“生と死”、“希望と絶望”等、真逆の表現を一挙にまとめた歌詞で共感性の強いメッセージを訴えかけてくる2人組ロックバンド「amazarashi」(アマザラシ)。
顔出し・メディア露出がほとんどない謎多きバンドですが、その共感性を強く誘いかける世界観で大きな注目を集めています。
2020年6月9日にはメジャーデビュー10周年を迎え、今後もこれまで以上の活躍に期待が寄せられているようです。
今回は、そんなamazarashiのプロフィールや経歴、魅力、おすすめ楽曲をご紹介します。
目次
amazarashiとは?
amazarashiは、ボーカル&ギター担当の秋田ひろむさん、キーボード&コーラス担当の豊川真奈美さんによる青森発の2人組ロックバンドです。
2007年に結成され、2009年2月にミニアルバム『光、再考』でレインボーエンタテインメントよりインディーズデビュー。
翌年4月には現在も所属するソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズへのレーベル移籍を発表し、同レーベルより6月に発売したミニアルバム『爆弾の作り方を』でメジャーデビューを果たしました。
これまでに日本武道館公演を達成しているほか、2015年からは日本最大級のロックフェス「COUNTDOWN JAPAN」へ毎年出演するほどの実力派。
秋田さんの紡ぎ出す歌詞の世界観、独特な歌声で大勢のファンを魅了しています。
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秋田さんによると、「amazarashi」というバンド名は「日常に降りかかる苦しみや悲しみを雨に例えて付けた」と明かされています。
「自分たちは雨曝しだが、“それでも”というところを歌いたい」という思いが込められているそうです。
amazarashiのメンバー
秋田ひろむ
担当:ボーカル&ギター
生年月日:1980年3月25日(40歳)
出身地:青森県上北郡横浜町
ボーカル&ギター担当であると共に、amazarashiが発表した全ての楽曲の作詞・作曲を務めるメンバーです。
小学6年生の時に自身の姉が聴いていた小室哲哉さん、宇都宮隆さん、木根尚登さんによる音楽ユニット「TM NETWORK」に憧れを抱き、お年玉でキーボードを購入したのが音楽の道を志すきっかけだったのだとか。
デビュー前は上京してバンド活動をしていた時期もありましたが、なかなかデビューに至らなかったことから秋田さんだけ当時所属していたバンドから抜けて出身地の青森に帰省。
その後、現在のキーボード&コーラス担当の豊川真奈美さんに出会ったといいます。
自称“ゲームオタクミュージシャン”で、2012年から2014年まで好きが高じて「ゲーム、再考」というサイトでゲーム関連のコラムを書いていた時期もあったそうです。
豊川真奈美
担当:キーボード&コーラス
生年月日:非公開
出身地:非公開
amazarashiのキーボード&コーラス担当で、秋田さんの奥さんでもある豊川さん。
人見知りの彼に代わり、バンドのスケジュール管理や仕事のオファーを取ってくるのは彼女の役割のようです。
年齢や出身地等、細かいプロフィールはは明かされていませんが、おそらくバンドを結成した青森が地元ではないかと考えられています。
amazarashiの経歴
結成時のバンド名は「STAR ISSUE」
2007年1月、「希望の光のような歌を、雑誌や新聞のように定期的に発信していきたい」という思いを込めた、前身のバンド名「STAR ISSUE」として青森県で結成されたamazarashi。
同年5月26日に地元のアマチュアバンドによるライブイベント「グルコン Vol.17 青森~Joker Style Summit~」で“ローランド賞”を受賞し、以降はバンド名を「あまざらし」と改めて活動していきます。
インディーズデビューが決定
2008年になると、現在の所属事務所であるレインボーエンタテインメントのプロモーションスタッフが担当アーティストのキャンペーンのために青森県内のFMラジオ放送局を訪問していた際、番組内でamazarashiの曲を聴いたことがきっかけとなりデビューの話が舞い込みます。
