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2010年代の名曲
Sing!
『Sing!』は、2010年9月1日にリリースされたV6の37thシングル『only dreaming / Catch』のカップリング曲。
作詞したのは、ジャニーズ関連の楽曲でお馴染みのKanata Okajima。V6の他楽曲では『SPARK』の作詞も担当しました。
三浦大知が歌った仮面ライダーエグゼイドの主題歌『EXCITE』で、レコード大賞優秀作品賞を受賞したことも記憶に新しいです、
作曲を務めたYoji Noiさんは、浜崎あゆみやBoA、AKB・坂道グループ等に楽曲提供してきた作・編曲家。
『Sing!』の魅力は、冒頭の数秒で惹きこまれるトニセンの美しいハーモニーです。
シンプルな楽器編成ということもあり、トニセンの声の良さや抜群の相性を存分に楽しむことが出来ます。
本作は、君と過ごす中で感じられる身近な幸せが、僕の世界を明るくしてくれるという内容の楽曲。自然とポジティブな気持ちにさせてくれる魅力的な作品です。
『Sing!』は、トニセンの舞台を収めたDVD「TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星」の初回限定盤の特典CDにも収録されています。
不惑
最後にご紹介するのは『不惑』です。この楽曲は、2016年6月8日リリースされたV6の46thシングル『Beautiful World』の通常盤に収録されました。
2016年に井ノ原さんが40歳を迎え、トニセン全員が40代になったことを記念して収録された楽曲でもあります。
作詞を手掛けたのは、KIRINJIの堀込高樹さん。彼はこの楽曲を皮切りに、トニセンの『会って話を』や、V6の『素敵な夜』なども手掛けています。
デモテープの時点では全編英語詞だったようですが、後に日本語の歌詞に書き直したそうです。
共作曲したNicklas EklundとKevin Borgは、ともにスウェーデンを拠点に活動する音楽プロデューサー。Sexy Zoneの中島健人さんのソロ曲『Mission』も彼らが共作曲しています。
さらに、数え切れないほど多くのジャニーズの楽曲に携わってきた川口進さんも作曲で参加しています。
「不惑」とは、心が乱れることのない悟りの境地を意味します。その他に、数え年で40歳のことも指します。これは、孔子の有名な論語「四十にして惑わず(不惑)」が由来とされています。
堀込さんが『不惑』で表現したのは、周りを気にせずに”自分らしくあり続ける事の大切さ”です。そんな歌詞のテーマが、常に自然体なトニセンにマッチしました。
1980年代のディスコミュージックの香り漂うサウンドは、主人公が様々なしがらみから自由になっていく様を清涼感たっぷりに彩りました。
最後に
今回は20th Centuryの名曲を10曲厳選してご紹介しました。
全曲ご紹介できないのが残念なほど、トニセンの楽曲には充実した作品がたくさん存在します。
トニセンは2022年も音楽活動を続けており、5月23日にリリースされた『夢の島セレナーデ』は 井ノ原さんが主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『特捜9 season 5』の主題歌に起用されました。
さらに、8月1日には新曲『風に預けて』をリリース。ソロの活動はもちろんのこと、トニセンの音楽的な進化からもますます目が離せません。
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