BTSコラボ曲 世界的クリエイターのドリームマッチ! BTSの名コラボ曲11選

BTSコラボ曲 世界的クリエイターのドリームマッチ! BTSの名コラボ曲11選

BTS×ビッグゲストとの奇跡のコラボ曲〜グループ編〜 Part.3

Coldplay「My Universe」

オルタナティヴ・ロックをベースに、多様なジャンルをする自由な楽曲スタイルが魅力であるイギリスの人気バンドColdplay。そんな彼らの耳に「BTSがColdplayとコラボレーションをしたいらしい」という噂が飛び込んだことから実現したのが2021年10月にリリースされたColdplayのアルバム『Music Of The Spheres』に収録された「My Universe」でした。正式なオファーでもないのにビッグネームの心を動かしてしまうなんて、さすがBTSと言うべきエピソードです。

宇宙空間の解放感を感じさせるサウンドに乗り、Coldplayのボーカル・クリス・マーティンの「君は僕の宇宙であり 僕はただ君を一番に優先したい」と響かせる歌詞で始まるこの曲。ストレートなラブソングのようにも感じますが、途中で入るJ-HOPEとSUGAのブリッジ「今は試練も結局はちょっとの間だから」や、この曲のリリースが2021年であることを鑑みると、当時世界を覆っていたコロナ禍の苦痛に寄り添うヒーリングソングもあるようです。

「愛の力は、国境、性別、性自認などすべてを乗り越える」という気持ちを込めたクリスと、かねてより「LOVE YOURSELF」を掲げて博愛のメッセージを世界に届けていたBTS。2組のコラボレーションは、まさに運命的な出会いだったのではないでしょうか。

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BTS「Permission To Dance」

近年のBTSの曲の中でも、2021年7月にリリースされた「Permission to Dance」は、パンデミックを意識したMVや国連総会でのパフォーマンスなど、多くの人の記憶に残る一曲だと思います。実はこの曲も、共同作業から生まれたのでした。作詞作曲を手がけたのは、グラミー賞を4度も受賞している超大物シンガーソングライター、エド・シーラン。2019年に発表された「Make It Right」(『MAP OF THE SOUL: PERSONA』収録)でもコラボレーションをしており、BTSとは縁のあるミュージシャンなのです。

‘Cause we don’t need permission to dance(踊るための許可はいらないからね)」と歌うこの曲。踊ることの喜びや祝福を真っ直ぐ歌い上げるダンスポップナンバーのようでいて、実はより深い意味も込められています。国連総会でのパフォーマンスに先駆けた行われたスピーチで、RMはパンデミックの2年間を「『ロストジェネレーション』ではなく、『ウェルカムジェネレーション』という名前がふさわしい。変化に怯えるよりは“ウェルカム”と言いながら前に進んでいく世代という意味」と世界に向けて語りかけました。そして披露された「Permission to Dance」は、国際手話を多用して老若男女誰でも簡単に覚えて踊ることができる、世界と繋がるためのアンセムでした。

コロナ禍で苦しい思いをしていたのは、コンサートを含めすべてのスケジュールが白紙となったBTSも同じだったそうです。「Permission to Dance」は、人生が上手く行かず一歩踏み出すことが怖くなっている人へ向けた応援歌の意味合いもあります。もしかしたら「だけどそれに恐れをなさなければ その乗り越え方はきっとわかるはず」というフレーズはエド・シーランからBTSへ向けてのチアアップソングでもあったのかもしれません。

ベニー・ブランコ、BTS & スヌープ・ドッグ「Bad Decision」

2022年8月、BTSはアメリカのエンターテイメントを賑わす人気プロデューサーのベニー・ブランコ、ヒップホップMCのスヌープ・ドッグとコラボレーションした「Bad Decisions」を発表しました。

ベニー・ブランコは、4月にBTSが開催したラスベガス公演にも遊びに来るほどの大ファン。MVでも、BTSのコンサートへ行くために大いに張り切る彼の姿が微笑ましく映し出されています。

ボーカルラインと呼ばれるJIN、JIMIN、V、JUNGKOOKが参加した、エレクトロシンセポップの王道的なこの楽曲。「間違った判断」という意味深なタイトルからも想像できるように、まるでBTSのChapter2を予想させるような色気を醸すラブソングになっています。

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