それに当たり、秋田さんが人付き合いを苦手とする性格であること、歌詞の世界観を聴き手に一番重視してもらいたいことを理由として“顔出しなし”で活動する方針が決定。
そして翌年2月18日、青森県内のCDショップ限定で発売したミニアルバム『光、再考』でインディーズデビューを果たしました。
同年12月9日にはミニアルバム『0.』を県内限定で500枚のみリリースし、同作以降“てるてる坊主のキャラクター「amazarashiくん」”をバンドのイメージキャラクターとして据えるように。
バンド名表記を改めてメジャーデビュー
2010年2月10日には、バンド名の表記を「amazarashi」と改めたうえで昨年発表した『0.』にボーナストラックを1曲追加した全国流通版のミニアルバム『0.6』をリリースします。
また、同年4月29日には所属レーベルをソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズへの移籍を発表し、6月9日にミニアルバム『爆弾の作り方』で堂々のメジャーデビュー。
アルバムタイトルと同名のリード曲「爆弾の作り方」は、オンラインFPSゲーム『STING』のイメージソングに起用されました。
さらに、11月24日に2ndミニアルバム『ワンルーム叙事詩』を発売。
同作に収録されている7曲は、全て“生と死”に関わる内容をまとめた歌詞で紡がれ、聴き手に大きな衝撃を与えました。
ドラマタイアップと1stライブの開催
2011年1月8日、女優の川島海荷さんが初主演を務めたTBS系列ドラマ『ヘブンズ・フラワー The Legend of ARCANA』の主題歌に新曲「アノミー」を起用されることが発表され、初のドラマタイアップを果たしたamazarashi。
同年3月16日に3rdミニアルバム『アノミー』をリリースし、6月17日に渋谷WWWにて彼等初のワンマンライブ『amazarashi 1st LIVE 「この街で生きている」』を開催します。
先述した通り、歌詞を重視したいという秋田さんの意思に沿ってライブのステージは半透明のスクリーンで覆われ、素顔を見せない演出が採られました。
1stフルアルバムを携えたライブツアーを開催
全て新曲で構成された初のフルアルバム『千年幸福論』を11月16日に発売しamazarashiは、翌年1月28日に渋谷公会堂にてそれを携えたライブ『amazarashi LIVE「千年幸福論」』を開催。
6月13日には4thミニアルバム『ラブソング』をリリースし、同アルバムを携えた彼等初のライブツアー『amazarashi LIVE TOUR 2012 「ごめんなさい ちゃんといえるかな」』を6月30日から7月8日にかけて実施しました。
また、11月30日には彼等にとって2度目となる渋谷公会堂でのワンマンライブ『amazarashi LIVE 「0.7」』を開催し、初めて会場後方にもスピーカーを設置した演出を採用します。
フェス出演と楽曲提供、対バンライブの実現
2013年4月10日にリリースした5thミニアルバム『ねえママ あなたの言うとおり』を携え、5月31日から6月9日までライブツアー『amazarashi LIVE TOUR 2013 「ねえママ あなたの言うとおり」』を開催したamazarashi。
同年8月16日には、音楽フェス『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2013 in EZO』に参加し、彼等にとって初のフェス出演を達成します。
同月28日には、中島美嘉さん直々のオファーを受けて秋田さんが作詞・作曲を手掛けたリード曲「僕が死のうと思ったのは」とカップリング曲「Today」を含めるシングル「僕が死のうと思ったのは」で初めて他のアーティストへの楽曲提供を実現。
さらに、9月30日にはLIQUIDROOM ebisuにて実施された「TK fron 凛として時雨」との初の対バンライブ『LIQUIDROOM 9th ANNIVERSARY presents “UNDER THE INFLUENCE』に出演します。
同ライブで披露された「あんたへ」、「匿名希望」の2曲を含む7曲を収録した7thミニアルバム『あんたへ』は、11月21日にリリースされました。
