パワフルなサウンドと癖になる歌声で、オリジナルの魅力を発信し続けるReol(れをる)。
Reolは楽曲だけでなく、自身のアーティスト活動全般をセルフプロデュースし、シンガーソングライター兼マルチクリエイターとして活動している女性アーティストです。
CMなどでReolの魅力的な歌声を聞き、思わずファンになったという方も多いのではないでしょうか?
この記事では、Reolのプロフィールや活動歴史とともに、絶対聴いてほしいおすすめ楽曲を10曲紹介します!
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目次
Reolとは?
誕生日 1993年11月9日
出身地 長野県
血液型 AB型
身長 145cm
Reolは2012年から「れをる」として、ニコニコ動画にて歌ってみた動画を投稿し活動を開始しました。
歌い手活動は順調に軌道に乗り、2015年、ソロアーティストとしてメジャーデビューを果たします。
2016年には、サウンドクリエイターのギガ、映像クリエイターのお菊と共に「REOL」というユニットを結成し精力的に活動しますが、2017年10月をもってユニット活動は解散となりました。
自分の未熟さを実感したお菊がユニット脱退を申し出たところ「お菊なしでは成立しないから解散しよう」ということで話がまとまった、というのが解散の理由です。
しかし解散後も3人の友情は変わらず合作で曲を発表していることから、今でも本当に仲がいいことが分かります!
ユニット・REOLを解散したReolは、2018年1月にソロアーティストとして再起動することを発表し、現在は個人で活動するマルチクリエイターへと成長しました。
Reolのおすすめ楽曲10選
エンド
2018年3月14日にリリースされた1stミニアルバム『虚構集』に収録された楽曲です。
事実上Reol名義として初めて発表された楽曲で「不甲斐ない自分との惜別」をテーマにしています。
MVでは、棺に入ったReolを別のReolが眺めるという不思議なストーリー。
「REOL」としての活動に終止符を打ち「Reol」として新しく生まれ変わりたい…このMVからは彼女のそんな決意を感じることができます。
ラストシーンはドローンを使って空中から撮影されていて、広大な大地の中ぽつんと立ち尽くすReolの姿が印象的です。
サイサキ
2018年5月16日に各種音楽配信サービスにてリリースされた、1stシングルです。
「専門学校HAL」の2018年度CMソングにも起用され「生まれ変われ、強いジブンに。」というCMテーマともぴったり合っていました。
「幸先」とは、良いことが起こる前兆という意味なので、1stシングルの曲名に「サイサキ」と付けることで、これからの自分の活動は必ずいいものになるというReolの願いも感じられます。
また、ジャケットの撮影や加工、レイアウトは全てReol自身で行い、彼女のマルチクリエイターとしての才能を余すことなく感じられるところもポイントです。
劣等上等
2018年10月17日にリリースされた1stアルバム『事実上(配信版)』に収録されたボーナストラックです。
本曲は、Reol作詞、ギガP作曲、ボーカロイドの鏡音リン・レン歌唱によって2018年7月13日に発表された楽曲であるため、Reolは自身のアルバムでセルフカバーした形となります。
ボーカロイドたちのライブ&企画展「マジカルミライ 鏡音リン・レンAnniversary」のテーマソングとして制作された本曲は、思わず体が動き出すようなアップテンポナンバー。
Reolはこの曲をライブでも披露していて、ボーカロイド楽曲を易々と歌いこなす歌唱力はさすがというほかありません。
煩悩遊戯
こちらも1stアルバム『事実上』に収録された楽曲です。
尖った感性を存分に発揮し、突き放すような歌詞をラップ調に歌い上げるヒップホップナンバーで、何度もリピートしたくなる中毒性があります。
神頼みする人の様子をコミカルに歌った本曲は、秀逸な言葉遊びが随所に散りばめられ、歌詞を眺めているだけでもReolの世界観にどっぷり浸ることができますよ!
普段のReol楽曲とは一味違ったアナーキーな一面を覗くことができ、彼女の持つ底知れぬ才能に驚く一曲です。
ゆーれいずみー
2019年7月24日に各種音楽配信サービスにてリリースされた、3rdシングルです。
Reolが幼少期に体験したお盆の行事を思い出し、改めて日本独特の文化であるお盆に注目して生まれた楽曲は、ポップでキャッチーなメロディーが魅力。
取り扱っているテーマはダークでも、どことなくコミカルな要素を入れるのがReol楽曲の大きなポイントですよね!
