ポルノグラフィティ – ライブ初参戦者は必読! 事前に予習すべき曲&振り付けを徹底紹介

ポルノグラフィティ – ライブ初参戦者は必読! 事前に予習すべき曲&振り付けを徹底紹介

2021年、「再始動」と銘打って活動を再開させたポルノグラフィティ。9月22日に新曲「テーマソング」をリリースし、同月25日からは約2年半ぶりの有観客のライブツアー「続・ポルノグラフィティ」がスタートしました。もしかしたら、「友人に誘われて初参戦します!」「シングルやアルバムは買っていたけど、生歌を聞くのは初めて」という方も多いのでは?

ライブといえば、曲に合わせて腕やタオルを回す、ご時世的に難しいですがC&R(コール&レスポンス)をするなど、いろいろな楽しみ方があります。どのアーティストも共通ですが、どの曲でどんな振りをするかなんとなく決まっているもの。

この記事ではポルノグラフィティのライブパフォーマンスに特化して、ライブグッズで買うべきものや初めてライブに行く方向けのおススメ予習曲をご紹介。彼らのツアーに欠かせないサポートメンバーについてもピックアップします。

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グッズは、最低限「タオル」は買おう

ツアー毎に出されるライブグッズ。何を買うか迷う方も多いでしょう。「お小遣いの範囲で買いたい」という学生さんは、どれを買うべきか悩んでしまうかもしれません。公式サイトにグッズラインナップが公表されていますが、この中で絶対買ってほしいものはフェイスタオルです。

彼らのライブは、ホール開催が多いです。ご時世柄少し間隔をあけて観客を入れるとはいえ、熱気はなかなかのもの。特にハイテンポな曲の時はそれなりの暑さになります。そうなると、汗をかくのです。そして、マスク着用のライブは口周りも蒸れます。最低限汗を拭くタオルだけでも買っておきましょう。

もしお財布に余裕があるようなら、温度調整もかねてTシャツも買っておくとよいでしょう。

また、この後にも出てきますが、ライブ中のパフォーマンスでタオルを回す曲があります。その曲を存分に楽しむという点で、タオルはぜひ買っておきたいものです。

ちなみに今回の彼らのツアーでは混雑を防ぐために事前購入後の会場受け取りや、公式ショップ「A!SMART」の利用を呼び掛けています。当日並ぶと売り切れの可能性も否めないですし、並ぶことで感染リスクが上がるのも怖いです。できれば公式ネットショッピングで先にグッズを買うことをおすすめします。

MEMO

彼らのグッズには、時々変わったラインナップがあります。これは、チャレンジグッズと呼ばれるもので、ツアータイトルをもじったものや、ライブグッズの域を超えたものも数多くあります。
過去には有名ブランドとのコラボ商品からテルテル坊主キットに防災セット、果てはぬか漬けキットや臼と杵のセットを販売。今回のツアーではチャレンジグッズはなさそうですが、次回以降はまた奇をてらったものが出てくるかもしれません。

予習すべき曲リスト

タオル必須!「ハネウマライダー」


「この曲が流れたらタオルを用意しよう!」という曲があります。それが「ハネウマライダー」。それこそイントロでボーカルの昭仁タオルをかざす、なんてことも。使うタオルは該当ツアーのものでも、過去に参戦したものでもOK!(昭仁本人は該当ツアーのタオルを使っています)

タオルがいるポイントは

  • 前奏
  • 1番サビ~2番が始まるまで(サビ後もしばらく回します)
  • 2番サビ(ここはサビ終わりでOK)
  • 大サビ~曲終わりまで

の4か所です。間奏は晴一のギターソロを楽しむ時間なのでタオルは首にかけておきましょう。

基本、タオルがいるタイミングで昭仁がタオルを取り出して回すので、それに合わせれば大丈夫です。初めてのライブでも楽しみやすい1曲です。

変な踊りも覚えておきたい「ミュージックアワー」


タオルを使った楽しみ方は他のアーティストでもありますが、彼らにしかないものがあります。それが、「ミュージックアワー」のサビで踊るダンス。彼ら本人も「変な踊り」と呼んでいます。これもタオル同様、昭仁が同じことをするのでそれを見てれば大丈夫です。