メンバーの活動休止から再開まで
2014年1月6日、キーボード&コーラス担当の豊川さんが体調不良を理由に“当面の活動休止”を発表します。
彼女の不在を受け、前年にリリースされた『あんたへ』を携えた同月11日からのライブツアー『amazarashi LIVE TOUR 2014「あんたへ」』には、キーボードのサポートメンバーとしてロックバンド「オトナモード」の元メンバーである山本健太さんが参加。
同年9月9日には、インディーズ時代に活動していた「あまざらし」名義で東京・TOKYO DOME CITY HALLにてライブ『あまざらし プレミアムライブ 千分の一夜物語「スターライト」』を開催。
秋田さんが書き下ろした小説『スターライト』の朗読、デビュー初期の曲を中心に星座や鉄道等、幻想的な映像を映したスクリーンで彩られた同公演は、豊川さんの復帰ライブとなりました。
11月1日からは、前月29日にリリースした2ndフルアルバム『夕陽信仰ヒガシズム』を携えたライブツアー『amazarashi LIVE TOUR 2014「夕陽信仰ヒガシズム」』を開催し、追加公演を含めれば過去最高の8公演を完遂します。
メジャーデビュー5周年を迎える
2015年2月18日には1stシングル「季節は次々死んでいく」を発売し、翌月28日に台湾開催の音楽フェス『T-Fest 2015 明日音樂祭』に日本から「envy」や「TURTLE ISLAND」、「MONKEY MAJIK」といったロックバンドと共に出演を果たし、初の海外公演を達成したamazarashi。
「季節は次々死んでいく」は、大ヒットアニメ『東京喰種 トーキョーグール√A』の主題歌に起用され、話題となりました。
彼等にとってメジャーデビュー5周年という記念すべきこの年は、“5周年記念ライブ”と銘打ったライブが3つ企画されます。
第1弾は、6月9日に開催された400名限定のライブ『amazarashi 5th anniversary live「APOLOGIES」』。
それを皮切りに、8月16日にはamazarashi初の3Dライブ映像投影を用いた第2弾ライブ『amazarashi 5th anniversary live 3D edition』、翌年1月17日には、第3弾ライブツアー『amazarashi 5th anniversary Live Tour2016「世界分岐二〇一六」』が開催されました。
また、2015年12月29日には日本最大の年越しロックフェスティバル『COUNTDOWN JAPAN 15/16』に初出演を果たします。
精力的な音楽活動を展開
2016年2月24日には、3rdフルアルバム『世界収束二一一六』をリリース。
同年10月12日には、発売した7thミニアルバム『虚無病』を携えたワンマンライブが同月15日に開催され、12月28日には2度目の『COUNTDOWN JAPAN 16/17』への出演を実現。
2017年になると、同年1月より放送されたテレビ東京系ドラマ『銀と金』で再びドラマ主題歌を務めることが決定します。
タイアップ曲「ヒーロー」は、3月29日に発売されたamaazrashi初のベストアルバム『メッセージボトル』に収録されました。
8月19日には、毎年恒例の大型ロックフェスティバル『SUMMER SONIC 2017』に出演。
翌月6日にリリースされた4thシングル「空に歌えば」は、またも大ヒットアニメ『僕のヒーローアカデミア』の主題歌として起用され、アニソン界に名を馳せる存在へと駆け上っていきます。
さらに、12月28日の『COUNTDOWN JAPAN 17/18』にも3度目の出演を果たす等、充実した音楽活動を展開する日々が続きました。
有名アーティストたちとのコラボレーション
2018年3月3日から4月5日までは、人気女性歌手・Aimerさんとのアジア4都市ツーマンライブツアー『amazarashi×Aimer Asia Tour 2018』を開催します。
3月12日には、配信限定で阿部共実さんによる漫画『月曜日の友達』とのコラボレーション曲として制作された「月曜日」を発表。
同月中にも秋田さんによる作詞・作曲で誕生した「スプリンター」を収録した俳優・菅田将暉さんの1stアルバム『PLAY』がリリースされます。
