龍宮城【超詳細解説】女王蜂・アヴちゃんプロデュース！ 大注目ボーイズグループを徹底解説

龍宮城・メンバー Part.3

龍宮城メンバー【陸】冨田 侑暉

EBiDAN NEXTに所属していた冨田侑暉。同じ研究生だった柏木悠が超特急に合格したことに感化され、「0年0組」に並々ならない気持ちで臨んでいました。幼少期から母と姉の影響でキラキラしたアイドルが好きになり、番組開始前は「アイドルになりたい」という志を持っていました。

しかし、なにわ男子の道枝駿佑への憧れがパフォーマンスにも滲んでいることから「憧れている人の血が強い」という指摘を受けます。ただ、アイドルに憧れていたから「ファン」や「サービス精神」の大切さがいち早く分かっていたことも事実。だからこそアヴちゃんは、「その要素を消すのではなく、そこに自分を何個も重ねていけるといい」という言葉を伝えます。

そこから、冨田侑暉はオーディションの最後の最後まで試行錯誤することに。ボーダーラインギリギリで次の試験に進むこともあり、「何故自分が残ったのだろうか」と自分自身に問い続けます。

テクニックに頼るのではなく、どうすれば心からの声で曲の世界を表すことができるのか考えもがきながら、試験を通して少しずつ前進していきます。仲間と共に練習に励む内に音楽に対する考え方も変化し、「自分色に染められるアーティストになりたい」という気持ちも芽生えました。

心の根本を変える大きな体験になった「0年0組」。アヴちゃんからも「まだまだ可能性がある」と言われている冨田侑暉が、龍宮城メンバーとしてどう成長していくのか注目です。

龍宮城メンバー【漆】齊木 春空

オーディション初挑戦で、歌もダンスも未経験だった齊木春空。特技として卓球の素振りを披露するような素朴な青年でした。

本人は自分の声は濁っていて変な声だと思っていましたが、アヴちゃんは「神様に選ばれた声を持っている」と高く評価します。序盤は気後れしている場面が多かったですが、オーディションが進むにつれて曲を解釈し感情を乗せて歌う楽しさに目覚めていきました。

インタビューでも「オーディションが楽しかった。半年の期間だったけど、3年に感じるくらい毎日が充実していた」と語るほど、夜遅くまで夢中で練習に没頭した齊木春空。「大きな器だと言ってもらえた自分の声を一生かけて磨いていきます」とアヴちゃんに話した顔付きは最初とは違い、凛としたものに変わっていました。

そして、ミュージカル楽曲試験で感情が爆発。歌った後に気持ちが溢れ、涙を流します。それは、仲間と必死に打ち込んだからこそ出た嬉し涙でした。齊木春空の真っ直ぐでズルくない歌声は、聴く人の心を鷲掴みにします。