RADWIMPSの隠れた名曲!|ファンがおすすめする厳選10曲

RADWIMPSの隠れた名曲!|ファンがおすすめする厳選10曲

その類いまれなる音楽センスから、映画主題歌やCMソング、ドラマの主題歌にも数々の楽曲が起用される4人組ロックバンドのRADWIMPS

新海誠作品の「君の名は」「天気の子」の主題歌、劇中歌を作曲する程の実力を持ち、人気・知名度共に日本のロックバンドの中でもトップクラスです。

本記事では、RADWIMPSの隠れた名曲を10曲紹介します。

知られざる名曲を多数紹介していますので、ぜひ最後までお読みください!

RADWIMPSとは

RADWIMPSは日本を拠点に活動するロックバンドです。

メンバーは、


Vocal / Guitar / Piano 野田洋次郎
Guitar 桑原彰
Bass 武田祐介
Drum 山口智史

の4人で、主にボーカルの野田洋次郎が作詞作曲を手がけています。

2001年にバンドを結成して以来、約20年間で数々の人気曲をリリースし、ドラマや映画の主題歌として起用されることもしばしばありました。

RADWIMPS隠れた名曲10選

RADWIMPSの隠れた名曲を10曲紹介します。
代表曲である「前前前世」は素晴らしい曲ではありますが、それ以外にもたくさんの名曲を世に出しています。

今回は、RADWIMPSを10年以上聞き続けてきた私が、特におすすめする楽曲を10曲選びました。

気になる曲がありましたら、ぜひMVをご覧ください!
さっそく見ていきましょう。

夏のせい


「夏のせい」はひと夏の恋をエモーショナルに表現した一曲です。

CMソングにも起用されており、RADWIMPSを代表する曲の中の1つです。

夏の爽やかさを軽快なメロディと歌詞で表現されています。

学校のプールの中で演奏するRADWIMPSのMVの映像はとても美しく、曲とマッチしています。
夏休みまっただなかの沸き立つような気持ち、恋人への一途な思いが歌われています。

夏のせいにしてどこまでもいけてしまえそうな、若くてもろい恋心。

青春時代にしかない純粋さを夏という季節をベースにつづられた一曲です。

正解


青春時代の友情や恋愛、その尊さや美しさを描いた一曲。

曲の前半は友達との関わり合いの中で、励まし合ったり傷つけ合ったりする様子が描かれています。

青春まっただ中にいる人も、青春を経験してきた人も共感できる部分が多いのではないでしょうか?

ただ、この曲の後半をよく聴くとさらに深いメッセージが見えてきます。

それは、自分の人生の正解は自分で決めるということ。

学校や塾では答えのある問いに対して、「正解」を出すことを求められます。

ただ人生はどうでしょう?

人それぞれに生き様、納得のいく人生の形があります。
この難問に答えを出すのに与えられた制限時間は、これからの人生です。

自分自身の人生の方向を決めるハンドルは、いつも自分の手の中にあることを思い出させてくれます。

スパークル


2015年に大人気を博した映画「君の名は」の劇中歌として有名になった曲です。
星々のきらめきをイメージさせる軽やかなリフレインは、ついつい聞き入ってしまいます。
劇中では、主人公が隕石の落下の被害を最小限に食い止めるために、奔走しているシーンで「スパークル」が流れています。
落下してくる隕石美しさと傷だらけになりながらも人々を守るために奮闘する主人公の気持ちの焦り。
主人公の緊迫感と隕石の美しさを引き立てる名曲です。

そっけない


「そっけない」は片想いしている男性の気持ちや心の動きを歌った一曲です。

無理だと分かっていても、心が追いついていけずに苦しむ心の機微を切ないくらいに表現されています。

ゆったりとしたバラード調に反して、主人公の心の中は穏やかではありません。
なんとしてでも片思いの相手の気持ちを手に入れたいという気持ちが痛いほど伝わってきます。

彼女の気持ちが自分に向いていないのなら早く振って欲しい、「そんなに暇じゃないから」
彼女の気持ちが自分に向いているのなら、恋について教えて欲しい、「暇はいくらでもあるから」

サビの部分のこの対比表現は、片思いの男性の気持ちを痛くなるほどまっすぐ表現しています。

告白

恋人への純粋な愛を歌った名曲です。
この曲は「好き」や「愛している」という直接的な表現を使わずに、恋人への愛情をこれでもかと言うほど表現しています。

野田洋次郎の卓越した表現力が光る一曲です。

「自分の未来とあなたの未来をあわせて1つの意味を持たせる」というニュアンスの歌詞はプロポーズをイメージさせます。

恋人への強い想いと2人の未来への覚悟を「告白」している。
そう解釈することもできるのではないでしょうか?