菅田さんが8月21日に発売した4thシングル「ロングホープ・フィリア」についても秋田さんが楽曲提供を行いました。
初の日本武道館公演を達成
2018年11月16日、これまでドラマ・アニメタイアップ、有名アーティストたちとのコラボレーション企画等を通し、高い人気を誇るバンドとなったamazarashiは満を持しての日本武道館ライブ『朗読演奏実験空間 新言語秩序』を開催します。
同ライブのテーマは“言葉”となっており、開催日の10日前にテーマ曲として発売された5thシングル「リビングテッド」も同様に“言葉”をテーマにした3曲を収録。
当日の会場内には巨大な4面LEDで覆われたステージが用意され、客席との間に半透明のスクリーンを設置した状態でのライブが実施されました。
いくつかの曲は、「新言語秩序」というアプリをダウンロードしたスマートフォンをステージに向けることでそれと同じバックライトを発する仕様になっており、より演奏する本人たちとファンを一体化させる公演として大好評。
2020年6月9日にはamazarashiのメジャーデビュー10周年を記念し、YouTubeにて当時のライブ映像を期間限定で『朗読演奏実験空間“新言語秩序”Ver.1.01』として無料配信します。
視聴後に流れる秋田さんによる自宅での弾き語り映像を含め、大きな注目を集めました。
メジャーデビュー10周年を目前にさらなる飛躍
2019年2月13日、手塚治虫による同名の原作漫画を基にしたアニメ『どろろ』の主題歌に起用された6thシングル「さよならごっこ」を発売し、またもアニメタイアップを果たしたamazarashi。
同年6月14日には、人気女性シンガーソングライター・あいみょんさんの対バンライブツアー『AIMYON vs TOUR 2019“ラブコール”』のうちZepp Tokyo公演に出演し、自分たちのことを知らない観客にも大きなインパクトを残して話題を呼びました。
翌月10日に発売された菅田将暉さんの2ndアルバム『LOVE』には秋田さんが作詞・作曲を手掛けた「ロングホープ・フィリア」が収録され、10月12日から11月2日までは上海と台湾の会場でライブ『amazarashi Live Tour 2019 in Shanghai&Taipei』を開催。
およそ1年前にamazarashi とAimerさんが共に行ったライブツアー以来となる2大都市での公演は、現地ファンを大いに歓喜させたようです。
11月20日には、配信限定シングル「未来になれなかったあの夜に」をリリース。
普段から親交のあるという俳優の横浜流星さんをはじめ、杉野遥亮さん、泉澤祐希さん、柄本時生さん等が出演したMVでは彼等の扮する若者の挫折や希望が描かれており、大勢の視聴者の共感を誘いました。
12月29日には毎年恒例ともなった『COUNTDOWN JAPAN 19/20』に出演。
10周年を目前に、音楽界にしっかり爪痕を残す年となりました。
オリコン最高ランキングを獲得
2020年3月11日にリリースした5thフルアルバム『ボイコット』では、オリコンチャートでamazarashi史上最高の“週間2位”にランクインします。
同アルバムを携え、同年4月28日から5月24日まで彼等にとって初のホールツアーの開催を予定でしたが、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響より全公演とも延期に。
振替公演の具体的な日程は発表されていませんが、2021年の夏以降を予定しているそうです。
amazarashiの魅力
個性的かつ安定感抜群の歌声
秋田さん持ち前の個性的な歌声は、amazarashiの紡ぎ出す音楽における大きな魅力です。
低音から高音まで広い音域に対応可能で、力強さと優しさを兼ね備えているその声を活かしたエモーショナルな歌唱は、幅広いジャンルの曲の世界観に寄り添っている印象。
安定感があり、ライブでもCD音源であってもほとんど変わらないその歌声の完成度は、ファンの間で高く評価されています。
絶望あってこその希望を描いた歌詞
キラキラしたラブソングや応援ソングではなく、希望と絶望が同時に存在する世の中をリアルで辛辣なフレーズを用いて表現してきたamazarashi。
