目次
やまゆと/ゆとやま(中島裕翔さん&山田涼介さん)の関係
中島裕翔さんと言えば、山田涼介さんとの関係を語らないわけにはいきません。
2人は「ゆとやま」と呼ばれ、現在はHey! Say! JUMPのドラマ班(ドラマに良く出演するメンバー)として、活躍しています。
中島さんの背中を追っていた山田涼介さん
山田涼介さんは2004年にジャニーズに入所。
時期としては、中島裕翔さんより後の入所になります。
入所時の山田さんは11歳で、中島さんとは年齢もほぼ同じでした。
Jr.入所後にエリート街道を進んだ中島裕翔さんとは違い、入所2年はマイクさえ持てない日々だったという山田さん。
当然ながら、彼にとって中島さんは憧れでもあり、強力なライバルでもありました。
成功までに相当の努力があったことを、山田さんは様々な場所で伝えています。
不遇な時期が長い山田さんの努力は凄まじく、毎日何時間もダンスを練習して、チャンスを掴む努力をしました。
後列で踊っていたからこそ、チャンスが来れば必ず手を挙げ、前に出ようとしていました。
中島さんの代役から這い上がった山田さん
皮肉なことに、山田涼介さんをスターダムに押し上げたのは、中島裕翔さんの代役でした。
中島裕翔さんが出演予定だったタッキー&翼のコンサートに、代役として出演。
数時間で24曲の振り付けを懸命に覚え、ステージに立ったそうです。
その後も、滝沢秀明さんの舞台で中島裕翔さんの代役を務めたり、中島さん出演と言われたドラマ『探偵学園Q』に抜擢されたり、次第に活躍が目立つように。
そしてHey! Say! JUMPデビュー後、中島さんと山田さんのセンター交代劇が訪れます。
苦労を分かち合えたのも山田さんだった
センター交代劇の際、落ち込んでなかなか吹っ切れない中島さんに対し、「切り替えて頑張ればいいのに」と思っていたという山田さん。
中島さんの才能、力を見てきた山田さんだからこそ、そう考えたのでしょう。
長く葛藤を抱えた2人は、デビュー数年後に気持ちを吐露し合うことで、分かり合うことができました。
共に俳優業もこなすことから、お互いの辛さもよく理解し合えるようになり、リスペクトし合える関係へと前進します。
また、山田さんがジャニーズ王道のキラキラ俳優路線なのに対し、中島さんはオールラウンダーに役をこなし、路線の差別化にも成功しています。
ファンが泣いた! やまゆとドッキリのエピソード
2017年、『ベストアーティスト2017』にて、山田さんにとんでもないドッキリが仕掛けられます。
それは、「俳優業に集中するために、中島裕翔さんが脱退すると言ったらどうなるか」をドッキリで仕掛けたもの。
山田さん以外は、全員がドッキリだと知っています。
場所は、仕事現場の楽屋らしき場所。
「芝居への気持ちが強くなってきたので、JUMPを辞めたい」と切り出した中島さんに、凍り付くメンバーたち(山田さん以外は演技)。
そこで、山田さんが口を開きます。
やっぱり辞めて欲しくないと思うし
言ってしまえば俺らは家族みたいなもんだからなんか、1人が抜けたらHey! Say! JUMPじゃなくなるし
このメンバーだからHey! Say! JUMPなわけで
やっぱり9人で1つなんだなっていう風に思ってるし夢はたぶん、1人で追うより
9人で追った方が楽しいんじゃないかな
(当時のセリフのまま)
山田さんのこのセリフを聞き、ドッキリと知るメンバーも涙を流す事態に。
涙目の山田涼介、心が痛む中島裕翔
このネタバレは、ベストアーティストの舞台上で山田さんに伝えられ、全員が安堵の表情を見せました。
ドッキリの収録は数日前に行われたそうで、ベストアーティスト当日の生放送(ドッキリとメンバーに伝えられる日)まで、中島さんは心が痛くて仕方が無かったそう。
ステージ上で、一連の脱退話がドッキリと伝えられた山田さんは、「辞めない?」と涙目で中島さんに問いかけ、中島さんは「辞めない!」と力強く答えました。
この時の山田さんの表情には、傍目で見ても解るほどに安堵が浮かんでおり、中島さんの脱退を本気で案じていたことが解ります。
このドッキリに感動の声が集まる一方、ファンからは「酷い」「こんなドッキリ誰も嬉しくない」と批判が寄せられ、以降は行われていません。
が、2人の確かな友情を示すエピソードです。
▼あわせて読みたい!
