K-POPシーンで今最も勢いがあると言われている”第四世代”と呼ばれるアイドルたち。その中でもトップクラスの人気と実力を誇っているのがStray Kidsです。
JYPエンターテインメントから2018年にデビューしたStray Kidsは、メンバーが自ら作詞作曲プロデュースをこなし、アイドルの域を超えた多才な活動が注目されています。
今回は、Stray Kidsのメインダンサーを務め、ビジュアル担当でもあるスキズの絶対的エース、ヒョンジンの経歴や魅力、ファンから注目を集めているヘアスタイルについて紹介します。
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目次
Stray Kids ヒョンジンのプロフィール
芸名:ヒョンジン
本名:ファン・ヒョンジン(황현진)
生年月日:2000年3月20日
出身地:韓国 ソウル特別市
身長:179cm
血液型:B型
ポジション:メインダンサー・リードラッパー
家族構成:両親
ロールモデル:GOT7 ジニョン
出身高校:ソウル公演芸術高等学校
練習生期間:2年
ヒョンジンは、Stray Kidsでメインダンサーとリードラッパーを担当。切れ長の目元やぽってりした唇がセクシーと言われ、ビジュアル担当としても知られています。K-POPファンからはBTSのVに似てると言われることが多く、”スキズの絶対的エース”や”スキズの王子様”と呼ばれることも!
身体をしなやかに動かし、時にはセクシーに、時にはクールにパフォーマンスする姿はグループの中でも存在感抜群!ファンを魅了するダンスパフォーマンスはK-POPアイドルの中でもトップクラスの実力なんです。
そんなヒョンジンがJYPエンターテインメントの練習生になったのは2015年。彼が中学3年生の時です。2次元的ビジュアルと言われるほど美しいビジュアルを持つヒョンジンは、JYPに入社する以前からSMエンターテインメントやYGエンターテインメントといった大手事務所や、韓国の様々な芸能事務所からスカウトされることが多かったそうです。
お母さんと買い物をしていたところ、JYPのスタッフからスカウトされたというヒョンジン。最初は詐欺かと思ったと話すほど、芸能界に対して当時あまり興味がなかったそうですが、同じ日に別の芸能事務所からもスカウトされたことからJYPに興味を持ち「運命かも」と思い、JYPオーディションを受け、見事合格したと語っています。
自らのビジュアルがきっかけでダンスの才能が開花
自他共に認めるスキズのビジュアル担当のヒョンジンですが、実はデビュー当時からしばらくの間は、自らビジュアル担当とは言うことはありませんでした。
ヒョンジンはJYPエンターテインメントに入社当時、ダンスや歌、ラップなどパフォーマンス全般において未経験。そのため周りに追いつこうと必死にレッスンに取り組み、時にはレッスンが嫌になってしまったことも。持ち前のビジュアルの良さから他の練習生たちに「ヒョンジンは顔がいいからデビューできるよ。」と言われてしまいます。
しかし、その言葉が”練習しても無駄”と言われていると思ったというヒョンジンは更に練習に励み、練習室に籠るほどの練習量を重ねたそうです。また、事務所のレッスン以外でもパフォーマンスの勉強をしたいという思いから、元々通っていた高校からソウル公演芸術高等学校に転向し、様々なジャンルのダンスを学びました。
ビジュアルだけいいと言われるのが嫌で、メインダンサーになるために必死に努力したことが実を結び、デビュー時には見事メインダンサーに抜擢されるほどの実力をつけたヒョンジン。フリースタイルのダンスもこなせるほどのスキルを身に付けました。
ただ、ラップに関してはダンスほどうまく行かなかったようで、『Stray Kids』出演時にはラップスキルの弱さや滑舌の悪さを指摘されることも。ラップスキルの向上に関しては、同じグループのラッパーであるチャンビンにラップの指導をしてもらったり、ペンを口にはさんでラップをするという滑舌のトレーニングを行ったりすることで弱点を克服しました。
ビジュアルの良さがかえって自分を苦しめることになってしまったヒョンジン。血のにじむような練習量と努力でメインダンサーというポジションをつかみ取ったことはファンにとっても誇らしいエピソードですよね。
ハンと不仲だったのは本当?
Stray Kidsの魅力の一つに、パフォーマンス時と普段のギャップがすごすぎる、という点があります。男らしくパワフルなパフォーマンスを見せる彼らですが、普段は子ども同士のような盛り上がりでファンを笑わせており、メンバー同士の仲の良さやお互いを信頼しあっているという点も、ファンからは大変人気のポイントなんです。
しかし、ヒョンジンは過去にメンバーと喧嘩をしたことがあると話しており、スキズの天使と言われているフィリックスとは、練習生時代にフィリックスが決められた日までに振付を完成してこなかったため、喧嘩になったというエピソードを披露しています。ヒョンジン自身も普段は穏やかで激高することがほとんどないため、このエピソードは天使同士の喧嘩とも呼ばれており、ヒョンジン自身「天使のフィリックスに怒ったことは良くなかった」と反省していることを話しました。
そしてハンとは、練習生時代に初めて会った時からお互いに”目についた存在”で、犬猿の仲だったことはファンの間でも有名なエピソードです。なんと『Stray Kids』出演時も大変仲が悪く、言い争いは日常茶飯事!レッスンの先生の前でも喧嘩をしていた二人は、お互い距離を開けて過ごそうということになり、Stray Kidsのメンバーの前だけでは仲の悪さを隠すように決めました。
しかしデビューしてから様々なコンテンツや企画で、メンバー同士でトークをすることが増え、ヒョンジンが「自分の性格を直したい」と語ったことに、ハンが心を動かされたのです。そして、お互いにこれまでの言動を反省し、今では喧嘩していたのがウソのような親友のような関係になりました。
練習生時代は本来の自分の性格を押し殺していたというハン。そのためヒョンジンとぶつかることが多く「インターネット小説に書けそうなくらいの内容だった」という二人は、様々な経験を経てお互い成長したのではないでしょうか。
ヒョンジンの活動休止の真相
Stray Kidsのメンバーとしてデビュー後は、順風満帆に歩んできたヒョンジン。しかし、2021年2月に、JYPエンターテインメントはStray Kidsの公式ファンコミュニティに、ヒョンジンの一切の芸能活動休止と自粛を発表します。
韓国のオンライン掲示板に、ヒョンジンの元同級生という人物が、中学時代にヒョンジンから校内暴力やいじめを受けたという投稿をしたのです。JYPはヒョンジンの同級生や先生に当時の状況について聞き取りを行ったり、投稿をした人物と直接会話をするなど、この件について対応をしました。
その結果、この書き込みの全てが決して真実ではないものの、ヒョンジンの中学時代の言動により同級生を傷つけてしまったことは間違いではないため、ヒョンジンは投稿者本人に直接会って謝罪し、投稿者は謝罪を受け入れました。またヒョンジンはこれまでの自分の行いを反省するため、芸能活動を自粛。自粛中は、ボランティアと寄付を通してこれまでの過ちを反省したことが公表されています。
2021年7月に活動を再開した際には、自粛時間が短いのでは?という声も上がりましたが、自ら投稿者に直接謝罪し誠心誠意対応をした点、書き込みに対して事務所が即座に対応・調査を行った点など、素早い対応はファンにも受け入れられ、温かく復帰を迎えられました。
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