日本のみならず世界的にも大きな注目を集めるシンガーソングライター、藤井風(ふじい かぜ)。
2020年1月24日に「何なんw」のMVを公開してメジャーデビューすると、その圧倒的なカリスマ性と音楽性で多方面から高い評価を獲得。
デビュー翌年の2021年から2年連続で紅白歌合戦への出場も果たしました。
そんな藤井風の曲「死ぬのがいいわ」はリリースから約2年後の2022年に、突然海外でバイラルヒットを記録し話題となっています。
この記事では「死ぬのがいいわ」の海外での反応や人気についても触れながら、曲についての紹介や歌詞の解説などをしていきます。
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目次
藤井風の「死ぬのがいいわ」とは
藤井風の「死ぬのがいいわ」は2020年5月20日にリリースされたファーストアルバム「HELP EVER HURT NEVER」の収録曲です。
昭和歌謡風なメロディーと歌詞にトラップのビートが合わさったクセになる1曲で、藤井風自身が作詞・作曲を務めています。
なによりも「死ぬのがいいわ」という刺激的でインパクトの強いフレーズとタイトルが印象的なこの曲。
アルバムリリース前にYouTubeで配信されたリスニングパーティーではセルフライナーノーツを紹介しており、「上京後、買い物帰りに”あなたとこのままおサラバするより 死ぬのがいいわ”というフレーズが降りてきた。」と語っています。
彼自身も「死ぬのがいいわ」はお気に入りの曲のようで、アルバム収録曲の中でも何度も聞き返す曲だと話したこともあります。
しかしアルバムのリリース当時、MVが制作された「優しさ」や「帰ろう」など他のアルバム収録曲と比較すると、「死ぬのがいいわ」の日本での注目度はとても低いものでした。
「日本では1番聴かれなかった曲」と藤井風が言及したほど、大きな注目を得ることはなかったのです。
ちなみに「死ぬのがいいわ」のMVは制作されていませんが、2022年10月にYouTube登録者200万人を記念してライブの演出用映像が公開されています。
これは2022年10月に行われた自身初となる有観客野外ライブ「LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE」用に撮り下ろした映像で、監督は藤井風の人気曲「優しさ」や「キリがないから」のMVを担当した山田健人(やまだ けんと)監督が務めています。
手や指の動き、そして表情だけで魅せる圧巻の映像は必見です。
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