「レペゼンゆとり教育、平成生まれのHIPHOPチーム」を掲げて活動するSANABAGUN.。
骨太なジャズヒップホップと、MVや歌詞に詰まったユーモアさが絶妙なバランスを保ち、唯一無二の魅力を放っています。
ジャズを学び、知識も演奏技術も非常に高いメンバーばかりですが、渋谷でストリートライブを行い、独自のグルーヴ感と遊び心を培ってきました。
SANABAGUN. 2021Ver Out Now!!!
and
[New HP start!!!]
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓https://t.co/KakPlpjeLB pic.twitter.com/0Wvcnw5aKY— SANABAGUN._Official (@sanabagun) April 1, 2021
そんなSANABAGUN.のメンバーや魅力、おすすめの曲を紹介していきます。
目次
SANABAGUN.のメンバー
全員が平成生まれでゆとり教育を通ってきたという、個性豊か過ぎるメンバーを見ていきましょう。
高岩遼(たかいわ りょう)|ボーカル
尚美学園大学ジャズ&ポップスコースを卒業。
2018年にはジャズ・ボーカリストとしてソロでもデビューを果たしています。
ガタイがよく目鼻立ちがはっきりした容姿と、伸びやかで深い歌声。
SOIL&”PIMP”SESSIONSのアジテーターである社長(本名:久嶋識史)は「暑苦しいぐらいの存在感」、OKAMOTO’Sのオカモトショウは「暑苦しくて鬱陶しいショーマン」と語るほど、カルスマ性を放ち、バンドの存在感に大きな影響を与えています。
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岩間俊樹(いわま としき)|MC
元航海士・機関士という異色の経歴を持つ岩間俊樹。
音楽の夢を諦めきれずに上京し、2013年にSANABAGUN.を結成しました。
2016年と2019年にはソロ名義であるリベラルでもアルバムを発売しています。
SANABAGUN.やリベラル以外にも、ヒプノシスマイクや藤原さくらの楽曲の作詞やプロデュースを手掛けたりと、幅広く活動しています。
澤村一平(さわむら いっぺい)|ドラム
2012年に洗足学園音楽大学ジャズコースを卒業。
SANABAGUN.のバンド・マスターを務めています。
iriやCOMA-CHI、RIRIなど様々なアーティストのバンドメンバーとしても活動しています。
谷本大河(たにもと たいが)|サックス・フルート
サックス・フルート奏者である旧橋壮に師事。
中央大学在学中には理工ジャズ研究会に所属していました。
高橋絋一(たかはし ひろかず)|トランペット
📻今夜21時より📻
津軽弁から始まる今夜の酔いどレディオ!!!ゲストはSANABAGUN.から”高橋 紘一”!!!!普段聞けないサナバの内側が聞けるかもーーー⏰✨
それでは今夜も〜〜〜乾杯🍻🍻🍻#酔いどレディオ#WFPR pic.twitter.com/93wYmzwgH5
— 大河とリベラルのお疲れでぃお (@yoidoredore) April 22, 2017
ラッパーRyohuのEP「Blur」など、SANABAGUN.意外でも活動を広げています。
大林亮三(おおばやし りょうぞう)|ベース
小杉隼太の脱退とともに加入が発表され、2017年からSANABAGUN.に加入。
元々音楽活動をし、国内外問わず様々な活動をしていました。
大樋祐大(おおひ ゆうだい)|キーボード
櫻打泰平の脱退1年後である、2019年からSANABAGUN.として活動。
グループ最年少の22歳です。
SANABAGUN.の元メンバー
●小杉隼太(こすぎ はやた)|ベース
デビュー時からSuchmosと並行して活動してきた小杉隼太。
脱退理由は明らかにしていませんが、Suchmosがソニー・ミュージックレーベルズとアーティスト専属契約を交わしたことにより、SANABAGUN.(ビクターエンタテインメント)にも所属していることが厳しくなったのではないかと言われています。
「今後の人生を考えた時に選択をしなければいけない時期が来たと思い、沢山考えた結果、今回の脱退という決断に至りました。自分で決めたことです。(一部抜粋)」とコメントを残し、2017年9月のライブを最後に脱退。
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●櫻打泰平(さくらうち たいへい)|キーボード
小杉隼太と同じく、Suchmosのメンバーでもあった櫻打泰平。小杉隼太の脱退発表の時にはSANABAGUN.に残っていましたが、2018年に脱退が発表されました。櫻打泰平も具体的な脱退は明かしていませんが、Suchmosの契約締結や、忙しさから活動を絞ったのかもしれませんね。
脱退の際に「自分という人間を持ってしっかりと考えて決めました。これからも音楽とともに生きていきます。」とコメントし、現在はソロでも活動をしています。
●隅垣元佐(すみがき つかさ)|ギター・MC
2021年7月に”卒業”が発表されました。
隅垣元佐が直筆で想いを綴った「サナバガンと僕」と題された作文には、”脱退”ではなく”卒業”と表現された理由が伺え、メンバーからの愛と隅垣元佐からSANABAGUN.への愛、どちらも強く感じることができます。
今作 & 9月24日のライブを持ってGt.隅垣元佐がSANABAGUN.を"卒業"します。
こちら読んで頂ければ幸いです。 https://t.co/VotptAapp8
— 岩間 俊樹 a.k.a リベラル(SANABAGUN.) (@LIBERAL176) July 25, 2021
脱退の理由については、
「無限に続くかに見えた未来が有限に思えてきはじめた今、ひょっとすると決断の時なのかもしれない…。」と綴られ、自身の今後を見据えた決断であることが伺えます。
卒業後の活動について明確になっていないそうですが、日本を離れることを明らかにしています。
現在、ギター不在のSANABAGUN.。
なんと全国一斉募集をし、メンバーを募集しています。
「NEW MEMBER GUITAR AUDITION」一次予選の〆切まで一週間を切りました!!