その変な踊りの振りは、こちら。

  • サビになったら右手を上げる
  • リズムに合わせて左から右に2回動かす
  • 引き続き、リズムに合わせて上から下に2回動かす

この動きをサビが終わるまで続けるだけです。

曲のリリース後に所属事務所の社長発案でできた振りなのですが、昭仁いわく「ダサい踊り」にしたそう。しかし、リリースから約20年となる今、この振りなしでライブは成立しません。

曲のリズムに合わせて手拍子を入れている2曲

次に取り上げる曲は、腕を振るでもなく曲のリズムに合わせて手拍子を入れることが多い曲です。これはリリース済みの楽曲の中に手拍子が入っているので、予習しやすいはずです。

まず1曲目は「アゲハ蝶」

サビで「タッ・タン タン・タン・タン」という手拍子を叩いています。そこまで難しくないので、曲を聞きながら何度か練習してみてください。

また、「アゲハ蝶」は2番サビ後にC&Rもあります。「ラーラーラー」というコーラスを大サビ終わりまで歌っています。このコーラス中、つまり大サビは腕を振ることが多いので手拍子はあまりしていません。もちろん、ライブの楽しみ方は人それぞれですからコーラスをしながら手拍子をしてもOKです。

もう1曲は、「オー!リバル」

これもサビに手拍子が入っています。普通の4拍子の手拍子のアレンジなので、そこまで難しくないはずです。フレーズの切れ目になるので、昭仁もこのリズムに合わせて手拍子をしていることもあります。

ご時世が終わったら叫ぼう!C&R曲

感染症対策のため残念ながらこのツアーではできませんが、C&R曲も多数あります。

一つ目が、「Century Lovers」

「Century Lovers」のイントロにある「フゥーフゥー」という掛け声にちなんだパフォーマンス「Before Century」というC&Rタイムが設けられています。

昭仁が「Everybody say」といった後に観客が続くというのが基本スタイルです。「Everybody アリーナ」「Everybody 男」のように、途中でアレンジもしてくるのでそれに合わせて応えていきましょう。これが数分続いた後に、そのまま「Century Lovers」の前奏につながっていきます。

続いて、昨今のツアーセットリストに出てくるようになった「ライラ」

この曲はシングル「ブレス」のカップリング曲で、ラテン調のような雰囲気が特徴です。

C&Rポイントは2つ。一つ目は曲の途中にあるスペイン語。出てきたタイミングで叫ぶのですが、合わせるのが難しいです。急にセットリストに出てきた曲ということもあり、行き慣れている人でも戸惑うほど。初心者さんはできればやるくらいで大丈夫です。

もう一つがサビ。ここは「ライララ ライララ ライララ ライライ ライライライ」と歌詞ともいえないフレーズを繰り返すだけ。曲中にはないですが、昭仁が手拍子を促すこともあります。

今回のツアーでは手拍子など別の形に代わる可能性もありますが、ぜひご時世が落ち着いいたライブでは思いっきり叫んで、楽しんでみましょう!

ツアーに欠かせないサポートメンバー達

彼らのツアーはバンドスタイルが基本。そのためベース・ドラムなどメンバーができない楽器担当者は、通称「ポルノチーム」と呼ばれるサポートメンバーを入れています。現在主に入っているサポートメンバーは5人。それぞれのプロフィールや、ライブ内での立ち位置などをご紹介します。

ギター/tasuku


SMAP、ケツメイシなど数多くのアーティストのアレンジャーとして活動している彼。2010年ごろからポルノグラフィティの楽曲制作に参加するようになり、2017年に台湾で行った『PORNOGRAFFITTI 色情塗鴉 Special Live in Taiwan』からライブのサポートも行うようになりました。今はライブをまとめるコンサートマスターも務め、ライブでの音作りの中心人物です。

ベース/須長和弘

メンバー間では通称「カズ」と呼ばれています。彼がライブサポートを始めたのは2017年に行われた「UNFADED」から。普段はaikoやDA PUMPなどにベーシストとして参加しています。
今回のツアーは彼ではなく、山口寛雄がベースとして参加しています。