ドラマや映画に多数出演・俳優街道を歩く中島裕翔さん
中島裕翔さんは、俳優業でも目覚ましい活躍を遂げるアイドルの1人。
登場人物そのものになり、まるで本当にいるかのような自然な演技力が評価されています。
内気な青年役や目立たない少年役に見事になりきり、いい意味でアイドルオーラを切り離せるのが彼の強みでしょう。
代表作と見どころをいくつか紹介します。
『ピンクとグレー』(2015年)
ジャニーズのアイドルグループ・NEWSのメンバー、加藤シゲアキさん原作小説の映画版。
多数の作品に出演してきた中島裕翔さんですが、『ピンクとグレー』の演技はひと際輝くものがあり、彼の代表作と言っていいです。
『ピンクとグレー』は、9歳の時に出会った幼馴染の白木蓮吾(中島裕翔)と、河田大貴(菅田将暉)の物語。
芸能界で成功した蓮吾の自殺遺体を発見した大貴が、現場に遺された6通の遺書を手に取るところから、物語は始まります。
仲が良かった2人が、蓮吾の俳優デビューと共に変わっていく様子。
初恋のサリー(夏帆)と2人の、甘酸っぱい優しい時間。
しかし、62分後に画面がモノクロに変わった瞬間、思わぬ事実を視聴者に突きつけます。
前半ではごく自然に生きる高校生を、そこから俳優へと成長していく蓮吾を演じている中島さんですが、後半の豹変が見どころ。
中島さんの演技が、後半のお話をより鮮明に観客に伝え、ある種の恐怖を残します。
「このお話をジャニーズアイドルが描き、ジャニーズアイドルが演じる」と言う事実を踏まえて、視聴してみてほしい作品です。
『僕はどこから』(2020年)
「中島裕翔の演技力極まれり」と言えるほど、彼の演技が極限まで高められた作品。
アイドルオーラ全く無し、眼鏡をかけた内気な青年を、中島裕翔さんが「本当にそこにいるように」演じ切りました。
認知症となった母を介護しながら、小説家を志す青年・竹内薫(中島裕翔)。
彼は、他人の文章を写し書きすると、その人の思考を読みとれる能力の持ち主でした。
その薫が、高校時代の友人でヤクザの藤原智美(間宮祥太郎)に再会したことで、思いがけない人生の幕が上がります……。
気弱で内気な薫の震える声、挙動不審な様子。
でも、言わなければいけないことには、震えながらも勇気を惜しまない姿。
智美を信じる故に、彼への侮辱にはキッパリとした声色で否定してみせる強さ。
そこにいるのは、紛れもない竹内薫であり、中島裕翔ではありません。
間宮祥太郎さんとは数度の共演経験があり相性も良く、お互いのボルテージが演技を高め合う様子も見られます。
「中島裕翔の演技力を確認したい」と言う方には、『僕はどこから』をお勧めいたします。
荒木優子さんとのキスシーンも話題に
中島さんは、映画『僕らのごはんは明日で待ってる』(2017年)で、初キスシーンにチャレンジしました。
荒木優子さんとは、ドラマ『SUITS』(2018年)でも共演しており、こちらでもキスシーンを披露するなど(9話)、何かとご縁がある様子。
『僕らのごはんは明日で待ってる』で見せた勇気のキス
映画『僕らのごはんは明日で待ってる』は、兄を亡くした高校生・葉山亮太(中島裕翔)と、上村小春(荒木優子)のラブストーリー。
兄を病気で亡くした葉山は、人を好きになることに及び腰。
しかし、同級生の上村に告白されたことで、少しずつ人生が変わっていきます。
兄を亡くした過去に悩みつつも、闇があるというわけではなく、黄昏好きで天然ののんびりキャラな葉山を応援したくなります。
そんな葉山が見せるキスシーンは、物語で非常に重要なものとなりますので、ぜひ全編を通してご覧ください。
中島裕翔さんの強みは身長! モデル業にも積極的
中島裕翔さんの身長は公式に記載はありませんが、メディアのプロフィールでは180センチと紹介されています。
顔が小さくて身長が高く、スタイルも良いことから、『FINEBOYS』(2017年卒業)・『MEN’S NON-NO』(2017年6月~)のモデルに抜擢。
本人がMEN’S NON-NOの特集で語るところによると、「背が高い為にグループで端や後ろになった経験から、身長をプラスにできるものを探した」とのこと。
そこで導かれるように、『FINEBOYS』のお仕事に出会ったそうです。
現在活躍中の『MEN’S NON-NO』では、幅広いコーディネートでポージングをとる中島さんが見られます。
中島裕翔さんは英語が堪能!
