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なぜ日本人メンバーがいるの?
TWICEが結成される以前には、日本でより高い知名度や人気を獲得するため、日本人だけのグループをデビューさせる構想もあったとのこと。
デビュー前の経緯からも、なぜ日本人メンバーがグループに加入しているのかが分かります。
ミナ・サナ・モモが他練習生たちと日本人チームとして準備をしていましたが、サナが韓国人メンバーたちに混ざり、”シックスミックス”というグループでデビューを準備することに。
当時デビューを準備していたシックスミックスのメンバーには、現在TWICEのメンバーであるナヨン、ジヒョ、ジョンヨンもいましたが、他韓国人メンバー欠員など、さまざまな要因が重なってデビューが白紙に。
日本人チームとしてのデビューも、韓国と日本の政治的冷え込みなどから難しくなってしまったようです。
練習生期間が長くなればなるほど、デビューを目指して一生懸命練習している分、度重なるデビュー白紙にもどかしい思いが続いていたことと思います。
JYPエンターテイメントは、ガールズグループをデビューさせるため、オーディション番組『SIXTEEN』を主催。
ミナ・サナ・モモを含む、デビューを目指す練習生16人が、オーディションに参加することとなりました。
現在日本人メンバーを中心に構成されているアイドルグループ、NiziUが活躍していますが、TWICEが活躍する以前から、そういったアイドルグループを作る構想があったことが分かります。
日本での市場を獲得していくためには、日本人メンバーの存在は欠かせないものだったのでしょう。
TWICEは日本人メンバーが全員関西出身ですが、なぜかNiziUにも関西出身メンバーが多く、その点も面白いですよね。
壮絶なオーディションを乗り越えて
さまざまなミッションを与えられながら、約2か月にもわたる過酷なオーディションを乗り越えて、見事デビューを果たしたTWICEのメンバーたち。
『SIXTEEN』では、”メジャー”と”マイナー”というグループに分かれて、常に評価をされ、脱落するかもしれないという不安と闘いながらパフォーマンスしていかなければなりませんでした。
その中でも安定した実力を発揮できるかどうか、そして、異なる課題を自分なりに消化して表現できるかどうかが重要となってきます。
ミナは、練習生期間が短い中でもきちんと実力を発揮して魅力をアピール。
雰囲気のある表現力やセクシーさも、評価に繋がっていました。
サナは、その明るさや天然っぷりを発揮して、ステージで生春巻きを作ってアピールしたこともあります。
自分だけの魅力を確実にアピールできるというのも、魅力のひとつですよね。
モモはダンスで高い評価を獲得していたものの、一度脱落しています。
それでも諦めずに練習を続けて、最終的にその姿勢が評価され、デビューメンバーに選ばれています。
ダンスや歌の実力はもちろんのこと、諦めない気持ちや努力する姿勢、そういったところも評価したうえで、デビューメンバーを決めているのでしょう。
TWICEのメンバーは9人ですが、ダンスのフォーメーションなどを構成するうえで、グループの人数も重要になってきます。
韓国アイドルグループには奇数で構成されたグループが多く、「奇数形態の方がパフォーマンスが綺麗」という声もあります。
グローバルに活躍していくうえで、日本人メンバーがグループに加入することは頭にあったことと思いますが、限られた人数の中でどのメンバーがデビューするのかは、スター性やファンからの人気、さまざまな要素から考えて判断されているのではないでしょうか。
『Nizi Project』でも、ダンス・ボーカル・スター性・人柄などといったあらゆる要素がデビューに繋がっていました。
デビュー後の可能性やグループとしてデビューしたときの役割なども考えていたことと思います。
1人1人の個性が魅力になる!
国ごとに異なる魅力がありますし、それぞれの個性が、グループの多様性にも繋がっていきます。
J.Y,Parkさんは”真実・誠実・謙虚”をキーワードとして掲げていて、個性の大切さを語っていました。
さまざまな国籍のメンバー、個性の異なるメンバーでグループを構成することで、相乗効果が生まれるのでしょう。
日本人メンバーの活躍には、日本特有の可愛らしさや愛嬌も影響しているようです。
また、韓国語を一生懸命勉強して努力する姿も、人気を獲得している理由のひとつではないでしょうか。
なぜ、日本人メンバーとしてミナ・サナ・モモの3人が選ばれたのか。
なぜ人気を獲得しているのかは、彼女たちが寝る時間も削って努力する姿勢や実力からも伝わってきます。
デビュー後も心ないコメントに悩まされたり、過酷なスケジュールをこなしたりと苦労を経験してきた彼女たち。
異国で完璧なパフォーマンスをするために頑張ってくれている彼女たち、そしてTWICEのメンバーたちを、これからも温かく見守っていきたいですね!
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