SEVENTEEN『FML』 孫悟空ソングで話題沸騰! 初動455万枚のセブチ怪物アルバムを徹底解説

SEVENTEEN『FML』 孫悟空ソングで話題沸騰! 初動455万枚のセブチ怪物アルバムを徹底解説

SEVENTEEN「FML」収録曲を解説! Part.1

アルバムタイトルとなった「FML」は「Fuck my life」の略です。

状況を嘆く強いネガティブワードをSEVENTEENなりに再解釈し、作品として昇華しました。

さらに、今回はSEVENTEEN初のダブルタイトルです!

早速、アルバムの収録曲を解説していきます!

F*ck My Life

「FML」収録1曲目は、「F*ck My Life」

「クソみたいな世の中」というストレートなフレーズが、強いインパクトを残します。

切ないドラムサウンドが心地よく、疲れた心を癒してくれる一曲。

最近は「DREAM」「_WORLD」「Darl+ing」のようなゆったりした曲調の楽曲を多くリリースしていましたが、「F*ck My Life」はそれらとは違い、切実な現実感があります。

作詞をしたウジは、「深夜に1人で目を逸らしたくなるような辛いものと向き合って書いた」と話していました。

「F*ck My Life」と対比のように出てくる「Fight for my life」という言葉に、この厳しい現実を受け止めて人生のために闘おうという内側に灯る決意が感じられます。

がむしゃらに頑張っている人にそっと寄り添ってくれる楽曲です。

Super

「FML」収録2曲目は、SEVENTEENメンバーが聴いた瞬間からヒットを確信したという「Super」

試練と挫折を経験しながら成長し続ける孫悟空とSEVENTEENの道程を重ね合わせた楽曲です。

ジャージー・クラブのビートを取り入れた1曲目とは対照的な激しいダンスナンバー。

TAEYANG(BIGBANGのSOL)LE SSERAFIMなど沢山のアーティストとのコラボも話題になっています!

アルバム「FML」の中でもかなり注目度が高い「Super」は、内容をより詳細に解説していきます!

Superは「ドラゴンボール」の孫悟空がモチーフ?

歌詞には、ドラゴンボール孫悟空を彷彿とさせる要素が多く散りばめられています。

ドラゴンボール孫悟空ポイント一覧

  • 【ドラゴンボール孫悟空ポイント1:単語】
  • ①筋斗雲②如意棒
  • 【ドラゴンボール孫悟空ポイント2:フレーズ】
  • 「時間と空間に縛られない心構え」
  • →精神と時の部屋(孫悟空が修行した場所)
  • 「Energy 気を溜める みんな出てこい」
  • →元気玉
  • 【ドラゴンボール孫悟空ポイント3:振付】
  • ①筋斗雲(WOOZIがダンサーの上にのって登場)
  • ②かめはめ波のポーズ(1番のサビ途中DINOがアクション)

こういった箇所に注目してみると、楽曲がまた一段と面白くなるはずです!

Superに垣間見えるSEVENTEEN要素!

SEVENTEEN要素を感じた歌詞としては、「I love my team , I love my crew」が挙げられます。

ラッパーのイ・ヨンジのYouTube番組「もっとつまらないものですが」の中で、「メンバーは人生の友達」「何でもない時から応援してくれた会社が大好きだ」と泣きながら語ったホシが、このパートを担当しているのはグッときます。


(ホシのメンバーと会社に言及するシーンは、14:00〜です。)

この歌詞は他のメンバーも好きなフレーズのようで、エスクプスも聴いた時に「涙が出そうだった」と語っています。

F*ck My Lifeの伏線回収?

そして、重要なのが「この歌はこのアニメのエンディングだ」という歌詞。

実は、この歌詞が「F*uck my life」の「子どもの頃のアニメの主人公に どうして僕はなれないのか」というフレーズを回収する形になっています。

タイトル曲のテイストは全然違いますが、こういった工夫が盛り込まれることでアルバムに更に連帯感が生まれます。

「F*uck my life」では現実を、「Super」では架空の存在である孫悟空を描くという対比があるからこそ、それぞれの楽曲が引き立つ構図になっているのも見事です。

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事