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Penthouse・人気曲8選!
ここからは、様々なジャンルの音楽の要素を取り込みつつ「シティソウル」の楽曲として昇華させているPenthouseの楽曲をご紹介していきます。
先ほど取り上げたメンバーの音楽的ルーツやバックグラウンドにも注目しながら、それぞれの楽曲の魅力を味わってみてください。
流星群
まずは彼らにとって初のドラマ主題歌となった「流星群」。
土ドラ「クロステイル ~探偵教室~」の主題歌に起用されています。
Penthouseの代名詞ともいえる力強くソウルフルなボーカル、全体を通して軽やかに駆け抜けていくようなビート感で、主題歌にぴったりの華のある楽曲です。
流れるようなメロディや韻を踏んだ歌詞には、洋楽のような響きがあるのも特徴的です。
ボーカルだけでなく、軽快にステップを踏むようなジャズ風のピアノソロが出てきたり、ギターソロにはポップロック的な馴染みやすさもあったりと、アンサンブルの聴きどころも満載。
この1曲を聴くだけでも、Penthouseの楽曲が持っている煌めきを感じられるでしょう。
恋標
続いて「恋標」。
「流星群」と同じく土ドラ「クロステイル ~探偵教室~」のために書き下ろされた1曲。こちらは挿入歌として使用されています。
主題歌としては「流星群」が選ばれましたが、この「恋標」もドラマ制作サイドの評価が非常に高かったことから起用されたというものです。
ボーカル2人のハーモニーの美しさ、ベースやギターも一緒に歌っているような心地よいアンサンブル。
日本語と英語の混ざった歌詞でも違和感なく流れるようなメロディにはつい聴き入ってしまいます。
「シティソウル」らしい力強さ、ハートフルな歌声にも注目。
Penthouseのポップさと技術の高さが存分に伝わってくる楽曲です。
…恋に落ちたら
3曲目にご紹介するのは「…恋に落ちたら」。
Penthouse の代表曲のひとつであり、彼らの名前を広く知らしめた曲と言っても良いでしょう。
男女ボーカルの掛け合いやハーモニーの美しさ、メロディの心地よさ、シティポップ色の感じられるアンサンブル、良い意味で違った色を加えているピアノなど、いわゆるPenthouse らしさ、彼らならではの魅力が顕著に表れている楽曲です。
Penthouse を聴き始める時の入り口としてぴったりな曲のひとつなのではないでしょうか。
また、この曲は英語版やインスト版もリリースされており、こちらもおすすめの作品です。
英語版の歌詞もスッと耳に馴染むものに仕上がっていますし、インスト版はそれだけでも十分に聴きごたえのある楽曲。
改めて彼らのメロディメーカーとしてのセンスや、演奏技術、ボーカルの技術の高さといった多才ぶりを感じることができるでしょう。
単焦点
「単焦点」では、イントロからアドリブ風のピアノのフレーズ、ツインボーカルの入れ替わりながらの掛け合いがあったり、ファンク調のビートがジャズ風に切り替わったりと、1曲の中でくるくると変わる曲想がドラマチック。
合いそうで合わないピントを連想させます。
ジャズ風のアレンジや複雑なピアノのフレーズは、角野の音楽的なルーツによるところも大きいといえるでしょう。
短い曲ながら耳に残る、リピートしたくなる1曲です。