VALSHE(バルシェ) プロフィールや魅力、おすすめ曲を徹底解説!

VALSHE(バルシェ) プロフィールや魅力、おすすめ曲を徹底解説!

中性的で力強い歌声と、独自の世界観で人気のロックシンガー・VALSHE(バルシェ)。

アニメファンを中心に根強い人気を誇っており、歌手としてはもちろん、声優や舞台俳優、ブランドプロデューサーなど、多方面に活動の幅を広げています。

今回は、そんなVALSHEのプロフィールや、魅力がたっぷりつまったおすすめ曲を紹介します。

VALSHEとはどんな人物?

名前の由来は「名探偵コナン」!主題歌も担当

VALSHEは以前、主にニコニコ動画で“歌ってみた”動画を投稿する歌い手として活動していました。

ハスキーな低音ボイスから可愛らしい高音ボイスまで幅広く歌い分ける、いわゆる「両声類」タイプの歌声が特徴。地声が低く、ファンアートで男性らしく描かれることも多かったためたびたび性別を間違われたそうですが、本人は女性です。

当時は片仮名の“バルシェ”名義を使用しており、ハンドルネームの由来は、「劇場版名探偵コナン『世紀末の魔術師』」に登場するロシア語のフレーズ。

「世紀末の魔術師」という意味の「Вoлшебник кoнца века(バルシェブニック カンツァー ベカ)」を登場人物が聞き間違えて生まれた、「バルシェ・ニクカッタベカ」から「バルシェ」をとったそうです。

作品に登場するフレーズをハンドルネームにするほど、「名探偵コナン」を非常に愛しているVALSHE。メジャーデビュー後は「Butterfly Core」「君への嘘」など、主題歌も多数担当しています。

ニコニコ動画で活動していた時期は、ボーカロイド・鏡音レンの熱狂的なファンとしても有名だった彼女。歌ってみた動画内で「鏡音レンは三次元!」と暴走しがちな愛を叫ぶことも多く、自他共に認める“レン廃”でした。

2009年に投稿された「右肩の蝶レンver.歌ってみた」では、本家と聴き間違えてしまうほどクオリティの高い歌唱や、少年らしいあどけなさも暗示させる美声でリスナーを圧倒。投稿15周年目を迎える2024年にも動画へコメントが寄せられるほど、根強い人気を誇っています。

2010年にメジャーデビュー・さらに知名度が広まる

2010年、VALSHEは1stミニアルバム「storyteller」でメジャーデビュー。同時にニコニコ動画での活動終了を表明し、より音楽活動の幅を広めていきます。

2013年には、アニメ「探検ドリランド -1000年の真宝-」のED主題歌「BLESSING CARD」をリリース。それから3か月後にリリースされた6thシングル「Butterfly Core」は、彼女が長く愛し続けてきた「名探偵コナン」の37代目OP主題歌に起用されました。

また、2015年にリリースされた9thシングル「君への嘘」も、49代目ED主題歌として「名探偵コナン」の物語を彩っています。それまでVALSHEのイメージとして語られることが多かった激しいロックとは異なり、心の痛みや葛藤を切々と歌い上げる歌詞が印象的なバラードナンバーです。

「君への嘘」は彼女にとってもかなり想い入れの強い楽曲だったようで、ライブで初めて披露した際は歌いながら思わず涙ぐむ一面もあったのだとか。

ほかにも「奇跡体験!アンビリーバボー」「COWNT DOWN TV」など、さまざまなTV番組やアニメ、ゲームとのタイアップ楽曲を担当してきたVALSHE。表現の幅が広がると共に、アニメ・ボカロファン以外からも広く認知されるようになっていきました。

ライブでは本人ヴィジュアルとイラストを併用し、独自の世界観を詰め込んだパフォーマンスを行っています。

ミニアルバム「SAGAS」をテーマにしたライブでは“saga(冒険譚)”というワードに絡めてアラビアチックに、アニバーサリーツアー「VALSHE LIVE THE UNIFY 2022 ~Follow the Tracks~」では、10周年記念ナンバー「UNIFY」のMVにも登場する純白の衣装でステージに立つなど、コンセプチュアルな構成で観客を魅了。

歌唱だけでなくアレンジや演出へも積極的に携わり、楽曲の世界観をより味わい深いものにしようとする姿勢も、多くのファンに愛される理由なのでしょう。

ブランドプロデュースなど歌手の枠を超えた活動も

VALSHEは歌手としてだけでなく、声優や舞台俳優としても活躍しています。

初めてアニメ主題歌を担当した「探検ドリランド -1000年の真宝-」では、第18話にゲスト声優として出演。テーマソングを担当したゲーム作品では「WRITERS」の氷見空人(ひみくうと)役、「ファイアーエムブレムif」のツクヨミ役などで迫真の演技を披露しました。

少年から青年にかけての若い男子役が多く、いずれも彼女のクールな声がキャラクターの魅力をより引き立てています

また、2019年に行われた舞台「ピオフィオーレの晩鐘〜運命の白百合〜」にエミリオ役で出演したのを皮切りに、舞台俳優としても活動をスタート。ファンタジーな世界観を基調とした「Wizards Storia」シリーズの魔導兵士・クライヴ役をはじめ、多様な作品に名を連ねました。

さらにはアパレルブランド「REMAIDEN」を自ら立ち上げるなど、活躍の場を広げ続けているVALSHE。

音楽だけでなく、さまざまな形でファンにメッセージを発信し続けています。

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