2020年に大ブレイクを果たし、紅白にまで出場したYOASOBI(ヨアソビ)。
YOASOBIは、ボカロ・映像系音楽ユニットの1組で、文学作品をモチーフにしながら音楽・歌・映像をミックスさせて世界観を紡ぎ上げていく新たな音楽ユニットです。
代表曲『夜に駆ける』が各種主要チャートでトップを獲得し、オールナイトニッポンのパーソナリティにまで抜擢されたため、名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
しかし、ボカロの文化に詳しくないと彼らがどんなユニットなのか理解するのは困難です。
そこで、本記事にて、音楽ユニットYOASOBIについて、彼らの経歴(歴史)・プロフィールをオススメソングベスト3を交えながら解説していきます。
▼YOASOBIの名パフォーマンスは必見!
目次
YOASOBIとはどんな音楽ユニット?
【#YOASOBI MVの"好きな5秒"緊急募集 #ハルジオン 編】
続いて篠田利隆監督率いるZONeチームによる最新作「ハルジオン」MV!
レトロなモチーフや多様なシーンの切り替わりに目も心も奪われますね。
リプ欄に《〇〇分〇〇秒〜〇〇分〇〇秒》と、コメントもお忘れなく😉https://t.co/86FQ7iqWJi pic.twitter.com/f88zMIjZ4U— YOASOBI (@YOASOBI_staff) May 16, 2020
YOASOBIは2019年10月に結成された音楽クリエイターAyaseとシンガーソングライターikuraによる2人組のユニットです。
ボカロ系アーティストが近年の音楽業界を賑わしている中、また新たなアーティストが誕生しました。
小説を音楽にするというコンセプトで、Ayaseさんのバックグラウンドであるボカロ的なサウンドを紡ぎ、若者を中心に人気を集めています。
以前はメディア露出を控えていましたが、現在では顔を出した出演をよく行っており、ネットを飛び越え、普遍的なスターになっています。
二人の手がける楽曲の映像は、漫画家・アニメクリエイターの藍にいなさんがサポートする形で手がけています。
このようにそれぞれ異なるプロのアーティストが文学作品をオマージュしながらその世界観を現代的サウンドで表現し、楽曲に命を吹き込んでいる音楽ユニットがYOASOBIなのです。
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小説のような歌詞の奥深さと音楽の共有感が魅力
【#YOASOBI MVの"好きな5秒"緊急募集 #夜に駆ける 編】
まずは藍にいなさんによる、デビュー曲「夜に駆ける」MV!
色彩や表情、スピード感がたまらないこの作品、リプ欄に《〇〇分〇〇秒〜〇〇分〇〇秒》と、よければコメントも添えてお願いします〜!https://t.co/uA2bKQoZof pic.twitter.com/FtmokigGXz— YOASOBI (@YOASOBI_staff) May 16, 2020
大ブレイクを果たしたYOASOBIですが、彼らの魅力はどこにあるのでしょうか。
まず、小説を元に作られた味わい深い歌詞に魅力があると考えます。
サウンドだけでも十分満足してしまうような名曲「夜に駆ける」の歌詞を味ってみると彼らの魅力がよくわかります。
「夜に駆ける」は『タナトスの誘惑』という小説を題材に作られた作品です。
タナトスはギリシャ神話で”死”を司る神で、「夜に駆ける」も死をテーマにした曲です。
自殺へと向かっていく二人を直接的な言葉を使わずに表現しきっています。
まるで本物の小説を読んでいるような気持ちにさせられてしまう、そんな味わい深い歌詞がYOASOBIの魅力であると言えます。
YOASOBIの魅力2つ目として日常的なテーマを扱うことによる、音楽の共有感が挙げられます。
壮大な愛を歌ったり、ユートピア的な理想論を歌うことがありません。
日常的なテーマを扱うことが多く、誰しも1度は似た経験をしたことがあるような曲を歌います。
過去の自分や現在の自分に当てはまるため、共有感を持って曲を聴くことになります。
聴いている私たちは自然とYOASOBIの音楽に没入してしまい、虜になってしまいます。
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