【難易度S級!?】カラオケで歌えたら盛り上がる難曲アニメソング5選とは…?

【難易度S級!?】カラオケで歌えたら盛り上がる難曲アニメソング5選とは…?

年々、アニメの年間放送本数が増える傾向にあり、それに伴ってOPやEDを盛り上げるアニソンも数多く生まれています。

様々なアーティストが起用され、ファンであればその楽曲をカラオケで歌ってみたいと思う人も多いでしょう。

今回の記事では、難易度は高めでもカラオケで歌えたら盛り上がるアニソンを紹介します。

楽曲のレベルの高さに、プロのアーティストですら難しいと語る楽曲も掲載しています。

この記事で紹介するアニソンが歌えるようになれば、場を沸かせることができるかもしれません。まだ歌ったことがない曲があれば、この機会にぜひ挑戦してみてください。

「怪物」YOASOBI

最初に紹介するのは、音楽ユニット・YOASOBIの「怪物」です。

アニメ『BEASTARS』の第2期OPテーマ曲として使用され、ホラーを感じさせる独特な音程がクセになります。

そんな「怪物」ですが、作詞・作曲を務めるAyaseさんは“「夜に駆ける」とか「ハルジオン」より難しい。”と、Twitterで呟いています。

ちなみにそのツイートの最後には“ikuraちゃんごめんといった感じ”と、ヴォーカルのikuraさんに対して申し訳無さそうな一文が添えられていました。

制作した本人達ですら難しいと感じる「怪物」ですが、実際に歌ってみると音程が非常に取りづらいことに気づくでしょう。

序盤から伴奏に合わない音が連続しているだけでなく、ラップパートが多数配置されているので、単語を区切りながらも独特な音程に合わせるのはなかなかに困難です。

転調による切り替えが難しい

この曲で特に難しいのは、転調による切り替えです。

全体的に暗い印象を抱く曲ですが、サビではその印象を振り払うように、明るい曲へと切り替わっています。

AメロからBメロまでの区切りと音程を意識した歌い方から、サビでの転調。シンプルに音程が分かりづらいというのもありますが、この転調がかなり明るめです。

歌ってみると思った以上に転調の幅が大きく、音程も合わせにくいです。

また、サビでの息継ぎも独特なので、ikuraさんの歌を聴きながらタイミングを覚えましょう。

難しい曲ではありますが、完璧に歌いこなせばかなり盛り上がる曲なので、ぜひ練習してみてください。

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「One Last Kiss」宇多田ヒカル

続いては、宇多田ヒカルさんの「One Last Kiss」の紹介です。

2021年に満を持して放映されたアニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の主題歌として使用されました。

国内だけでなく、海外からも支持される実力を持つ宇多田ヒカルさんの楽曲なだけあり、幻想的な世界観に様々なテクニックが散りばめられています。

音域の広さはもちろんですが、フワリとした曲調のせいもあってかリズムをとるのが難しく、そもそもこれはカラオケで歌える曲なのだろうかと思った人も多いのではないでしょうか。

Aメロから区切りやビブラート、そしてエッジボイスが連発。単に綺麗に歌うだけでなく、アクセントによる表現力が重要となってきます。

テクニックが要求されるリズム

全体的にリズムをとるのが難しい曲です。

それほど速い曲調ではありませんが、上がり下がりが激しく、その中でもアクセントなどに気をつけつつ歌うのはなかなかに困難です。

また、歌詞の中に“Oh oh oh oh oh…忘れたくないこと”という歌唱部分があると思います。

シンプルに思えますが、しゃくりやフォール、ビブラートが交ざり、この場面が歌えるかどうかで、曲全体の印象が決まると言っても過言ではないでしょう。

練習としては、全体のリズムを理解してから、所々のテクニックを抑えるのがおすすめです。

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「紅蓮華」LiSA

続いては、アニソンシンガー・LiSAさんの「紅蓮華」を紹介します。

アニメ『鬼滅の刃』のOPテーマ曲として使用され、紅白歌合戦で歌唱されたことでも話題となった曲です。迫力満点のサビ部分は、何度聴いても盛り上がりますね。

ちなみにポルノグラフィティのヴォーカルを担当する岡野昭仁さんは、この楽曲をアコースティックバージョンで披露したことがありますが、“難易度が高すぎて非常に苦労し、やりがいのある曲”と語っています。

そんなプロをも唸らせる「紅蓮華」ですが、裏声を駆使しつつ、即座に切り替えられるようにするなど、緩やかさと激しさが両立している楽曲です。

また、歌詞によっては舌を巻くように歌うと、より表現の幅が広がる箇所があります。。例えばAメロで“どろだらけの”という歌詞がありますが、ここは“どろだ(ん)らけ”と歌うと、より自然な感じで繋げることができます。

