小室ファミリーの一員とも呼ばれ、デビューから30年が経った今でも世界中で愛されている5人組ダンス&ボーカルグループ・TRF。
「EZ DO DANCE」をはじめとするミリオンヒットナンバーを数多く生み出していることや、メンバー全員が高いスキルをもったアーティストであることは言うまでもありません。
しかし、彼らがどのようにしてグループを結成したのか、5人それぞれがどのような経歴の持ち主なのかを知る機会がなかった人も多いのではないでしょうか。
今回は、世代を越えて多くのファンに支持されるTRFの歩みやメンバープロフィール、代表曲などを詳しくご紹介します。
目次
TRFとは?
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TRF30周年企画!!
ストリーミングサービス『AWA』で
TRFの曲を用いたカバーコンテストが開催!!
入賞者はTRFのカバー楽曲で配信デビュー🎤
\エントリー期間
2/25 00:00~3/5 23:59さあ、#TRF の曲を歌って配信デビューを勝ち取ろう!!https://t.co/wtYt2uARDE#TRF30th pic.twitter.com/DbtlzjrAw8
— TRF_official (@TRF_staff) February 28, 2023
TRFは、YU-KI(ボーカル)・DJ KOO(DJ、サウンドクリエイター)・SAM(ダンサー)・CHIHARU(ダンサー)・ETSU(ダンサー)の5人で結成されたダンス&ボーカルグループ。1993年、小室哲哉プロデュースによって、現在の大文字表記とは異なるtrf名義でデビューしました。
小室の「日本初のレイヴ・ユニットを作りたい」という熱意のもと作られたグループで、trf=tk rave factoryというグループ名にもその思いが込められているのだとか。ちなみにレイヴとは、イギリスを中心に流行した、ダンス音楽を一晩中流す大規模なパーティーを指します。
現在のメンバーが初めて一緒にパフォーマンスをしたのは、1stアルバム「trf 〜THIS IS THE TRUTH〜」の発売を記念したお披露目ライブ。当時SAM・CHIHARU・ETSUのダンサー3人はMEGA-MIXという音楽ユニットに所属しており、YU-KIやDJ KOOらと共にグループで活動することになるとは思っていませんでした。
結成当初はボーカル・DJ・ダンサーという編成が他になく、SAMも「グループ内での役割をつかみ切れてなかった」と語っています。
その心情に変化が訪れたのは、初の全国ツアー「TOUR ‘94 BILLIONAIRE BOY MEETS GIRL」の初日・静岡公演。会場をいっぱいに埋め尽くすファンの熱気や、ダンサー陣の名前も呼ばれる経験を経て、初めて自分達もメンバーとして認められているのだと実感しました。
全国ツアーを経て彼らの人気は爆発的に高まっていき、ライブは毎回満員に。その後「BOY MEETS GIRL」「CRAZY GONNA CRAZY」などのミリオンヒットを次々と生み出し、日本を代表するダンス&ボーカルグループと呼ばれるまでに成長します。
そして1996年、「Hey! Ladies & Gentlemen」のリリースをきっかけに、グループ名を現在のTRF(大文字)へ改名。
1998年には小室プロデュースを離れ、独自に活動を開始します。各メンバーはTRFでの活動以外に、ソロアーティストや振り付け師としても活躍中です。
2023年2月25日、記念すべきデビュー30周年を迎えたTRF。同日にはZepp HanedaでTRF 30th Anniversary Live『THANXXX!!! Live & Party 2023〜』を開催し、会場に集ったファンを熱狂させました。