【ナードマグネット】大阪発!まいにちパワーポップ道を貫く4人組バンドとは?

【ナードマグネット】大阪発!まいにちパワーポップ道を貫く4人組バンドとは?

鮮やかなほどまっすぐで、潔い日本語パワーポップを聴かせるナードマグネット。

平日サラリーマン週末バンドマンとして二足の草鞋を履きながら活動しているというから驚きです。

そんな彼らが奏でるサウンドは70年代のUKを彷彿とさせ、ポップなメロディーとはじけるようなタテノリのグルーブが心地よいです。

流行に左右されにくいエバーグリーンなサウンドですので、年代を問わず一度ハマるとクセになる事間違いなし!

そんな彼らの魅力を徹底解説していきます。

ナードマグネットの経歴

2006年にナードマグネット結成以来、14年近くサラリーマンとバンドマンの二足の草鞋を履き活動を続けてきた彼ら。

メンバーの入れ替わりもあり、紆余曲折がありながらも常に自然体で音楽を楽しんでる姿がリスナーの心を惹きつけます。

そんな彼らの現在までの経歴を覗いてみましょう。

2006年

旧大阪外国語大学(現大阪大学)の軽音部で一緒だったGt.Vo.須田 亮太、Ba.Cho.前川 知子、Dr.秀村 拓哉の3名でナードマグネットが結成されました。

2007年

谷村 京亮がGt.Cho.としてナードマグネットに加入し、同年10月に1stミニアルバム「Songs From the Closed Room」をリリース。

2008年

大阪のFMラジオ番組FM802主催の「MINAMI WHEEL 2008」に出演。

2010年

2月13日に2ndミニアルバム「Laika Barks」をリリース。

こちらの作品はナードマグネットの奏でるサウンドの特徴であるパワーポップ感やストレートさの基盤が完成し始め、方向性が固まってきたと言っても過言ではない作品に仕上がっています。

2011年

9月に初シングルとなる「After School」をリリース。

関西の音楽オーディション「eo Music Try 2011」で決勝に進出しPocky賞を受賞します。

2012年

Ki/oon Musicが設立20周年を記念して開催した、新人発掘オーディション「キューン 20 イヤーズオーディション」でファイナルに進出。

この年はバンド内が少しあわただしくなり、7月にGt.の谷村が脱退。

代わりに現在のGt.Cho.を担当している藤井 亮輔が正式メンバーとして加入します。

2013年

タワーレコード限定で2ndシングル「アフタースクール/いとしのエレノア」をリリース。

こちらの作品ではGt.Vo.の須田 亮太が「パワーポップが好きだ!!」と自身のルーツを再確認し制作したもので、彼の好きなものがたくさん詰まった作品になっています。

2014年

3rdミニアルバム「この恋は呪い」と、500枚限定3rdシングル「Mixtape」をリリース。

2015年

関西最大級の音楽コンテスト「eo MUSIC Try 2015」へ出場し、決勝進出。

そして、審査員特別賞を受賞します。

2016年

配信限定シングル「C.S.L.」をリリース。

同年5月には、記念すべき初の全国流通版1stフルアルバム「CRAZY, STUPID, LOVE」をリリース。

2017年

配信限定シングル「MISS YOU feat. Taro Miura(フレンズ)」と4thミニアルバム「MISS YOU」をリリース。

2018年

両A面シングル「FREAKS GEEKS / THE GREAT ESCAPE」をリリース。

2019年

配信限定シングル「バッド・レピュテイション」「透明になろう」の2本をリリース。

また2ndフルアルバム「透明になったあなたへ」もリリース。

そして、この年は04Limited Sazabys主催のライブイベント「YON FES 2019」に出演します。

同年8月には大阪城野外音楽堂にて、ナードマグネットが主催のイベント「ULTRA SOULMATE 2019」を開催します。

KANA-BOONなどの有名バンドも出演しています。

2020年

配信限定シングル「僕は知らない」「爆発しそう」「Can’t Remember」の3本をリリース。

「Can’t Remember」はGt.Vo.の藤井 亮輔が初めて作曲を担当します。

そして、Ba.前川がこの作品を最後にナードマグネットを脱退しました。

2021年

Ba.の前川が脱退後はサポートを招きながら活動を行っていましたが、新メンバーさえこが加入し、新生ナードマグネットが誕生します。

ナードマグネットのメンバー紹介

須田 亮太/Gt.Vo.

ナードマグネットでGt.Vo.を担当する須田 亮太。

放火魔に襲撃された経験があり、その時の映像がニュースでピッアップされ、一躍有名になりました。

そんな彼が歌うメロディと放たれるワード達は、驚くほどまっすぐで、どんな悩みもポジティブに昇華してくれるような不思議な魅力を持っています。

藤井 亮輔/Gt.Cho.

ナードマグネットでGt.Cho.を担当する藤井 亮輔。

バンド内では最年少。

彼が奏でる泣きのメロディラインはナード節を担っているといっても過言ではありません!

さえこ/Ba.Cho.

ナードマグネットでBa.Cho.を担当するさえこ。

2021年から正式メンバ―として加入しています。

彼女が参戦することで、ナードマグネットのサウンドがどの様に変化していくかが楽しみですね!

秀村 拓哉/Dr.

ナードマグネット内でDr.を担当する秀村 拓哉。

ドラムに対する愛が強すぎて金銭感覚が狂ってしまったそうです。

彼が奏でる力強いビートはナードマグネットに必要不可欠です!

ナードマグネットおすすめ曲3選

いとしのエレノア

まずご紹介したいのが「いとしのエレノア」

WEEZERが好きなVo.の須田が、Across The Seaという曲にインスパイアされて書き下ろした曲です。

ナードマグネットらしく、ポップで爽やかながら絶妙に漂う哀愁や懐かしさがたまりません

歌詞の「海の向こうのエレノア」というワードは、WEEZERに対する憧れやリスペクトが含まれているのかなと感じました。

FREAKS&GEEKS

続いてご紹介したいのが「FREAKS&GEEKS」です!

ディストーションの効いた重めのギターリフで始まる冒頭。

学生時代の狭いコミュニティで溜ってしまうフラストレーション。

そして抑圧された感情が一気に爆発する情景が見事に表現されています。

MVもなかなかスカっとする映像になっているので、ぜひご覧になってください!

Mixtape

最後にご紹介したい曲がこちら!

大人になるといつの間にか忘れてしまう青春。

好きな仲間と好きな音楽について好きなだけ話したり演奏したり。

そんな穢れの無い日常を表現している「この夜は僕らのもの」というワードにやられました…。

 

そして、PVがまた秀逸。

洋楽のCDジャケットを次々とパロディしていきます。

音楽への愛がビシバシ伝わってきて、思わず微笑んでしまいました。

 

ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ

バンド結成から現在まで、活動の勢いはとどまることなく非常に活発的で、その熱量に圧倒されます。

この活動量を、サラリーマンとして働きながらこなしているという事に驚きですね。

そんな彼らが作る楽曲は、音楽へ対する強い愛を感じることができます。

清々しい程まっすぐでありながらどこかエモーショナルなサウンド、キャッチでポップなメロディー、流行り廃りのないエバーグリーンな楽曲でリスナーの心をつかみます。

非常に活発的な活動をする彼らの今後に期待したいですね!

 

まだナードマグネットの楽曲を聴いたことのない方は、是非この機会に聴いてみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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