エバーグリーンな楽曲で人々を魅了するインナージャーニー。
結成から3年、着実にステップアップし続けてきた彼女たちは、じわじわとその注目度を高めています。
本記事では彼女たちの経歴や人気曲を徹底解説。その魅力に迫ります。
目次
インナージャーニーとは?
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2019年から始動した4人組バンド、インナージャーニー。
シンプルなグッドメロディと飾らない歌詞が特徴的な、ギターボーカルカモシタサラの生み出す楽曲。
そんな楽曲に花を添え、更には新しい生命を芽吹かせるのが、オーガニックなバンドサウンドです。
メロディ、歌声、歌詞、サウンド、どれもがまっすぐな音楽には、聴き手の心にいつまでもそっと寄り添ってくれるような優しさが溢れます。
日々移り変わっていく流行の中で、彼女たちの音楽は時が経っても色褪せない魅力を放っています。
結成・andymori愛から生まれたバンド名
インナージャーニーは、2019年、カモシタのマイナビ未確認フェスティバルへの出演がきっかけで結成されました。
メンバーは全員同じ高校の軽音楽部出身。
しかし、バンドを組んでいたカモシタとギター本多以外の2人は学年も違い、高校時代はあまり接点がなかったと言います。
大学進学後はシンガーソングライターとして活動していたカモシタが、自作曲のバンド音源を出すために、高校内で演奏の上手だった3人に声をかけました。
レコーディングメンバーへの参加を快諾した3人。
そうしてつくった音源はマイナビ未確認フェスティバルのデモ審査を通過し、”カモシタサラバンド”としてライブ審査にも出場することになります。
ファイナリストに選出された彼女たちは、受賞は逃したものの大きな反響を呼びました。
当初はカモシタサラとサポートメンバーという形での活動でしたが、彼女たちは自然とバンド結成の方向に。
メンバーの愛するバンド、andymoriの楽曲をバンド名にすると決め、「インナージャーニー」を採用します。
直感的に決定されたバンド名でしたが、”インナージャーニー”は”内なる旅”という意味を持つ言葉。
いつまでも続く旅の朗らかなイメージは、彼女たちの奏でる音楽に通ずるように感じられます。
このようにして2019年10月1日、インナージャーニーはバンドとして正式にスタートを切りました。
現在までの歩み
結成後は精力的にライブを行っていたインナージャーニー。
しかし2020年3月、新型コロナの影響で思うようにライブ活動ができない状況が訪れます。
そのような中でも、メンバー間の関係性を深めながら目の前のできることに全力を注ぎ続け、バンドとして前進していった彼女たち。
2020年12月、1st EP「片手に花束を」をリリースします。
翌年5月に開催した渋谷WWWでの初ワンマンライブはソールドアウトの快挙を遂げ、勢いそのままに9月には2nd EP「風の匂い」を発売。
カモシタのソロ活動時代の色が濃かった1st EPでしたが、2nd EPではメンバーの個性が発揮され、彼女たちならではの調和のバランスを獲得していきます。
翌月の2周年記念日には渋谷WWW Xで2度目のワンマンライブを開催。
そして2022年9月、1stアルバム「インナージャーニー」を発売します。
タイトルにはバンド名を掲げ、ジャケットにはメンバーのイラストを描いたこのアルバムは、彼女たちの名刺代わりとも言える作品です。
3周年記念日は、マイナビ未確認フェスティバルの予選で初ライブを行った渋谷duo MUSIC EXCHANGEのステージに再び立ちました。
インナージャーニーは常に次なるステップへの眼差しを注ぎ続け、3年間、着実に階段を登ってきたのです。
ライブへの注目が高いだけでなく、映画主題歌を手がけるなど、楽曲自体も話題を集めている彼女たち。
インナージャーニーはこれからどのような世界を描いていくのか、彼女たちの旅は、眩しい程の期待に満ち溢れています。