット界隈で騒がれたシンガーソングライター・Unknöwn Kun(アンノウンクン)は、全てが謎に包まれた存在です。デフォルメされたキャラクターにフードを被った少年のイラストが突如掲載。あまりに唐突に現れたため、まさに彗星のごとくといった表現がぴったりな人物です。

過去の発言から東京都出身の日本人男性ということは判明しているようです。しかし、プロフィールなどはほぼ不明。SNSなどではチラ見せの画像が投稿されていますが、どれも個人を特定するには情報が少なすぎるというのが現状です。

しかし、プライベートが公開されていなくても、彼の魅力に惹き込まれる人は少なくありません。CMやテレビ番組のタイアップ曲を手がけ、自身のYouTubeチャンネルに投稿している動画のクオリティは非常に高いものとなっています。

ヒップホップやレゲェ、ロックなど幅広く音楽と触れ合い、それを生かしたMVは実写だけでなくアニメーションなども駆使したこだわりがあります。

エレクトロな雰囲気かと思えば、歌詞やメロディに注目してみるとフォークソングに近く、その音楽性は現代の流行とうまく合致させた独創的なものに仕上がっています。

また、とあるインタビューでは自身の更なる飛躍を目指して、日本の良さを生かした英語の曲も取り入れたいと語っており、和を意識したアニメーションMVにも着手したいと語っていました。

謎多きシンガーソングライター・Unknöwn Kunが、今後どのように活躍するのか注目です。

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ClariS


ニコニコ動画で「アリス☆クララ」名義で活動を始め、歌ってみた動画などを投稿していた女性二人組ユニットのアリスクララ。その後、直接のオファーによりレーベル・SACRA MUSICと契約。ユニット名をClariS(クラリス)と変更し、本格的な活動が始まりました。

現役中学生ということもあり、詳細なプロフィールや顔出しはしていませんでした。代わりにアニメイラスト調で描かれた二人の似顔絵が使用されていました。覆面やアニメイラスト、現役の中学生ということもあって大きな話題を呼び、デビュー直後から多くのファンを獲得したユニットです。

そんな彼女たちが活躍する場は主にアニソンです。デビュー曲となった、テレビアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のオープニングテーマ曲「irony」を筆頭に「魔法少女まどか☆マギカ」「コネクト」など、数多くのタイアップ曲を担当してきました。アニメ作品に詳しい人であれば知っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、初期からクララと活動を共にしてきたアリスが、学業を優先したいという理由で2014年に脱退してしまいます。その後は「新生ClariS」の始動が発表され、アリスの穴を埋めるためにカレンが新メンバーとして2014年末に加入しました。

その後も数々のアニソンやカバー曲を手がけてきたClariSの二人。ミステリアスなベールに包まれながらも、多くのファンに支持されてきました。しかし、そんな彼女たちが2017年9月16日に行われた横浜ライブにて、ついに素顔を解禁。これまで多くの覆面アーティストが誕生してきましたが、彼女たちのように素顔を解禁したアーティストというのはあまり多くないでしょう。この素顔解禁にはファンも驚きを隠せず、意見も賛否両論あったようです。

ちなみにClariSはこれまでの活動をシーズン1としており、素顔を解禁したライブを境にシーズン2が始まることを発表しました。2020年でデビュー10周年となるClariSですが、元覆面アーティストとして、これからどのような活躍をするのか楽しみですね。

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amazarashi


2010年にメジャーデビューを果たしたamazarashi(アマザラシ)は、秋田ひろむ(Vo./Gt.)豊川真奈美(Key.)の二人によって構成されているロックバンドです。現在はソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズに所属しています。

特徴的なのは、まず彼らの歌詞でしょう。作曲を担当している秋田ひろむが紡ぎ出す歌詞は、「生と死」を表すように、明暗が共存する世界観となっています。

その独特な歌詞には、心に突き刺さるようなリアルさが特に込められており、インパクト溢れる描写に多くの人が強い共感を抱いています。

また音源ではなく、映像やライブでの演奏は、彼らの歌詞により強い力を感じられるかもしれません。amazarashiは楽曲の世界観を最大限に伝えるために、ありとあらゆる技術を用いて演出を加えるのが特徴的です。その時、バンドメンバーの姿が見えないのも、彼らなりの工夫のようです。

少し前までは、バンドメンバーが隠れるように半透明のスクリーンを設置するのが常でした。そのミステリアスな舞台とamazarashiの音が合わさって、誰もが惹きつけられたのではないでしょうか。

最近ではその使用は変更され、巨大な4面LEDで覆うという進化を遂げています。これはライブをより楽しませる工夫のようで、観客に強烈な印象を与えることでしょう。

顔出しをしない、独特な歌詞、ライブや映像での演出。どれか一つでも欠けてしまえば、今のamazarashiはなかったでしょう。彼らがどのように聴き手を魅了してくれるのか、今後も期待です。

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