喜びや悲しみといった一つの感情で終わらせず、真逆の感情を隣り合わせに描写することによっていずれもさらなる強いインパクトを持つ言葉へと生まれ変わっているような感覚を覚えます。
そんな彼等の根底にあるスタイルが、聴き手の共感を強く誘う要因となっているのでしょう。
現代の技術を駆使した映像
amazarashiの曲の世界観を聴き手に最大限に感じてもらうために役立っているのが、最新の現代技術を駆使して完成する映像です。
バンドメンバーたちの姿が見えない演出方法を採用する彼等だからこそ、自分たちではなく映像に視線を引き付けることが可能。
それを活かし、聴覚以外に視覚からも辛辣なメッセージを訴えかけているのです。
全方向から楽しめるライブ
amazarashiのライブ会場といえば、ステージの周囲に半透明のスクリーンを設置するスタイルが一般的。
これはデビュー当初から貫かれているものですが、最近になってさらに進化を遂げていることをご存知でしょうか。
具体的には、本記事内で先述したようにライブ会場のステージを巨大な4面LEDで覆うという進化。
これによって会場内のどの方角からも等しくその瞬間を楽しめるようになりました。
amazarashiのおすすめ曲3選
空に歌えば
希望と絶望が隣り合わせで描かれたamazarashiらしい一曲。
先述したようにアニメ『僕のヒーローアカデミア』の主題歌に起用されました。
歌詞を通して伝えられている“有限の時の中で、迷いや後悔を抱きながらも未来のために足掻け”というメッセージは、アニメに登場するヒーローたちだけでなくバンドのメンバーたちにも共通する思いだそうです。
明るい曲調の中には様々な思いが入り混じりながらも力強い言葉がダイレクトに用いられ、聴き手の背中を後押ししてくれるパワーが伝わってきます。
豊川さんのコーラスが、これまでにないほどハッキリ聴き取れるのもポイント。
秋田さんの歌声との相性が良く、彼の声の魅力がさらに引き立っているように感じます。
季節は次々死んでいく
“amazarashiの代名詞”とも言われる曲で、タイアップを果たしたアニメ『東京喰種 トーキョーグール√A』の世界観が見事なまでにマッチしていると評判でした。
無常に過ぎ去っていく日々を“死ぬ”と表現し、MVには“生きる”ために歌詞のフレーズが刻み込まれた生肉を頬張り続ける女性が登場。
生々しいまでの表現で、“生きることへの執着心”が歌われています。
歌詞と併せて視聴することで、生き物の命を喰らって生き続けることは残酷なようで尊い営みであることが伝わってきます。
ラストシーンで映される生肉で蓮を象った花は、喰われたものが仏教でいう“輪廻転生”をして生まれ変わった後の姿を描いているようです。
生きる者のために死んでいった者のその後を最後に映して印象付けさせる演出には感動と共に鳥肌が止まりませんでした。
スピードと摩擦
こちらも、江戸川乱歩をテーマにしたアニメ『乱歩奇譚』とのタイアップ曲です。
「スピードと摩擦」というタイトルは、秋田さんの「単調な繰り返しの中で、スピード感や衝動的なものが出来れば良いな」という思いに由来。
“生きることに焦りを感じながらも、もがき続ける様”を描いた曲で、amazarashiらしいダイレクトな伝え方ではなく難しい表現が用いられることによって、“差し迫った焦燥感”のようなものを覚えます。
4000文字もの言葉に埋め尽くされた壁に覆われたトイレの個室で女子高生が踊り狂うという独特な印象のMVでは、人間味がない女性ダンサーの動きが大きな反響を呼びました。
最後に…
今回は、2人組ロックバンド「amazarashi」のプロフィールや経歴、魅力、おすすめ楽曲についてまとめてきました。
ボーカル&ギター担当・秋田さんの歌声や楽曲制作の方針、ライブでの演出方法等、彼等ならではの魅力がその“共感性の強い音楽”を生み出すのに欠かせない要素となっていることが分かってもらえたのではないでしょうか。
今年2020年にメジャーデビュー10周年を迎え、益々の活躍が予想されるamazarashiが今後もどんな曲を輩出し続けてくれるか楽しみにしていましょう!
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