曲名『ゆーれいずみー』には「幽霊 is me(私は幽霊)」と「You raise me(あなたのおかげ)」という意味をかけ、多数派に殺されていく自我について歌っています。
ライブでは幽霊にちなんだ振付をファンと一緒になって踊るのが定番で、大盛り上がりする一曲です。
第六感
2020年7月29日に各種音楽配信サービスにてリリースされた、5thシングルです。
「DYNAMITE BOAT RACE」の2020年下半期CMソングに起用され、多くの人に存在を知られるきっかけにもなりました。
疾走感のあるテンポとReolの力強い歌声が調和し、聴くだけで元気になれる一曲。
「今」という瞬間を全力で楽しもうとするこの曲の主人公は、まるで物語のヒーローのようなカッコよさがあります。
MVにはアーティストグループ「東京ゲゲゲイ」が出演し、世界観のアクセントになっているところも見逃せません。
1LDK
2020年1月22日にリリースされた2ndアルバム『金字塔』に収録されている楽曲です。
Reol楽曲の中では落ち着いた曲調かつストレートで分かりやすい歌詞が特徴で、誰でも一度は体験したことがある「音楽によって救われる体験」を歌にしています。
公式YouTubeチャンネルで公開されたライブ映像は、複数のランプに囲まれながら力いっぱい歌うReolの姿をじっくり堪能でき、彼女が持つパワーを改めて実感できますよ!
落ち込んだ時やうまくいかないことがあった時、ふと聞き返したくなる一曲です。
Q?
2020年11月4日に各種音楽配信サービスにてリリースされた、6thシングルです。
フジテレビ系TVアニメ 「デジモンアドベンチャー:」エンディング主題歌として書き下ろされた楽曲で、『Q?』という曲名は「Question(疑問)」と「Quiet(静寂)」の2つの意味を持っています。
MVは「荒廃し時の止まってしまった世界に囚われる青年。そんな青年の心の中に潜むくすぶった感情が疑問を投げかける」というコンセプトで制作され、CGを駆使した大迫力の映像は誰でも一見の価値あり!
ReolのMVは近未来を連想させる高層ビルがよく登場するイメージですが、架空の衰退都市の世界観はいつもと違った新鮮さがあります。
ウテナ
2019年3月20日にリリースされた1stEP『文明EP』に収録された楽曲です。
EPという形態に馴染みがない方もいるかもしれませんが、EPとはミニアルバムよりも収録曲数が少なく、シングルよりも収録曲数が多い作品を指します。
本曲はコロコロ変わるリズムに、語りかけるようなフレーズと遊び心たっぷりの一曲で、文明が生まれ進化していく様子を歌にした一曲。
しかし一方で、文明を発達させる際に生まれる人間の「欲望」にもフォーカスが当たっていて、人間の本質を突いた深い世界観が魅力です。
MVではダンサーやギミック、CGが巧みに使用されており、曲の世界観を表したかのような色彩鮮やかな映像に仕上がっています。
HYPE MODE
2019年10月20日に各種音楽配信サービスにてリリースされた、4thシングルです。
Reolの楽曲はヒップホップやEDM、ポップスなど、曲によって様々なテイストを楽しむことができますが、本曲はEDMの要素や展開が特に光ります。
楽曲作成時、Reolはファンクミュージックや80年代のレトロ文化にハマっており、それらからヒントを得て偶発的に生まれました。
通常Reolは、アルバムや曲のコンセプトをしっかり決めてから曲作りの作業に取り掛かるため、偶発的に生まれた本曲は珍しい過程を経て生まれた曲です。
MVはあえて監督を立てず、フォトグラファーの磯部昭子と映像クリエイターのお菊、そしてReolの3人で自由に制作し、Reolが表現したかった世界観が存分に発揮されています。
最後に
歌い手からスタートし、アーティストまで上り詰めたReolは、まさに努力と才能の化身です。
さまざまな曲調や新たな技術にチャレンジし続けるReol楽曲は、まだまだ進化し続けるでしょう。
「自分のやりたいことをやりたくて音楽をやっている」というReolが、今後どのような音楽を届けてくれるのか楽しみです!
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