セプテンバーさん

知る人ぞ知る名曲である「セプテンバーさん」。

落ち着きのある曲調のなかにも、夏の気持ちの高まりが表現されています。

また、フェードアウトしていく曲の最後は、夏の終わりの独特な寂しさを思い出させます。
「セプテンバー」は英語で表すと「September」、9月です。9月は夏の終わりで、季節の変わり目ですね。

実は、RADWIMPSがインディーズ最後のLiveをしたのは9月3日のことでした。

インディーズの終わりを夏の終わりに例えて生み出されたのが「セプテンバーさん」
RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎の想いが詰まった一曲です。

25コ目の染色体


「25コ目の染色体」はRADWIMPSの3枚目のアルバム「無人島に持っていき忘れた一枚」に収録された、知る人ぞ知る名曲です。
古参のファンであれば知らない人はいないでしょう。

恋人への愛情を一途に歌った曲ですが、表現の仕方が野田洋次郎のセンスにあふれています。

この曲の注目ポイントは、死んだ後のことや来世のことを舞台に恋人への愛を歌っている点です。
このような世界観は普通の曲では見られません。

また、気になるのは曲のタイトル「25コ目の染色体」
染色体という難しいワードが飛び出すところも、野田洋次郎の頭の良さがうかがえます。
もちろん25という数字にも意味が隠されているため、気になる方はMVを見つつ考えてみると楽しいでしょう。

Tummy


「Tummy」とは「おなか」や「ぽんぽん」という意味の英単語です。

赤ちゃん言葉である「Tummy」をタイトルにしていることからも分かるように、子供に対する愛を歌った曲だと考えるのが普通でしょう。

ただ、この曲はそれほど単純ではありません。
なんと、実はこの曲、自分の奥さんに対する愛を歌った曲なのです。

生まれてきた子供に嫉妬してしまうほど、奥さんのことを愛しているという気持ちを日本語と英語で巧みに表現しています。
いたいけな我が子に対しても、大人気なく奥さんへの愛を歌う男性の想いを描いたほっこりソングです。

白日


「白日」は2012年3月11日にYouTube上にリリースされた曲です。

白日が公開された日のちょうど1年前は2011年3月11日
あの未曾有の大震災、東日本太平洋沖地震が起きた日です。

この曲は、東日本大震災の被害者の方々に向けられた追悼ソングとして作曲されました。
震災に対する悲しみや悔しさ、怒りといった複雑な感情が表現されています。
その後もRADWIMPSは「ブリキ」「カイコ」などの追悼ソングを毎年YouTubeに投稿しています。

me me she


「me me she」はRADWIMPSの4枚目のアルバム「おかずのごはん」に収録されている隠れた名曲です。

曲の内容は典型的な失恋ソングではありますが、RADWIMPSでないと味わえない表現がふんだんに散りばめられています。
タイトルの「me me she」には2つの意味が隠されており、一つは「me me she」を和訳すると「僕 僕 彼女」となり、彼女のことよりも自分のことで精一杯で彼女のことをきちんと考えていなかった後悔が表現されています。
二つ目の意味は、「me me she」をローマ字読みすると「めめしい」となることから「女々しい」感情に陥っているこの曲の主人公の精神状態を表しています。

タイトルにここまで深い意味を持たせるのは、RADWIMPSならではの特徴です。

まとめ

RADWIMPSは有名曲以外にも、隠れた名曲をたくさん世に出していて、この記事で紹介できた曲はほんの一部です。

1度聴くと繰り返し聞いてしまう中毒性があるRADWIMPSの楽曲。カラオケでメドレーを歌っても盛り上がるでしょう。

聴けば聴くほどメロディの良さや歌詞の深さが見えてくるため、何度も聞くのがおすすめです。

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