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2022年中期のジャニーズ楽曲
Hey! Say! JUMP『恋をするんだ』
Hey! Say! JUMP『恋をするんだ』は、2022年5月25日にリリースされた32ndシングル『a r e a / 恋をするんだ / 春玄鳥』の表題曲。
今作は、彼らにとって初となるトリプルA面ということで、それぞれに異なる魅力が詰まった特別な作品となりました。
『恋をするんだ』は、テレビ朝日系オシドラサタデーで放送されたドラマ「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」の主題歌。
山田涼介が主演を務めたこのドラマは、毎話ドキドキのストーリー展開が大反響を呼びました。
MVには、ドラマでヒロイン役を務めた芳根京子が出演。
好きな人に想いを伝えられない女性が、少しだけ勇気を出せるようになるまでの心境の変化を繊細に描き出しました。
作詞・作曲したのは、ボーカルグループUNIONEで活躍するYUUKI SANOと作曲家の柳川陽香。
直近では、SixTONESの最新シングル『ふたり』も共に制作しています。
本作では、身近なのに尊く、悩ましい「恋」という感情を素朴な歌詞で書き下ろしました。
何よりHey! Say! JUMPの歌声には、楽曲の歌詞をよりリアルに感じさせる力があります。
彼らの声から感じられる感情の機微や表情の変化にぜひ注目してみてください。
YouTubeでは、MV撮影の裏側を捉えたOfficial petit makingも公開されていますので、あわせてお楽しみください。
関ジャニ∞『喝采』
関ジャニ∞『喝采』は、2022年7月6日にリリースされた47thシングルです。
5人体制になって以降、シングルリリースとしては初のバンドスタイルを起用した本作。
約3年4か月ぶりとなる関ジャニのバンドサウンドに、各方面で歓喜の声が溢れました。
作詞・作曲・編曲を担当したのは、音楽プロデューサーユニットJazzin’ parkの栗原暁と久保田真悟。
近年、彼らはデビュー曲を手掛けることも多く、なにわ男子の『初心LOVE』を提供したほか、栗原はSnow Manの『D.D.』の作詞を担当しています。
『喝采』は、メンバーそれぞれの個性とグループの魅力を同時に楽しめる楽曲。
本作において特筆したいのは、一人ひとりがよりナチュラルに音楽と向き合っている点です。
また、彼らの確固たる結束力は、1組のアーティストとして「関ジャニ∞」をさらなる高みへと押し上げました。
『喝采』を聴けば、関ジャニの未来に向けた熱い想いを感じられるはずです。
「紅白歌合戦」や「ジャニーズカウントダウンコンサート」への出演等、年末も精力的にアーティスト活動を展開する関ジャニ∞。
さらに今年7月に4都市を巡った「関ジャニ∞ ドームLIVE 18祭」が、この冬再び開催されることも決定しました。
ますますパワーアップする関ジャニ∞の音楽活動から目が離せません。
KinKi Kids 『Amazing Love』
続いて、2022年7月27日にリリースされたKinKi Kidsの45thシングル『Amazing Love』をご紹介します。
本作は、デビュー25周年を記念してKinKi Kidsの2人が作詞を務めました。
そして、なんといっても注目は作曲を手がけた山下達郎です。
これまでに山下は、デビュー曲『硝子の少年』(1997年)や『ジェットコースター・ロマンス』(1998年)を書き下ろし、KinKi Kidsの音楽活動に深く関わってきました。
そんな山下が再び筆を取り、実現したのが『Amazing Love』です。
本作はメロディー先行で制作されたということで、キンキは「Lalala」で吹き込まれた山下の仮歌を聞きながら作詞作業を開始。
彼らは仮歌から山下ならではの特徴を導き出し、ものまねしながら歌詞を当てはめていくことで「山下達郎の歌」そのものを活かした楽曲づくりを目指しました。
成長した自分達を伝えたいという願いから、今作の作詞を打診したというキンキ。
その想いが鮮やかに投影された名曲が誕生しました。
SixTONES『PARTY PEOPLE』
『PARTY PEOPLE』は、SixTONESの陽気な魅力をふんだんに盛り込んだサマーパーティーチューン。
2022年8月5日、突如としてこの楽曲がYouTubeで限定公開されると、SNSを中心にトレンドを独占しました。
作詞したのは、WHITE JAMのONIGASHIMA。
彼は、SixTONESの『RAM-PAM-PAM』『Telephone』『You & I』『Mad Love』といった人気曲の作詞を手がけてきました。
デビュー前からSixTONESの持ち味を引き出してきた経験が、グループと楽曲の相性の良さに現れています。
PARTY PEOPLE公開記念🎉
今日はSixTONESさんを
褒めラップさせて頂きました! pic.twitter.com/o9yYFLG6WT— GASHIMA (WHITE JAM) (@WJF_GASHIMA) August 9, 2022
作曲したのは、Albin NordqvistとP3AKです。
スウェーデン出身のコンポーザーAlbin Nordqvistは、SixTONESの『Special Order』や『WHIP THAT』といった挑戦的な楽曲から『Everlasting』のような壮大なバラード曲まで幅広く作曲してきました。
一方のP3AKは、V6『PINEAPPLE』やKing & Prince『Magic Touch』、Sexy Zone『Eliminator』等、スタイリッシュながら記憶に深く残る印象的な楽曲を多数手がけてきました。
一流の制作陣が手がけた『PARTY PEOPLE』では、遊び心の中にセクシーな危うさが共存しています。
本作を通して、SixTONESの爆発力が世間に証明されたのではないでしょうか。
NEWS『TRIAD』
NEWSの『TRIAD』は、2022年8月17日にリリースされた12thアルバム『音楽』のリード曲です。
このアルバムは、メンバーがインタビュアー・短編小説・楽曲プロデュースといったそれぞれの得意分野を活かして制作に関わった作品です。
『TRIAD』には「3人組」や「三和音」という意味があり、NEWSの3人で創り上げたことを象徴した作品となっています。
本楽曲を作詞したのは、NEWSに60曲以上の楽曲を提供してきたヒロイズム。
彼は『チャンカパーナ』や『フルスイング』といった代表曲に携わった他、2022年にリリースされた『LOSER』の作詞・作曲・編曲も務めました。
そして、作曲した☆Taku Takahashi (m-flo)は、BE:FIRST『Shining One』『First Step』を手掛けたことでも注目を集める音楽プロデューサー。
ジャニーズ関連では、NEWSの『ポリリズム』やHey! Say! JUMPの『Ride With Me』、V6の『SP “Break The Wall” feat. V6 & ☆Taku Takahashi(m-flo)』等を発表しています。
『TRIAD』は、サンプリングしたサウンドと27種類の楽器を用いて制作された非常にクリエイティブな楽曲。
今のNEWSが表現したい音楽が全て詰まった作品となっています。