三月のパンタシア – 小説から広がる物語世界!切ない感情を描く音楽ユニットを徹底解説!

三月のパンタシア – 小説から広がる物語世界!切ない感情を描く音楽ユニットを徹底解説!

三月のパンタシアの楽曲3選

ここからは三パシの楽曲を3つ紹介します。

フェアリーテイル

TVアニメ『亜人ちゃんは語りたい』のエンディングテーマで、すこっぷが手掛けた楽曲。

優しく温かい雰囲気をまとった本楽曲は、大切な相手と過ごす何気ない日々が、どれほど幸せなことかを教えてくれます。

歌う際には、親友や家族など大切な相手を思い浮かべながら歌ったと語るみあ。

ゆったりとしたテンポで進むメロディが心地よく、柔らかく包み込むような歌声は、聴いているだけで心に安らぎを与えてくれます。

大切な相手の姿を思い浮かべながら聴くことで、より幸せな気持ちが胸を満たす楽曲です。

三月がずっと続けばいい

みあの小説『三月』が原案で、PENGUIN RESEARCHの堀江晶太(ほりえしょうた)が作詞作曲を担当した楽曲です。

小説で描かれるのは、決して言葉にできない恋心を胸に秘める高校3年生の女の子の物語。彼女が相手への想いを募らせる一方で、卒業の季節へと近づく事実が切なく胸を締め付けます。

この小説を元にした本楽曲で印象的なのは、タイトルだけでなくサビでも使われる<三月がずっと続けばいい>という印象的なフレーズ。

どれだけかけがえのない時間も、三月が来れば終わりを迎えてしまう。過ぎ行く時間に抵抗する切実な願いが伝わってきます。

そんな歌詞に込められた切ない想いが、明るく爽やかなサウンドと軽快なテンポで進むメロディに乗って、聴き手の心を射抜く楽曲です。

101

TVアニメ『魔法科高校の優等生』のオープニングテーマで、人気プロジェクト『カゲロウプロジェクト』を手がけるクリエイターの「じん」が制作した攻撃的な楽曲。

本楽曲からは、どんなことがあっても、止まることなく前に突き進む信念が感じられます。

目まぐるしく変化していく展開は息つく暇もなく、1曲とは思えないほど濃密。

そんな楽曲の勢いに負けない力強さを見せたのが、曲の展開によって色を変えるみあの歌声です。

なかでも2番のラップを思わせるパートは新鮮で、鳥肌が立つほどのカッコよさが炸裂しています。

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最後に

みあの小説を軸にした音楽活動が共感を呼び、その表現の幅を広げてきた三パシ。

彼女たちが描き出す物語世界は今後も聴き手の心に寄り添いながら、さらなる広がりを見せていくことでしょう。

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