第一線で活躍を続けるアイドルグループSixTONES。
今回は、グループ最年少メンバーである森本慎太郎さんをご紹介します。
森本さんの武器は、体格の良さと持ち前の運動神経を活かしたダイナミックなダンスやアクロバットです。
デビュー前から様々な映像作品に出演し、俳優としても多方面で活躍してきました。
さらに、バラエティー番組やYouTubeチャンネルでは臆することなく率先してボケ倒すなど、常に自由奔放な姿を披露しています。
今回は、そんな才能あふれる森本慎太郎さんの経歴や魅力を徹底解説していきます。
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目次
SixTONESとは
SixTONESは、京本大我さん・田中樹さん・ジェシーさん・髙地優吾さん・松村北斗さん・森本慎太郎さんから成る6人組アイドルグループです。
2020年1月22日には、Snow Manと共にジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)初となる2組同時デビューを飾りました。SixTONESは、X JAPANのYOSHIKIさんが手掛けた『Imitation Rain』を歌い、瞬く間に世間へ鮮烈な印象を与えました。
彼らは元々、テレビドラマ「私立バカレア高校」の出演者として集められたメンバーでした。次第にファンの間で”バカレア組”として定着すると、ドラマ終了後には映画化もされるなど人気を獲得していきました。
しかし、その後はバラバラに活動する時期が続いた上、それぞれが進路に悩み始めるなど厳しい状況に陥っていました。
2015年、ジェシーさんが「やっぱり6人でやりたい」と髙地さんに相談し、ジャニー喜多川社長に6人で直談判したことで正式にグループを結成。ジャニーさんから ”6人それぞれの個性を出せるように” ”音の6原色”という想いを込めて「SixTONES」というグループ名を命名してもらいました。
2018年「ジャニーズをデジタルに放つ新時代。」をテーマに、SixTONESの存在が全世界に向けて発信されていきます。
同時に、SixTONESがYouTubeプロモーションアーティストに選出され、SixTONESの『JAPONICA STYLE』のMVを滝沢秀明さんが初プロデュースしました。ジャニーズとしてSixTONESが初出演した「YouTube FanFest」の模様も動画配信され、彼らの知名度と人気は急上昇していきました。
デビュー以降、5枚のシングルと2枚のアルバムをリリース。紅白歌合戦には、2年連続で出場を果たすなど、今最も勢いのあるアイドルグループへと成長しました。
SixTONESの音楽への取り組みは、まさに真剣そのものです。全編英語詞の楽曲を意欲的に取り入れている他、世界的に活躍している音楽クリエイターから楽曲提供してもらうなど、ジャニーズの中で世界に向けた音楽活動を最も展開しているグループと言って過言ではありません。
2022年1月12日にBillboard JAPANで公開された総合アルバム・チャート“HOT Albums”では、2ndアルバム『CITY』が首位を獲得しました。
2022年3月2日には、読売テレビ・日本テレビ系で放送中のテレビアニメ「半妖の夜叉姫」弐の章1月クールの主題歌である6thシングル『共鳴』がリリースされる予定です。
森本慎太郎さんとは?
森本慎太郎さんのプロフィール
- 愛称:慎太郎、慎ちゃん、もり
- 生年月日:1997年7月11日
- 出身地:神奈川県横浜市(石川県金沢市生まれ)
- メンバーカラー:緑
- 身長:175cm
- 血液型:A型
- 特技:体操、空手、サッカー、スイミング、サーフィン、ドラム
- 取得資格:一級小型船舶免許、ダイビングライセンス
- 主な出演ドラマ:「受験の神様」「バッテリー」「私立バカレア高校」「GTO」「監察医 朝顔」「武士スタント逢坂くん!」
- 主な出演映画:「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」「劇場版 私立バカレア高校」「映画 少年たち」「燃えよ剣」
- 尊敬する先輩:木村拓哉(元SMAP)、滝沢秀明(元タッキー&翼)
ジャニーズ入所の経緯
森本慎太郎さんがジャニーズに入所したのは、2006年10月です。きっかけは、ジャニー喜多川社長からのスカウトでした。
当時、2歳上の兄・森本龍太郎さんがジャニーズJr.として所属していたため、慎太郎さんは家族と共に兄が出演するコンサートをよく見に行っていました。
終演後に森本さん一家が会場近くで食事をしていたところ、偶然通りかかったジャニーさんが慎太郎さんを龍太郎さんと見間違えて声を掛けてきたのです。
すぐに入所を促されたものの、当時空手に夢中だった慎太郎さんは何度か事務所入りを断わっていたそう。
それでもジャニーさんのアプローチは続き、滝沢秀明さんのソロコンサートに慎太郎さんを招待しました。
案内された舞台裏でリハーサルに急遽参加することになった慎太郎さんは、初めて挑戦したダンスに楽しさを見出し、オーディション無しでジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)に入所します。
当時9歳で入所した森本さんは、兄も所属していたユニット「Tap Kids」の一員になります。Jr.にとってグループに所属するだけでも一苦労なので、かなりの好待遇だったことが分かります。
2007年に放送されたドラマ「受験の神様」では、龍太郎さんと共に兄弟役で出演。
その後も中山優馬さん主演のドラマ「恋して悪魔〜ヴァンパイア☆ボーイ〜」に出演し、活躍の場を広げていきます。
森本慎太郎さんが一挙に世間の注目を集めたのは、2009年に「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」の主演に抜擢されたことでした。
「フランダースの犬」に着想を得て作られた映画ということで、慎太郎さんは2010年にベルギーのアントワープ市内で開催されたワールドプレミアに出席。ベルギー・フランダース政府観光局友好大使にも任命されました。
また、本作の主題歌『スノープリンス』を歌ったのは、森本さんを筆頭に11人のJr.で結成されたユニット「スノープリンス合唱団」です。活動は期間限定だったものの、CDをリリースしたことでさまざまなメディアにとりあげられ、センターを務めた慎太郎さんは一躍有名になりました。
順風満帆な活動を送っていた慎太郎さんですが、プライベートでは仕事が忙しくなるにつれ友達が減っていくことに落ち込んでいたそうです。
さらに、2011年にはHey!Say!JUMPとして活動していた兄・龍太郎さんの未成年喫煙が発覚。数年後には事務所を退所するなど、慎太郎さんにとって辛い時期が続きました。
2012年に放送された『私立バカレア高校』では主演の桜木達也役を務め、現SixTONESのメンバーと共に「バカレア組」として活動していきます。
デビュー間近と思われましたが、徐々にジェシーさんと松村北斗さんの個人活動が増え、「バカレア組」は事実上の解散となってしまいます。当時、残された4人は「残り物」というチャットグループを作るほど不遇の時期を経験しました。
Jr.のトップで1人闘い続けてきた慎太郎さんにとって、初めて出来た仲間を失ったのは非常に辛い出来事でした。
だからこそ2015年にSixTONESを結成してからは、デビューへの焦りはあれどグループの存在に何度も救われたそうです。
努力しても報われない辛さを知っているからこそ、2020年に念願のCDデビューが決まった際、SixTONESが感じたのは嬉しさよりも覚悟の方が大きかったようです。
ここからは、森本さんの魅力やグループに対する熱い想いに迫っていきます。