Stray Kids(ストレイキッズ)メンバーカラーは？年齢や身長、名前のほか定番曲を徹底解説

数々のアイドルグループが活躍しているK-POP業界ですが、最近じわじわと人気を伸ばしているのが「Stray Kids(ストレイキッズ/スキズ)」です。

Stray Kidsはラップも歌も本格派のメンバーが揃っており、自分たちで作詞・作曲活動を行う「自主制作アイドル」なんです。今回はStray Kidsについて紹介したいと思います。

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Stray Kidsって、どんなグループ？

Stray Kidsは2018年3月にJYPエンターテインメントよりデビューした男性8人組ボーイズグループです。JYPエンターテインメントといえばTWICEやGOT7、DAY6などが所属している大手芸能事務所です。

Stray Kidsという名前には「彷徨う子供たち」という意味があり「決められた枠に囚われず、どのグループとも違った個性と自由奔放な魅力を発信する」という意味が込められているそうで、ファンからは「スキズ」と呼ばれています。公式ファンクラブ名は「STAY(ステイ)」です。

韓国では、アイドルグループがデビューする際、オーディション番組やサバイバル番組が放送され、そこで勝ち残ったメンバーがデビューできるという形が多いのですが、Stray Kidsの場合はちょっと変わったサバイバル番組を通じてデビューしました。

Stray Kidsというグループでデビューする前から活動していたユニット「3RACHA(スリラチャ)」のメンバーであるバンチャンが中心となってメンバーを集めました。そのメンバーがStray Kids なんです。事務所が決めたメンバーではなく、メンバー自らが選ぶとは、凄い挑戦だと思いませんか？

もちろん、簡単にデビューできるわけではありません。サバイバル番組ですから、番組内のミッションがクリアできなかったメンバーは脱落する可能性があります。そのため、常に不安と隣り合わせでした。

「グループとしてどれくらいの団結を見せられるか、1つのチームになれているか」が試されたミッションでは、曲作りやゲリラライブ、他の事務所に所属している練習生とのダンスバトルなどが行われました。まだアイドルとしても練習生としてもそれほど実績がないのに曲作りをするなんて、求められるレベルが高すぎます！

「9人全員でデビューする」という目標を立てていましたが、残念ながら途中でリノとフィリックスの2人が脱落という衝撃的な展開が起こりました。しかし、7人でのパフォーマンスを見たパク・ジニョン氏が「9人での舞台が見てみたくなった」という考えを持ち、脱落していたリノとフィリックスが奇跡の復活となりました。

Stray Kidsは、ラップチームである「3RACHA」、ボーカルラインで作られた「VOCAL RACHA」、ダンスパフォーマンスが高いメンバーが揃っている「DANCE RACHA」にグループ分けされていることも特徴です。

また「3RACHA」として活動するときは、メンバーの名前がプロデュース時の名前に変わることも特徴です。Stray Kidsの楽曲は3RACHAメンバーが主体となって作られています。

2018年1月、Stray Kidsはデビュー前にプレデビューミニアルバム「Mixtape」を発売しました。このアルバムにはStray Kidsがリアリティ番組で自作した7曲が収録されています。アルバムタイトルがインディーズっぽさを連想させて素敵なタイトルだなと思いました。

「Mixtape」はデビュー前にもかかわらず、iTunesのアルバムチャートで1位を獲得しました。国別で見てみるとフィンランドやノルウェー、スウェーデンなど海外のチャートで人気を得ていることがわかりました。また、アジアの国でもチャート上位を記録しています。

「Mixtape」というワードは、Stray Kids 内のユニット3RACHAが作った曲をStray Kidsとして再収録し直して、Stray Kidsのアルバムに1曲ずつ収録するという企画として再登場し、メンバーにとってもファンにとっても重要なワードとなっています。

