BoA 世界中で愛されるアジアの歌姫! 魅力や経歴を徹底解説

BoA  世界中で愛されるアジアの歌姫! 魅力や経歴を徹底解説

現在では日本でもK-POPが浸透しており、韓国のアイドルが日本の音楽番組に出演することも少なくありません。
しかし、K-POPが爆発的な人気を放つ前から神話やS.E.S.といったアイドルグループが日本でも活動していたことを知っていますか?

そして、現在のK-POPブームの火付け役といっても過言ではないアーティストが存在します。

その名はBoA(ボア)

BoAは韓国でもアイドルの道筋を作った神様的な存在でもあり、日本だけではなく海外に向けて「K-POP文化」を広めた人物でもあります。

BoAって、どんな人?

  • 本名:권보아(クォン・ボア)
  • 生年月日:1986年11月5日
  • 出身地:韓国 京畿道南楊州市
  • 身長:160cm
  • 血液型:AB型

BoAが歌手としての人生をスタートさせたのは、小学校6年生の時でした。お兄さんが自宅近くで行われていたオーディションを受けるということで、BoAも付き添いで行ったのですが、お兄さんではなくBoAが何十社という企業から名刺を受け取ったそうです。

当時は芸能事務所が少なく「◯◯企画」「◯◯レコード」という名前の会社がほとんどだったそう。その中でSMエンターテインメントがBoAに「オーディションを受けに来てほしい」と1番に声をかけたのだとか。「もし、他の事務所が先に声をかけていたら、その事務所に行っていたかもしれない」とインタビューで語っていたことから、本当に偶然が重なったデビューであったことが窺えます。

 

2000年【弱冠14歳でデビュー】

SMエンターテインメントの練習生となったBoAは2年間の練習生期間を過ごし、デビューへと歩き始めました。今でこそSMエンターテインメントは豪華な設備や一流のレッスンが受けられる大手芸能事務所に成長していますが、当時は完璧な設備は揃っておらず、鏡ではなく窓ガラスに自分の姿を映して練習するなど満足できる環境ではなかったそうです。

しかしその中でも、BoAはデビューすることを夢見て自宅から毎日バスで2〜3時間かけてスタジオに通ってトレーニングを受け、2000年8月25日1stアルバム「ID;Peace B」を発売し、見事デビューを果たしました。

SMエンターテインメントは、世界進出ができるアイドルを育てるために事務所の総括プロデューサーであるイ・スマン氏が設立した芸能事務所であり、BoAがデビューする以前にもH.O.T.やS.E.S.といったアイドルグループが中国や日本進出を目指して活動していました。

しかし、K-POPがまだまだ浸透していなかった海外でイ・スマン氏のやり方は否定され、アイドルたちが思ったような活躍ができずに韓国に戻ってくるという状況が続いたのです。そこで、イ・スマン氏は「今度こそ自分でプロデュースしよう」と思い、H.O.T.やS.E.S.の海外進出で培った経験やノウハウを活かしてBoAの日本進出が計画されました。

2001年〜2002年【日本での活動開始】

BoAは日本デビューにあたり、日本のレコード会社であるavexと契約しています。avexといえば浜崎あゆみや倖田來未など、名だたるアーティストたちが所属しており「avexと契約できれば成功したも同然」というほどの勢力を持っていたレコード会社ですが、実際に輝けるのはほんの一握りの歌手だけという厳しい現実が待ち受けていました。

2001年5月、BoAは韓国で発売したデビューアルバムのタイトル曲「ID;Peace B」を日本語版にしたシングルを発売し、韓国では経験がなかったというCDショップ巡りをしたり、日本流のプロモーション活動を経験しました。しかし、K-POPという文化すら浸透していなかった日本で大ヒットを飛ばすのは難しく、予想外の状況に立たされます。

ただ、イ・スマン氏は諦めるどころか「もう1曲やろう」と、粘り強く楽曲を発売し続け、その気持ちに応えるようにBoAの楽曲は徐々に認知されるようになってきました。そしてついに2002年1月に発売された「LISTEN TO MY HEART」がオリコンデイリーチャートで3位に入るという快挙を成し遂げたのです。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事