人生を変えたいそこの貴方!!
まだ間に合います!!どしどしご応募お待ちしております🔥🔥https://t.co/KakPlpjeLB
byスタッフ Z-shimi pic.twitter.com/OGEI2jPsXw
— SANABAGUN._Official (@sanabagun) November 18, 2021
どのようなメンバーが加わるのかも楽しみに注目していましょう!
SANABAGUN.の魅力とは?
ファンクやR&Bにジャズの要素が加わり、コミカルさも兼ね備えた音楽はすでに唯一無二ですが、グループをさらに魅力的にしている理由に迫りましょう。
ストリートライブで培われたグルーヴ感
渋谷でストリートライブを行ってきたSANABAGUN.。
ジャズとヒップホップ、それぞれに兼ね備える即興性を見事に調和させ、つい足を止めてしまうような演奏を披露していました。
無秩序な夜の渋谷に響く、骨太なブラック・ミュージックと通行人を煽るラップ。
知名度の高い曲のカバーや、誰でも聞きやすいポップな曲でもなく、自分達の世界観を真っ直ぐに魅せ、「渋谷」という街で行う意味を強く感じることができます。
良かれ悪しかれ、ストリートライブは何が起こるか分からないもの。様々な場所で演奏を重ねてきたことで、彼らのグルーヴ感がより強みとなりライブでの安定したパフォーマンスに繋がっています。
高い演奏力と遊び心のバランス
曲が始まり、メロウな演奏に聞き惚れていると、歌い始めの歌詞が”変”だったり、曲を通して”変”なはずのに、聴けば聴くほどかっこよかったり…
SANABAGUN.はどの曲もかっこよく、常に”面白さ”があるのが何よりの魅力!
学問としてもジャズを学んだメンバーが多いSANABAGUN.。
ジャズの基盤がしっかりとあり、それぞれに高い演奏技術を誇っているからこそ、遊び心が存分に活きています。
SANABAGUN.のおすすめの曲
どの曲もかっこいいSANABAGUN.ですが、より魅力を堪能できる曲を集めました。
ジャズやヒップホップが好きという方はもちろん、「普段聴くことのないジャンル!」という方こそ、ぜひ聴いて頂きたいです。
人間
心地よいイントロと、”人間”らしい歌詞でSANABAGUN.の魅力に引き込まれること間違いなし。
この時すでにSuchmosと並行して活動していた旧メンバーの小杉隼太。
共通する心地よさがありますが、よりゆるさを感じられSuchmosとは異なった演奏の魅力を感じることができます。
We in the street
渋くワイルドなイントロと、タランティーノ作品を彷彿とさせるようなタイトルロゴは映画の冒頭のよう。
かっこよさを味わうも束の間、対照的なMVの展開にSANANAGUN.の魅力が詰まっています。
免許を取る2ヶ月間の過程を、ここまでユーモラスかつクールに仕上げられるのはSANABAGUN.だけです。
FLASH
SANABAGUN.の中ではユーモア要素は少なく、かっこよさを純粋に感じられます。
空耳?と錯覚するようなメロディーにマッチした歌詞が耳に残り、つい口ずさむこと間違いなし。
歌詞やファッションをより楽しめるので、是非MVと合わせて聴いてみてください。
☆チョップマン☆
歌詞、メロディー、MV全てがシュールで中毒性のある「☆チョップマン☆」。
変わった曲の多いSANABAGUN.ですが、その中でもトップなほど独特の世界観が広がっています。
それぞれの個性を捉え、90年代の海外アニメのように描かれているメンバーにも注目です。
浪漫飛行
米米CLUBの名曲「浪漫飛行」を、Creepy Nutsとカバーしています。
ジャズヒップホップ要素を盛り込み、SANABAGUN.らしい男性的なかっこよさを感じることができます。
原曲の爽快な面影と、カールスモーキー石井と共通するタメと伸びやかさのバランス。
数々のアーティストがカバーしていますが、本家の良さが存分に活かされ、カバーの醍醐味が詰まっています。
Creepy Nuts 準ワンマンライブ「延長戦」無事に共演出来ました!
素敵なライブにお誘い頂き有難うございました!#sanabagun. #CreepyNuts pic.twitter.com/SJWcArFyjL
— SANABAGUN._Official (@sanabagun) December 19, 2020
また、お互いのライブやラジオに出演するほど仲の良いSANABAGUN.とCreepy Nuts。
異なる魅力が心地よく調和し、仲の良さが曲からも伺えます。
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まとめ
SANABAGUN.のメンバーや魅力、おすすめの曲を紹介しました。
メンバーが入れ替わりながらも、さらに魅力的に進化し続けるSANABAGUN.。
これからも活動に注目しながら、唯一無二のジャズヒップホップを楽しみましょう!
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