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ただ1つの世界観
OnlyOneOfの楽曲には「初めは1つの点に過ぎないが、続いて線を作って、OnlyOneOfならではのしっかりとした面を作っていく」という抱負が込められており、彼らが作る世界観は韓国だけではなく海外からも高い評価を得ています。
このコンセプトは「点、線、面シリーズ」として表現され、1つの楽曲を点とし、それが線で繋がって面となるストーリー。実際にOnlyOneOfのデビューミニアルバム「dot point jump」は「点」を意味していて、2ndミニアルバム「line sun goodness」では「線」を表しています。しかし、タイトルだけではなく楽曲にも繋がりが…。
例えばデビューミニアルバム収録曲の「time leap」と2ndミニアルバムの収録曲「time machine」は「時間」というテーマで繋がっており、デビューミニアルバム収録曲「picassO」は画家ピカソを、2020年1月に発売されたデジタルシングル「unknown art pop 2.1」の収録曲「dOra maar(ドラ・マール)」は、ピカソの愛人で「泣く女」というピカソの作品のモデルとなった人物。このように別々に収録された楽曲たちが線で繋がりを持っているのです。
time leap
time machine
OnlyOneOfの公式YouTubeでも彼らの世界観を説明した動画が公開されているので、それを踏まえた上で楽曲を聞くと、楽しみの幅が広がるのではないでしょうか。
K-POPを超えたオシャレな楽曲たち
また、OnlyOneOfは「K-POPらしくない楽曲」を求め、2020年5月と8月に発売されたシングルアルバム「Produced by〜」シリーズでは韓国のラッパーGRAY(グレイ)や、世界的プロデューサーCha Cha Malone(チャ・チャ・マローン)等とタッグを組み、アイドルの域を超えた楽曲を発表しています。
angel(Prod.GRAY)
Heartbreak Theatre(Prod.Cha Cha Malone)
a sOng Of ice & fire(Prod.GroovyRoom)
特にこのシングルアルバムは収録曲全てが高評価を受けており、K-POPアイドル以外のファンからも指示されたほど。SNSでも「アイドルっぽくなくていい!」「曲がオシャレでハマりそう」など、楽曲からファンになる傾向も感じました。