ドラム/野崎真助

ポルノグラフィティデビュー直後からの付き合いがある彼。「オールナイトニッポン 40周年記念 8・25 オールナイトニッポン武道館」からライブのサポートを行っています。サポートメンバーの中ではベテラン!2004年~18年にサポートメンバーをしていた実兄でありベーシスト・野崎森男とともに「野崎兄弟」と呼ばれることもありました。
今回のツアーでは、彼ではなく初参加の玉田豊夢が参加しています。

キーボード/皆川真人


「Amuse Fes in MAKUHARI 2018 –雨男晴女–」からサポートメンバーを務めており、メンバーからは「みなちん」と呼ばれています。彼らに限らず、秦基博やCHARAなどのサポートやサウンドプロデューサーも務めています。

マニピュレーター/nang-chang

電子楽器や打ち込み音などを流す、サウンドエフェクトなどを流す役割があるマニピュレーター。昨今のライブでは欠かせない存在になりつつあります。その立場として1999年から参加している彼。曲によってはタンバリン、シンセサイザー、各種パーカッションなど多彩な楽器を扱うマルチプレイヤーです。

彼のメンバー紹介の時、独特のC&Rがあります。それは、彼の紹介のみ観客がブーイングをするというもの。これは恒例行事のようなものなので、気遣いせず思い切りブーイングをしてあげてください。

今回のツアーもそうですが、2019年に行った20周年ライブ「NIPPONロマンスポルノ’19 〜神vs神〜」以降に行っているライブはサポートメンバーの入れ替わりが激しいです。少なくともマニピュレーターのnang-changはほぼ固定で、ブーイングする場面は出てくるはず。それだけでも頭の片隅に入れてきましょう。

映像を見て予習したい!という方には

ここまでよく出てくる楽曲やサポートメンバーについて取り上げてきましたが、「実際の雰囲気を見て予習したい!」という方もいらっしゃるでしょう。

最新のライブDVDは、2019年3月に横浜アリーナで行われたライブを収めた「16thライヴサーキット”UNFADED” Live in YOKOHAMA ARENA 2019」と、UNFADEDの映像と20周年記念ライブ「NIPPONロマンスポルノ’19 〜神vs神〜」両方を収めた「ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box」になります。

「ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box」は完全生産限定版なので、現在は入手困難。また「NIPPONロマンスポルノ’19 〜神vs神〜」は東京ドームで2日間に及び行っており、会場キャパシティ・セットリスト構成・演出ともに普段とライブと異なる部分が多いです。

そのため、「16thライヴサーキット”UNFADED” Live in YOKOHAMA ARENA 2019」のほうが今回のツアーの雰囲気にも近く、予習にはおススメです。

ポルノグラフィティのライブは雨が多い!?

彼らのライブに関して、ちょっとした小ネタをお伝えしておきましょう。それは、公演日に雨が降る可能性が高いということ。これが本人たちも認めており、どちらが要因なのかでもめることもしばしばあります。

例えば、2008年9月7日に行われた「横浜・淡路ロマンスポルノ’08 〜10イヤーズ ギフト〜」の横浜スタジアム公演。野外ライブだったのですが…

  • 開演直前からゲリラ豪雨
  • 「わしらがポルノグラフィティじゃ」と名乗った途端雷が鳴り、機材が壊れる
  • 曲中でマイクが壊れ、ギターソロで音が飛ぶ
  • メインステージ後ろに落雷

など、エピソードに絶えない伝説の豪雨ライブとなりました。ちなみにこの様子は、ライブDVD「横浜・淡路ロマンスポルノ’08 〜10イヤーズ ギフト〜 LIVE IN AWAJISHIMA」の特典映像に残されています。

最近ですと、2019年9月8日「NIPPONロマンスポルノ’19 〜神vs神〜」の2日目公演、デビュー20周年記念日当日は台風が東京に接近。ライブ自体は開催されましたが、席によっては外の風音が時折聞こえるような状態でした。また台風対策のためJRの終電前倒しがあった影響で、アンコール中に帰らざるを得ない遠方からのファンも多数。この公演の台風については彼らもMCでネタにしていました。

今回のライブ公演日の天候にも、ぜひご注目を。

まとめ

ライブツアーという形では、2018~19年に行った「UNFADED」以来となる今回のツアー。コロナ禍で思う存分楽しめないかもしれませんが、この時期ならではの演出もあるかもしれません。初参戦の方はタオル念のための傘を必ず携えて、できる範囲で予習をして楽しみましょう!

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