ただ歌うだけでも盛り上がる曲であることは間違いありませんが、細かな点を意識することで、より違った世界観を与えることができる曲でもあります。

Aメロとサビに入る前のBメロ

LiSAさんは高い声だけでなく、低い声も使い分けることができます。

「紅蓮華」には、そんなLiSAさんの技術が随所に散りばめられていますが、やはりAメロとサビに入る直前のBメロが上手く歌えるかどうかで、盛り上がりに違いが出てくるでしょう。

“強くなれる 理由を知った 僕を連れて進め”

母音をしっかりと発声しつつブレスを意識。“僕を連れて進め”は、三段階に分けて最後はしっかりと息を吐き出しましょう。

簡単なようですが、どれだけ上げるかの調整で、歌詞の印象も大きく変わります。何度も聴き比べ、インパクトあるサビに繋げられるようにしましょう。

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「炎」LiSA

引き続きLiSAさんが歌う楽曲となります。紹介するのは、アニメ映画『鬼滅の刃 無限列車編』の主題歌として使用された「炎」です。

現在、YouTubeで2億回近くも再生されている今回の楽曲は、まさにLiSAさんの楽曲の中でもっとも人気のある曲と言ってもいいでしょう。

優しさと悲しさを両立させた歌詞を緩やかな曲調に乗せ、テレビアニメでのOPテーマ曲「紅蓮華」とはまた違った印象を抱かせる内容となっています。

壮大なバラードとして仕上がっており、盛り上げるためでなく、相手にしっかりと聴かせるための楽曲です。

それゆえにミスは極力少なく歌う必要がありますが、抑揚を所々で区切り、裏声とエッジボイスも使い分けなくてはいけません。独特なリズムも混じっているので、慣れるまでに苦労するかもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。

抑揚と裏声の切り替え

“僕たちは燃え盛る旅の途中で出会い”

上はサビに入った直後の歌詞です。ビブラートと共に息を吐き、終盤では音程が上がって、落ちて、上がるという流れになります。3つの連続した音を即座に切り替える必要があるので、サビにおいての最初の難所と言えるでしょう。

“手を取りそして離した 未来のために”

そして続くサビで強く解き放ち、“未来”では裏声が入ります。そのすぐ後に裏声から切り替えなくてはいけないので、音域が届かない人は無理矢理に歌いがちとなってしまいます。

しかし、この曲において重要な部分でもあるので、スムーズな切り替えができるように、息を吸う場所をしっかりと把握して練習に取り組みましょう。LiSAさんは音域が広いので、その場合はキーを下げて歌うなどの工夫をしてみるのもいいでしょう。

「廻廻奇譚」Eve


最後に紹介するのは、シンガーソングライター・Eveさんの「廻廻奇譚」です。

アニメ『呪術廻戦』のOPテーマ曲に使用されたこの曲ですが、Eveさんも原作のファンであるということもあり、作品の世界観に沿った内容に仕上がっています。

テレビ朝日『アニソンバトルBEST20』では、オーイシマサヨシさんが歌唱したことでも話題となり、歌った本人曰く“とんでもねえ曲だー!”と、曲の難しさと素晴らしさについて語っていました。

低音とリズムに注目しがちですが、サビでの躍動感が激しく、非常に音域が広いことにあります。音の動きもアクロバットのように目まぐるしく、初見ではついていくのにやっとの人が多いでしょう。

3番からラストのサビへの入りが難所

正直、この曲はどこも難しいと言っても過言ではありません。

独特なリズムの変化に加え、歌詞をただ読むだけでは歌うことができないので、サビに入る前に躓いてしまう人も多いでしょう。

その中でも3番からラストのサビへの入りは、この楽曲の中でも特に難しいと言えます。

“不格好に見えたかい これが今の僕なんだ 何者にも成れないだけの屍だ 嗤えよ”

間奏からの入りの部分が難しい人は、楽器の音を参考にして入るといいでしょう。

途中で休みを入れつつ、アクセントを置く必要もあるので、語り口調だからと油断しないようにしてください。

“目の前の全てから 逃げることさえやめた イメージを繰り返し 想像の先をいけと”

この歌詞の後半部分は歌いやすいかと思いますが、その前の歌詞では波打つような音程を意識しながら、アクセントを置いていきましょう。

聴いてすぐに歌えるような曲ではないので、パートごとに分けて、1つ1つの課題を繰り返すのがおすすめです。

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最後に

カラオケで歌ってみたいけれど、難しいと諦めてしまうこともあるでしょう。

しかし、せっかくのカラオケなら、好きな曲で盛り上がりたいと思うはずです。

難しい曲はパートごとに分けて、自分が歌えない箇所を反復で練習することが重要です。

この機会に、今まで歌ったことがない曲に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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