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ユン・ドハのここを見てほしい Part.1
ドハは「青春スター」の他にもオーディション番組出演経験があり、自信を持ったパフォーマンスや、伸びのある歌声が評価されていました。また、実力だけではなく周囲へ見せる気遣いや、人間味あふれる姿にも注目が集まっています。
「青春スター」で、ドハはどんな活躍を見せたのでしょうか。番組で披露したステージを振り返りながら、ドハの魅力にも迫っていきましょう!!
真のメインボーカル
ドハが番組を通して高く評価されたのは、なんといっても歌唱力の高さです。ドハは「青春スター」の出演者を決めるオーディションで、K-POPアイドルの中でもトップクラスの歌唱力を誇るEXOのチェン、SHINeeのジョンヒョンの楽曲をカバーし、その実力を見せつけました。
また、K-POPアイドルの曲だけではなく、韓国の2人組デュオH:CODEや、マイケル・ジャクソン、フランスのミュージシャンM83の楽曲にも挑戦。「一体、どれほどの引き出しを持っているのだろうか?」と思ってしまうほど幅広い音楽ジャンルを得意としていることが窺えました。
オーディションという、とても緊張する場面で難易度が高い楽曲をあえて選ぶところがドハらしいと感じましたし「もっと見たい!」「次はどんな表情を見せてくれるんだろう」と、見ている側をワクワクさせてくれる魅力は、アイドルとして欠かせない能力ではないでしょうか。
ドハの優れた歌唱力は「青春スター」でも確認することができます。特に本選の第1ラウンドでは、メンバー全員がメインボーカル級と言われるSHINeeの「Love like Oxygen」が課題曲として指定され、ドハたちのチームがどのようなステージを見せるのか、注目が集まりました。
「Love like Oxygen」はゆっくりなテンポの曲で、一見歌いやすそうに思えますが、出だしから独特な音程とリズムが必要とされる難曲。審査員たちも「大好きな曲だけど、かっこよく見せるのは大変では?」「難しい曲だよ」と、ドハたちを心配する言葉が聞こえました。
しかも、ドハたちはダンスに集中できるヘッドマイクではなく、ハンドマイクを持ってステージに登場し、審査員を驚かせます。手にマイクを持ちながら踊ることでダンスの難易度はさらに上がりますし、声量がないとマイクが声を拾わないため、安定した歌唱力が求められることに…。
SHINeeも歌番組ではハンドマイクで「Love like Oxygen」を披露していましたが「本人たちと同じスタイルで」という安易な考えでハンドマイクを選んだとしたら、ステージが成功する確率は低くなります。
会場が期待と不安で包まれる中、曲の導入部分であるイントロが流れ出し「Love like Oxygen」の雰囲気からは想像もできない激しい群舞を取り入れたダンスで、観客の視線を一気に集めました。
「青春スター」では、ただ楽曲をカバーするのではなく、歌詞の意味やコンセプトを自分たちで解釈し、新たに曲を構築するというルールがあるのですが、予想を上回るレベルのパフォーマンスに審査員も驚きの表情を浮かべるしかありません。
ただ、激しいダンスで息が上がると、歌い出しで声がブレる可能性が…。曲の始まりがズレてしまうと、それ以降もバタバタとテンポが崩れてしまい、まとまりのないステージになってしまう恐れがありました。審査員たちもその不安が頭をよぎったかもしれません。
しかし、ドハは息も乱さずに落ち着いた雰囲気で歌い出し、その後も安定したステージを披露しました。それだけではなく、サビに繋がる盛り上がりをドハの高音が支え、コーラスやハモりなど難しいパートを次々とこなしたのです。
第1ラウンドの評価で審査員たちは「ユン・ドハに驚いた」「難しいパートは1人で担当していた」と、ドハの歌唱力を大絶賛。歌もダンスも申し分ないと、ドハの実力を讃えていました。これはドハの才能というより、今まで積み重ねてきた努力の証だと言えるでしょう。