Stray Kids(ストレイキッズ)最強自主制作アイドルの人気曲を徹底解説

Stray Kids(ストレイキッズ)最強自主制作アイドルの人気曲を徹底解説

2018年にJYPエンターテインメントからデビューしたボーイズグループ「Stray Kids(ストレイキッズ)」は、グループの中にラップメンバーで作られた「3RACHA(スリラチャ)」、ボーカルラインで構成された「VOCAL RACHA」、パフォーマンススキルが高いメンバーが集まった「DANCE RACHA」という3つのユニットがあるのが特徴です。

特に3RACHAは、Stray Kidsの楽曲を手がけているプロデューサーの集まりと表現してもいいほどで、アイドルの領域を超えたクオリティの高い楽曲を作り出しています。

また、Stray Kidsは事務所が選んだメンバーではなく、3RACHAのバンチャンが中心となって選んだメンバーによって構成されているところも注目ポイントです。最初からグループが結成されており「全員でデビューする」という目標を持ってサバイバル番組に挑んだ経緯を持っているグループなんです。

JYPエンターテインメントの代表を務めるパク・ジニョン氏は、メンバーの選抜に会社が介入しなかったことについて「ファンたちは、すぐに本質を見抜いてしまうので、何かを繕ったものではなく、チームワークや仲間を大切にしたり、本気で努力して実力を育てていくグループを作ったら、時間が経つにつれ、それらがちゃんと伝わると考えた」と語っており、パク・ジニョン氏の狙いが見事的中したと感じます。

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Stray Kidsの名曲・人気曲

Stray Kidsの楽曲は、3RACHAが主に作詞作曲を行なっているのですが、コンセプトやジャンルの幅が広く、人気曲ランキングを作ろうとしても同じプレイリストは存在しないのでは?と思うほど。

今回は代表曲をはじめ、Stray Kidsが作ったプロジェクト「Mixtape project」や、ファンソング、日本オリジナル楽曲など彼らの世界観が楽しめる楽曲をピックアップしてみました。

MIROH


Stray Kidsが世の中に知られるきっかけとなった曲と言っても過言ではないほどで、デビュー後初めて音楽番組1位を獲得した楽曲でもあります。

アイドルの厳しい世界を「ジャングル」に例え、新人という立場を武器にして挑戦し続け、たくさんの経験をしながら上を目指して突き進む。という荒々しくも力強い歌詞が魅力です。

虎の咆哮をイメージする音や、特徴があるダンスも見どころですが、3RACHAが繰り広げるアイドルとは思えないレベルのラップを感じてほしい楽曲だと思いました。

神메뉴(God’s Menu)


タイトルの読み方は「シンメニュー」です。「僕たちの音楽は神様から授かったメニューだ」という意味を表現した楽曲で、曲作りと料理を掛け合わせた歌詞が魅力です。

「ネ ソンニム(はい、お客様)」から始まる歌詞からわかる通り、Stray Kidsというレストランで「曲」という料理の秘訣や魅力を歌で表現しているように感じました。包丁で材料を切る振り付けと「DUDUDUDUDUDUDU」が頭から離れなくなる中毒性高い曲です。

MEMO

MVの最後、Stray Kidsが向かっていくドアに注目してください。

Back Door


「Back Door=裏口」を表現しており「日々の大変さや疲れを忘れて楽しもう!」「素敵な世界に連れて行ってあげるよ」と、関係者しか入れない裏口に誘ってくれる歌詞となっています。

ドアを開ける振り付けに合わせて「ギィィィ」という音が入っていたり、ノックをしてドアをくぐるという振り付けがあったりと、目でも楽しませてくれるMVは、再生回数が2億回を突破するなど、大きな反響を見せています。

MANIAC


平凡で単純な生き方に合わせるのではなく、Stray KidsだけのMANIACな姿を世の中に見せた曲とメンバーもコメントしていたように「周囲に流されていたら、いつかは自分の本性がバレるんじゃないの?本性を曝け出していこう」という歌詞になっています。

「MANIAC」という曲名通り、中毒性が高い曲調も話題になりました。特にサビ部分では鳥の囀りの後に、低音ボイスの「MANIAC」がくることで世界観が一瞬にして変わり「私は今何を聞いているのだろうか?」と混乱してしまったほど。細かい説明はいらない!とりあえず曲を聞いて!!と言いたくなる楽曲です。

Hellevator


この楽曲はStray Kidsが公式デビューする前に発売されたプレデビュー曲なのですが、クオリティの高さに驚きを隠せませんでした。JYPエンターテインメントの代表であるパク・ジニョン氏からも「曲が本当に素晴らしい」と絶賛された楽曲です。

辛かった練習生時代を「地獄」と表現し、デビューのためにエレベーターに乗って上っていこうという意味が込められた歌詞や、爽やかな曲ではなくダーク路線で挑戦したStray Kidsのセンスにも脱帽です。

MEMO

「Hell(地獄)」「Elevator」を合わせた「Hellevator」という言葉はメンバーのアイディアから生まれました。

TA


「失敗しても、また起き上がればいい」「チャンスを逃す前に乗り込め!」と、心を押し上げてくれるようなノリのいい楽曲で、メンバー自身が選ぶ「好きなStray Kidsの楽曲」でも準決勝に残ったほど、愛されている楽曲です。

MEMO

途中で赤いタオルを回す振り付けもあるので、ライブで盛り上がること間違い無し!という楽しい曲調です。

Christmas EveL


Stray Kidsの初クリスマスソングということで、どんな楽曲を準備してくれるのだろう?と、発売前から高い期待を寄せていたファンが多かったのではないでしょうか。

「Eve」「Evil」を掛け合わせた「EveL」というタイトルが既にStray Kidsらしさを感じますが、サンタクロースの代理として選ばれたStray Kidsのメンバーが愚痴を言いながらもプレゼントを届けるというストーリーに「Stray Kidsのクリスマスはこれだよ!」と思わず頷いてしまいました。

しかし、Christmas EveLと同じアルバムに収録された「24 to 25」と「Winter Falls」は、しっとりとしたバラード曲になっており、Stray Kidsが作る楽曲の幅広さを実感します。

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