BoA 世界中で愛されるアジアの歌姫! 魅力や経歴を徹底解説

BoA  世界中で愛されるアジアの歌姫! 魅力や経歴を徹底解説

2010年〜2013年【韓国音楽界に復帰】

日本での活動に加えて全米デビューのスケジュールで、BoAは2005年に発売された5枚目のアルバム「Girl On Top」以降、韓国で新曲を発売していませんでした。イベント等には参加していたのですが、韓国で活動してくれることを願うファンも少なくなかったのではないでしょうか。

BoAは2010年8月に6枚目のアルバム「Hurricane Venus」で約5年ぶりに韓国でカムバック活動を行いました。2010年はBoAにとって韓国デビュー10周年という重要な年にあたり、日本やアメリカで経験してきた成果を発揮したアルバムになったと韓国のメディアはBoAの復帰を取り上げています。

そして2012年に発売した7枚目のアルバム「Only One」では、初めて自身が作詞・作曲した楽曲がアルバムのタイトル曲に選ばれました。「Only One」は激しいダンス曲ではなく、BoAの歌声が堪能できる楽曲で、ファンからは「このような雰囲気を願っていた」「BoAならではの魅力が全部盛り込まれている」と高い評価を受けています。

2013年には韓国で初めての単独コンサートを開催。日本では何度もコンサートが行われていたのに対して、韓国ではデビュー13年目にして初ということもあり、チケットは瞬時に売り切れ追加公演が決定するほどの人気で、コンサートでは日本や韓国、アメリカで発売された楽曲を披露してファンを喜ばせました。

韓国で精力的に活動する一方、日本では思ったような活動ができていませんでした。2011年に起きた東日本大震災や日韓関係の悪化により、K-POPアイドルたちは日本での活動を自粛したり、活動拠点を韓国に戻すなど韓流ブーム自体の人気が下がってきていたのです。その影響はコリアンタウンとして有名な新大久保にも影響し、客足が遠のいたため数々の店が閉店するという状況になったほど。

2011年はBoAの日本デビュー10周年にあたる年だったため、厳しい状況ながら2011年12月に約1年4ヶ月ぶりのシングル「Milestone」を発売したり、クリスマスコンサートやSMTOWN LIVEを開催するなど定期的に活動は行いましたが、以前に比べて活動の量は少なくなっています。

2015年〜2020年【不動の人気を獲得】

2015年には韓国デビュー15周年を迎え、BoAが全ての楽曲の作詞・作曲に携わった8枚目のアルバム「Kiss My Lips」を発売し、前作から2年半以上の空白期間をあけながらもダブルタイトル曲「Who Are You」と「Kiss My Lips」は、音楽チャートで1位を獲得し「女王の帰還」だと大々的に報道するメディアも現れるほどの注目を集めました。

さらに、日本でも韓国デビュー15周年を記念するコンサートを開催し、日韓で活動するBoAの歴史が感じられるコンサートを披露しています。BoAは「韓国のものを日本に持ってくるのは初めてだ」と語り、韓国スタイルのコンサートを楽しんでほしいと観客に呼びかける姿も見られました。

また、2020年には韓国デビュー20周年を記念するアルバム「BETTER」を発売していますが、発売と同時に韓国の音源チャートで1位を獲得すると、中国のデジタルアルバム販売チャートでも1位を獲得し、衰えることない人気を証明しました。驚くのは、入れ替わりが激しいK-POPアイドル業界で20年もの間、常にトップを歩いているBoAの人気です。しかも、BoA自身はまだまだ成長の可能性を見せており「この人に限界はないのだろうか?」と、思わせられます。

2021年〜2022年【日本デビュー20周年】

2022年1月には、SMエンターテインメントで新たなプロジェクトが動き出しました。「Girls On Top」と題されたプロジェクトの第1弾としてBoA、少女時代のテヨン、ヒョヨン、Red Velvetのスルギ、ウェンディ、aespaのカリナ、ウィンターの7人で構成されたガールズグループ「GOT the beat」を結成し、K-POP音楽業界に衝撃を与えています。

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さらに、2022年は日本でもデビュー20周年を迎えたBoAは「Self Cover Project」を始動させました。このプロジェクトは日本のデビュー日に合わせて発売される20周年記念アルバム「The Greatest」に繋がるプロジェクトで、今まで発売された楽曲の中からファンが選んだ10曲をセルフカバーして蘇らせるというファンに20年の感謝を伝えるプロジェクトとなっています。

さらに、2022年5月29日には一夜限りとなるスペシャルコンサートを開催。新型コロナウイルスの影響で日本では約2年7ヶ月ぶりとなったコンサートということもあり、日本全国からファンが駆けつけました。BoAは「日本に来てよかった」とファンに感謝を伝え「これからも楽しみなアーティストになりたい」と、抱負を語っています。

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