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周囲も驚くコンセプトを披露
OnlyOneOfのコンセプトは「ウーバーセクシャル」ですが、2021年4月に発売した3rdミニアルバム「Instinct Part. 1」のタイトル曲「libidO」で、紐を使ったパフォーマンスや裸にジャケットを羽織ったスタイルを見せて大きな話題となったのです。
「libidO」には「性的欲望」や「性衝動」という意味があり、MVでは同性愛をイメージさせるような演出もあったため、刺激的過ぎると韓国国内の反応は思わしくありませんでした。しかし、BL(ボーイズラブ)を題材にしたドラマ「セマンティックエラー」が韓国で大人気となったり、若者を中心に性への考え方が変化。
「libidO」も、単に官能的でセクシーな路線を提示しただけではなく、いい意味でK-POPらしくない楽曲とそれを消化してしまう高いパフォーマンス力を持ったOnlyOneOfが表現することで、まるでアート作品を見ているかのような感覚に陥ります。
その魅力は徐々に観衆へも伝わり3rdミニアルバム「Instinct Part. 1」は、OnlyOneOfデビュー後初のデイリーレコードランキング1位を獲得しました。メンバーも「libidO」に対して「今後、僕たちの代表曲になると思う」と、かなりの自信を持っておりOnlyOneOfのコンセプトを象徴する作品になったのではないでしょうか。
メンバーの脱退と再出発
2021年8月、OnlyOneOfに激震が走りました。リーダーを務めOnlyOneOfの楽曲制作にも多く携わってきたラブが突然の脱退を発表したのです。ラブの脱退理由について所属事務所は「個人的な事情」としか発表しておらず、ファンを混乱させました。
今後OnlyOneOfの活動はどうなってしまうのか?と、不安になるファンも多かったでしょう。しかし、OnlyOneOfはラブの脱退から1ヶ月後の2021年9月に6人での新たな団体写真を公開して注目を集めました。
さらに、写真と共に「20210910 mOnO」のメッセージも表示され、2021年9月10日にデジタルシングル「unknown ballad 2.3」を発売、メンバーのナインが作詞作曲に参加した「mOnO」がファンに届けられたのです。