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2000年代前半の名曲
days -tears of the world-
『days -tears of the world-』は、2002年7月31日にリリースされたV6の7thアルバム『seVen』(セブン)に収録された楽曲です。
作詞・作曲を手掛けた浅田直さんは、アニメソングやキャラクターソングを中心に手掛ける作曲家兼ギタリスト。
20th Centuryの『Knock me Real』や、V6の『SOYOIDE ~BREEZIN’ SOUL~』『I CAN』の作曲も務めています。
洗練された大人の雰囲気がトニセンの甘い歌声とマッチし、まさに神曲と言える作品に仕上がりました。
2009年に開催されたトニセンのコンサート「20th Century LIVE TOUR 2009 HONEY HONEY HONEY」では、本作をアカペラで披露し、観客を魅了しました。
『days -tears of the world-』はトニセンの1stアルバム『Replay〜Best of 20th Century〜』やV6の4thベスト・アルバム『Very6 BEST』初回B盤にも収録されています。
ちぎれた翼
つづいて、トニセンの隠れた名曲『ちぎれた翼』をご紹介します。
この楽曲は、2003年10月8日から12月31日に日本テレビ系で放送されていたアニメ『SPACE PIRATE CAPTAIN HERLOCK OUTSIDE LEGEND 〜The Endless Odyssey〜』のエンディングテーマとして起用されました。
2004年2月4日にリリースされた20th Centuryの1stベストアルバム『Replay〜Best of 20th Century〜』で初めて音源化されました。
本作は、異世界で再会した愛しい人への想いを描いた楽曲。宇宙を彷彿とさせる壮大な音楽も相まって、この楽曲ならではの美しい世界観へと誘います。
作詞したMIZUEさんは、V6の『Darling』の作詞を手掛けた人物。
『Darling』では英語と日本語を混ぜた発語の面白さを通して、甘い恋模様がキュートに描かれていました。
一方『ちぎれた翼』では完成されたファンタジックな世界が広がっており、彼女の表現の豊かさに驚かされます。
作曲した中野雄太さんは、浜崎あゆみやalan、島谷ひとみ、EXILEなどに多数楽曲提供してきました。
音大でオーケストラアレンジを集中的に学んだこともあり、ストリングスの扱いに長けたコンポーザーです。
才能の融合によって生み出された『ちぎれた翼』。そんな名曲をさらに彩ったのが、トニセンのハーモニーです。
特にサビ部分では、聴き手を圧倒するような素晴らしいハーモニーを披露しています。
他の楽曲同様スイッチボーカルが採用されているので、フレーズ毎にそれぞれの歌声が十分に楽しめます。
鳥肌が止まらないほど高い完成度なので、この機会にぜひ聞いてみてください。