正式にデビューしたのは2018年3月、1stミニアルバム「I am NOT」でデビューしました。このアルバムではメンバー全員が作詞・作曲に参加しています。サバイバル番組で曲作りを行なっていたStray Kidsですからクオリティも高いですし、自分の気持ちをストレートに曲で表現できるのは他のアイドルグループにはあまり見ない魅力ですね。

また、Stray Kidsはミニアルバムを発売するたびに「INTRO」という名前のアルバム紹介ビデオを作ります。ここで聞いてほしいポイントや曲にかける思いなどをメンバーが話しています。

メンバーから直接曲への思いが聞けるなんてファンとしては嬉しいですし、一生懸命曲を作っているんだという気持ちが目で見えるコンテンツはとてもいいアイディアだなと感じました。アイドルではなく「アーティスト」ですね！

2018年は「ゴールデンディスクアワード」や「ソウルミュージックアワード」などで新人賞を総なめにする1年になりました。その数なんと8冠！！「自主制作」という利点を活かして、次々と作品を発売したことも影響しました。

しかし、デビュー後数日で音楽番組1位を獲得するアイドルも多い中、Stray Kidsはまだその経験がありませんでした。

Stray Kidsがその栄光を手に入れたのは、2019年3月に発売した4枚目のミニアルバム「Clé1 : MIROH」を発売したときでした。タイトル曲の「MIROH」で初めて音楽番組1位を獲得したのです。

Stray Kidsは自主制作をしているからこそ、自分たちが作った曲がどう受け入れられているのかが気になっていたのではないかと感じます。そして、喉から手が出るほど欲しかった1位だったのではないでしょうか。

発表の際メンバーのハンは最後まで涙が止まらず、言葉が出てきませんでした。他のメンバーも涙を見せ、こちらまでもらい泣きしてしまうくらい感動的な受賞となりました。

最高の幕開けをした2019年は、ワールドツアーも行っています。アジアやヨーロッパ、アメリカなど13公演を行いましたが、全ての公演チケットがソールドアウトになるなど、海外での人気を確実なものとしました。

日本でも2019年9月に初の単独公演が開催され、チケットは早々に売り切れてしまいました。4,000席のチケットに対して10倍もの申し込みがあったそうです。

グループの活動は順調にいっていると誰もが思っていた2019年10月28日、突然メインボーカルとしてStray Kidsの歌唱力を担ってきたウジンがグループの脱退と事務所との契約解除を発表しました。「個人の事情」としか情報がなく、どのような理由で脱退・契約解除に至ったかはわかりません。

8人での始動となった2020年は、日本デビューから始まりました。なんと今までの活動を全て収録したデビューアルバムにしてベストアルバムを発売したのです。さらに、2020本限定でカセットテープを発売しました。

今の時代だからこそ新しく感じるアイテムですね！カセットテープ全盛期を彷彿とさせる紙スリーブが使われていたりと、ファンならずとも欲しいと感じる商品となりました。

そんなStray Kidsが破竹の勢いで成長を遂げています。

2021年6月26日に発売された『Mixtapes：愛』がビルボードが発表している「ワールドデジタルソングセールスチャート」で1位を獲得しました。
ビルボード上でStray Kidsが1位を取ったのは初めてのことでした。

今回1位を獲得した『Mixtapes：愛』は2019年から続いていた「Mixtape Project」の３作目でした。
また、この『Mixtapes：愛』は予告なしでリリースされたにも関わらず、ファンを魅了しビルビード1位という偉業を成し遂げました。

このことは非常に評価されており、米フォーブス誌でも報じられていました。
音源と共に公開されたMVの再生回数もグングン伸びており、国内外のファンを魅了しています。

作詞・作曲・編曲を自ら行うアーティステックな才能とカリスマ性あふれるパフォーマンスやボーカルの実力というものが遺憾無く発揮された曲であり、K-popを代表する次世代アーティストであると世界中に強く知らしめました。

Stray Kidsの活動はまだ始まったばかりです。これからどのような姿を見せてくれるのか楽しみです！