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驚くべき世界観
xikersはアルバムの発表と同時に彼らが持つ世界観を紹介し、今までになかった新しい世界観がファンを驚かせています。簡単に彼らの世界観を紹介しましょう。
xikersが存在する世界は生活に関するロードマップをデータで管理している世界です。人々は長い時間蓄積されたデータベースを通じて準備された「最適なシナリオ」を与えられ、まるでユートピアのような理想の世界で生活していました。
そのデータは境界に存在する「データ図書館」で管理されているのですが、境界で定められたシナリオを受け取れなかった10人の若者が存在したのです。その若者は「xikers」と呼ばれ、ユートピアの世界では疎外された存在となりました。彼らがシナリオを受け取れなかった理由はわからず、苦痛、悲しみ、寂しさ、無念さを感じながら生きていくことに。
ある日、xikersたちは「君の座標が知りたかったらトリッキーハウスを訪ねて」という夢を見ます。そして、自分たちの座標を探すためにxikersたちは時空を飛び越えトリッキーハウスに向かい、そこで 「TRICKY」という存在に出会いました。
“x”ikersの「X」と、TRICK”Y”の「Y」が「自分たちの座標」という意味になっており、1stミニアルバム「HOUSE OF TRICKY : Doorbell Ringing」の1曲目が再生された瞬間から、xikersとTRICKYの旅が始まります。
xikersの楽曲は、デジタル音や異国情緒あふれる曲調、ロックサウンドなど様々な音が組み込まれているのですが「境界や時空を飛び越えて自分たちの座標を探す」というxikersの世界観が表現されていると感じました。
xikersの旅は、まだ始まったばかり。これからどんな音楽と世界観を見せてくれるのか楽しみですね!
ファンダム名は「road𝓨」
K-POPグループに欠かせないのが、ファンたちの呼称であるファンダム名。
2023年5月26日、公式YouTubeチャンネルの配信のなかで、xikersのファンダム名が「road𝓨」に決定したことが発表されました。
これはファンが考案した名前のなかから選ばれたもので、“道”を意味する“Road”と座標を示す“Y”を組み合わせ、「xikersがこれから歩いていく道を示すy座標として冒険や旅を共にする」という意味が込められています。
元々は公募されたアイデアではありますが、「ファンの存在こそが自分たちの行くべき道を指し示す座標だ!」というxikersの想いがギュッと詰まったファンダム名だと感じました。
韓国国外でも高い注目度
2023年3月、1stミニアルバム『HOUSE OF TRICKY : Doorbell Ringing』でデビューを果たしたxikersは、韓国国外でもにわかに注目を集める存在となりました。
発売初週に米ビルボードのメインチャートである「ビルボード200」の75位に登場するという新人離れしたチャートアクションを叩き出し、韓国国内だけに留まる存在ではないことを証明してみせたのです。
さらに新進気鋭のアーティストを評価する「Emerging Artists chart」では首位を獲得するなど、デビュー早々からチャートを席巻しました。
本格的な日本進出への足掛かりとして、8月には日本公式サイト兼ファンクラブを立ち上げ。10月には来日公演が予定されています。