TNX(ティーエンエックス)メンバーのプロフィールや経歴、魅力を徹底解説

TNX(ティーエンエックス)メンバーのプロフィールや経歴、魅力を徹底解説

レベルの高い争い

LOUDは、参加者のスキルが通常のオーディションと比べて高いと感じる部分があったことでも注目されました。そのため、番組の終盤では実力があるのに脱落する参加者がいたりと残念な部分も見られ、放送のたびに胸を痛めた視聴者も多かったのではないでしょうか。

特に、LOUDでは「音楽創作チーム」という今までのオーディション番組ではなかったチームも作られており、パク・ジニョンやPSYが参加者たちの才能に驚かされる場面も多々ありました。

昔は音楽を専門に勉強した作曲家が多かったのに対して、今はインターネットで無料で知識を得られ、耳の良さとセンスがあれば楽曲が作れてしまうくらいの進化を見せていますから、経験が少なくても一流プロデューサーの域に達している人材がいるのです。

LOUDには磨けば光る原石が何人も登場していましたし、参加者のステージを見たPSYが「このステージを見るためにLOUDを始めたんだ」と口にするほど魅力あふれる楽曲が登場しました。しかし、オーディションの目的はアイドルグループをデビューさせることだったため、全てを合格にするわけにはいきません。

それは歌やダンスを得意とした参加者で構成された「アイドルチーム」にも言えることでした。安定したスキルを持っていても、デビューするグループとコンセプトが合わないという理由で脱落になってしまったり、視聴者投票が低かったといった理由で脱落になってしまった参加者も…。

この件に関してはSNSでも様々な意見があがりましたが、LOUDに出演した参加者たちは世界から選ばれた人材ですから、いつか違った形でスポットライトを浴びる可能性も高いですし、既にLOUD終了後に別のグループでデビューが決まった参加者もいます。そういった面を考えると、LOUD出演者は全員がクオリティ高い参加者で構成されたオーディション番組だったと改めて感じますね!

伝説を残した数々のステージ

LOUDでは、第1ラウンドから第8ラウンドまで様々なステージが披露されました。ラウンドが進むごとに参加者に求められるスキルも上がっていき、パク・ジニョンとPSYが審査中ということを忘れて純粋にステージを楽しんでしまう場面も見られ笑いを誘いました。

今回はTNXに選ばれたメンバーを中心に魅力あふれるステージ動画を集めてみました。残念ながらデビューメンバーに選ばれなかった参加者たちの勇姿も堪能してください!

Hungry brothers


ヒョンスとコウキ、ユンソの3人で披露したStray Kidsの「神メニュー」です。ヒョンスは19歳、コウキ13歳、ユンソは12歳と年齢の幅が大きく、ステージを無事に披露できるかという不安もあったグループでした。

しかし、ヒョンスが弟メンバーたちをまとめて「神メニュー」という難しい楽曲を自分たちのダンスとして披露することができ、この成長にはパク・ジニョンもPSYも驚きと感心の気持ちを見せています。

loud speaker


ジュンヒョク、ミンスン、ユンミンで構成されたこのチームは、PSYが「P NATIONのチームの中で1番自信があるチームだ」と言うほど高い能力を持った3人でした。

課題曲はWanna Oneの「Boomerang」で、激しいダンスをしながら歌のパートもしっかりと歌わなければならない難しい楽曲でしたが、声量を活かした高音パートやアクロバットまで飛び出し、完璧なステージを披露したのです。

このステージで対決したのは「Hungry brothers」で、どちらも高いスキルを持ったメンバーで構成されていることから「死の組」と表現され、結果発表では同点という結果になり、最終的に個人評価の点数で勝敗を決めたほど白熱の展開となりました。

MEMO

このステージは視聴者からの評価も高く、対決が放送された第4話は神回として公式YouTubeでも多くの再生回数を記録しています。

チームP NATION


P NATION所属アーティストJessiの大ヒット曲「NUNU NANA」を課題曲とし、電飾スーツを着て派手なパフォーマンスを行いました。このステージは事務所対決だったため、まだ大きな事務所とは言い難い規模のP NATIONは、プロデュース力でJYPエンターテインメントを圧倒したのです。

この対決ではP NATIONがJYPエンターテインメントチームに圧倒的な点数の差をつけて勝利し、事務所の大きさや知名度ではなく「絶対に勝つんだ!」といった気迫が視聴者にも伝わった対決になったことを結果で証明してくれました。

コラボレーションステージ


P NATION所属の歌手、ヒョナの「I’m Not Cool」を本人とコラボレーションしたスペシャルステージです。女性の曲でありながら、セクシーな部分はそのままに力強さと男らしさが加わったステージとなっています。

MEMO

ヒョナは後半に登場するだけでしたが、短い時間で周囲の視線を掴んでしまうあたりが「まさにプロ!」という印象を受けました。

TNX誕生


99日間にもわたったオーディションLOUDが終わり、2022年3月29日に公式SNSを通じてTNXとしてデビューすることが正式に発表されました。TNXというグループ名は「The New Six」の略で「挑戦と克服を続けて成長していく6人」という意味が込められています。

MEMO

当初は7人でのデビューが予定されていましたが、日本人メンバーのコウキは13歳という年齢からもう少し時間が必要と判断され、デビューを見送ることが決定、TNXのメンバーから外れることが発表されています。

2022年5月17日、TNXはデビューミニアルバム「WAY UP」で待望のデビューを飾ると、世界17ヵ国のiTunesトップアルバムチャートにランクインするなど既にグローバルアーティストとしてその存在を知らしめています。

K-POPではアジアを中心に人気を伸ばすことが多いのですが、TNXはアメリカやヨーロッパのチャートにもランクインしており、幅広い人気を獲得しました。今後は世界ツアーも計画されているでしょうし、TNXの活動は全世界へと広がっていくでしょう。

2022年10月には日本で開催された「KCON 2022 JAPAN」に出演し、早くも日本のファンと交流しています。イベントではメンバーがこの日のために覚えたという日本語を披露する場面も見られ、他のグループ目当てで会場に来ていたファンの心を掴んでいました。

LOUDは日本でも人気の番組でしたから、番組を通じてTNXのファンになったという方も多かったのではないでしょうか。今後も、日本でもたくさんの活動ができるように応援していきたいと思います!

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