中島裕翔さんは、英語が堪能なことでも良く知られています。
英語を学んだきっかけは、メンバーで帰国子女だった岡本圭人さんの英語力を見て、影響されたことから。
発音がかなり流暢なため、番組で英語を披露する度に賞賛を浴びています。
2021年5月放送の『1億3000万人のSHOWチャンネル』では、フワちゃん発案の「浦島太郎の英語寸劇」に出演。
「留学したことはないが、3年前から勉強している」「海外の振付師とのお仕事、英語のインタビューもやってきた」と見事に英語で回答。
さらに、「夢は海外の映画に出演すること」とも語り、視聴者を驚嘆させました。
舞台『ピーターパン』で見せた新しい永遠の少年像
2021年、DISOCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』に出演した中島さん。
従来の『ピーターパン』とは違い、ウェンディ側から見たピーターパンを描いたこの作品で、中島さんは新たなピーターパン像にチャレンジしました。
「永遠の少年」として語られるピーターパンですが、今回の作品では恋に悩む姿、迷いも率直に描かれ、人間らしさが見えたとか。
子供だからこその少し残酷な部分もあり、「永遠の少年」の新たな解釈も見られます。
演出家のジョナサン・マンビィさんとは、英語でやりとりもしたそうです。
また、Hey! Say! JUMPのコンサートより長いフライングにも挑戦し、大いに観客を沸かせました。
中島裕翔さん出演のラジオ情報
中島裕翔さんは、文化放送ラジオ番組『Hey! Say! 7 Ultra RADIO JUMP』に、山田涼介さん・知念侑李さんと共に出演中。
3人が交代でラジオに登場し、ファンとの交流を配信しています。
『Hey! Say! 7 Ultra RADIO JUMP』放送時間
毎週木曜日24時05分ごろから全国放送。
(『レコメン!』放送内です)
中島裕翔さんのツイッター情報
中島裕翔さんは、現在ツイッターを開設していません。
Hey! Say! JUMPの出演情報などは、公式ツイッターアカウントもしくはジャニーズ公式サイトでチェックしてみて下さい。
Hey! Say! JUMPツイッターアカウント
※2021年にHey! Say! JUMP for 15th Anniversary 〜2022.11.14として開設
ジャニーズ公式サイト
https://www.johnnys-net.jp/page?artist=15&id=artistTop
J Storm公式サイト
https://www.j-storm.co.jp/s/js/artist/J0007?ima=0000
中島裕翔さんの弟はアーティストとして活躍中!
だんだん髪色落ちてきた🟫 pic.twitter.com/UOXpUe70DT
— 中島来弥🧩relight (@Ra1yaNakajima) October 25, 2021
中島裕翔さんには5歳年下の中島来弥(なかじま らいや)さんという弟がいます。
一時期はジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)に所属していましたが、その後に退所。
現在はSNSアカウントを開設し、『LokuRok/ロクロク』というユニットで活躍中です。
YouTubeでは、自身が作詞を手掛けた楽曲のMVを公開するなど、活発に活動中。
どこかノスタルジックな、エレクトロサウンドが心地いい楽曲です。
Instagramアカウントも開設しています。
TikTokでは、ユニークな姿も披露中。
@lokurokLokuRok1周年記念ということで、見納めください🤪 #中島来弥♬ オリジナル楽曲 – 本田翼を知らない人
中島裕翔・最新情報
映画『366日』出演決定
𓆜𓇼𓈒追加キャスト解禁𓈒𓇼𓆜
湊(#赤楚衛二)と美海(#上白石萌歌)の
20年に渡る物語に深みと彩りをもたらす、
総勢8名の豪華キャストが集結✨#中島裕翔 #玉城ティナ#稲垣来泉 #齋藤潤 #溝端淳平 #石田ひかり#国仲涼子 #杉本哲太#映画366日
2025年1月10日(金)公開🌺 pic.twitter.com/OGf1p1JaPy— 映画『366日』公式 (@366movie) September 9, 2024
2025年1月10日に公開予定の映画『366日』にメインキャストとして中島裕翔さんが出演することが発表されました。
同作はHYの名曲“366日”をモチーフとして制作されるもので、2024年4月期にテレビドラマ版が放送されています。
映画版はドラマとは異なるオリジナルストーリーで、沖縄を舞台とした恋愛作です。
中島裕翔さんのまとめ
Jr.時代にエリートと呼ばれた中島さんは、Hey! Say! JUMPのデビュー後に大きな転機を迎え、自身で新しいアイドル像を開拓します。
特に俳優活動での演技力は、ファン以外からも一目置かれるほど。
英語も堪能ですので、海外での活躍を含め、更に大きなステージへの挑戦が期待されます。
Hey! Say! JUMPの方でも、グループのカラーを際立たせるために顔とグループ名を隠し、『狼青年』のMVを発表するなど、果敢なチャレンジが話題になりました。
事務所の中堅アイドルとして、まだまだ新しい姿が見られそうです。
2022年には結成15年を迎えるHey! Say! JUMP。
デビュー当時に14歳だった中島さんも、20代後半となりました。
グループでも個人活動でも、中島さんがどのような歩みを見せてくれるのか、ぜひお楽しみに。
▼あわせて読みたい!