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2000年代後半の名曲
夜汽車ライダー
つづいてご紹介する『夜汽車ライダー』も、トニセンの隠れた名曲の1つです。
本楽曲は、2006年1月からテレビ東京系で放送されたドラマ「2ndハウス」の主題歌。
メンバーの長野博さんが主演を務めたことでも注目を集めました。
2006年6月14日にリリースされたV6の29thシングル『グッデイ!!』の通常盤に収録されました。
『WISHES 〜I’ll be there〜』を手掛けた小幡英之さんが作詞に加え、チダタカシさんと共編曲を務めました。
また、ジャニーズアイドルの楽曲を幅広く手掛ける日比野裕史(ひびのひろふみ)さんが作曲を担当。
V6関連では『Live Show』『Liar』『Medicine』の他、長野さんのソロ曲『My life』等を楽曲提供しています。
『夜汽車ライダー』は、トニセンの楽曲の中で異彩を放つ作品です。
本作では、ある男性が久々の恋愛を通して一喜一憂する様をコミカルに描いています。「夜汽車」とは、彼の想いを込めたメールを運ぶ架空の乗り物なのでしょう。
高嶺の花である意中の女性をデートに誘いたい主人公は、夜汽車に願いを込めてメールを送信します。
主人公の感情描写のリアルさに対し、「夜汽車」というファンタジックな存在のアンバランスさが、この楽曲の斬新な魅力に繋がっているのでしょう。
彼の感情の高ぶりに呼応するように音楽が変化していくポイントも聴きどころです。
オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ
2008年3月26日、トニセンが前作から約7年半ぶりにリリースした3rdシングルが『オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ』です。
作詞・作曲を務めたのは、ウルフルズのトータス松本さんです。
1番のみを制作した最初のデモテープの時点では、完成形よりもアコースティックかつ素朴な雰囲気でした。
驚くべきことに、松本さんがこの楽曲を制作したのはなんと全国ツアーの真っ只中でした。
トニセンも多忙を極めていたためレコーディングできる時間が限られており、急遽歌詞を完成させて送ってほしいと打診されたのだそう。
松本さんは大阪でのライブ前日にホテルで歌詞を書き下ろし、ライブ当日の朝5時に部屋で新たなデモテープを録音して送ったそうです。
歌詞を書き下ろしている間、メンバー1人1人に合いそうなフレーズを意識しながら制作したという松本さん。
リリース後、本作は見事にオリコンチャートで1位を獲得し、この楽曲が自分の自信に繋がったと語っています。
他人と比べるのではなく、自分自身を大切にして生きていこうというメッセージが込められた応援歌です。
Honey
『Honey』は、2009年2月11日にリリースされたトニセンのライブDVD「20th Century LIVE TOUR 2008 オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ」の特典CDに収録された楽曲です。
制作に携わったのは、クリエイティブ・ユニットのDoiTokiです。ジャニーズ関連では、V6の『Keep A Chance』や、KAT-TUNの『Splash…』の作曲を手掛けました。
『Honey』の作詞は、元メンバーで現在ソロで活動中のMadokaさんが務め、作曲をDoiTokiが担当しています。
本作は、言わば王道のアイドルソング。トニセンの楽曲の中で最も可愛らしい作品と言っても過言ではありません。
ライブDVDの特典CDという特殊な収録方法だったにも関わらず、ファンの間で人気の高い楽曲です。2009年に開催されたトニセンのライブツアーでは本作がコンサートタイトルを飾る等、メンバーにとっても大切な1曲となっています。
red
次にご紹介する『red』は、スタイリッシュかつワイルドなテイストが魅力的な楽曲です。
本作は、2009年6月17日にリリースされたV6の35thシングル『スピリット』の初回限定MUSIC盤に収録された隠れた名曲。
スリーピースロックバンドのアンダーグラフが楽曲提供した本作。作詞・作曲をボーカルの真戸原直人さんが担い、編曲をアンダーグラフが務めました。
『red』は、とにかく歌詞とリズムの波長がとても心地いい楽曲です。
歌詞を読み込むと分かるのですが、韻を踏むポイントや言葉の対比が隅々まで計算されています。
それでありながら、型にはまらない自由さや力強さを持っています。トニセンの新たな魅力を引き出した作品でした。
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