テクノポップスとアイドルが融合した形で、多くのファンから高い支持を受けているアイドルユニット『Perfume(パフューム)』。
彼女たちの代表曲『ポリリズム』で世間を圧巻したときは、筆者自身も、こんな斬新なアイドルユニットが登場するんだと、ただ感心させられましたね。
さて、今では当たり前のようにテクノサウンドとアイドルを融合させているPerfumeですが、彼女たちの魅力はどこにあるのでしょうか?
本記事では、Perfumeの経歴やメンバープロフィール、オススメソングベスト3を交えながら、彼女たちの魅力を存分にご紹介していきますね。
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目次
Perfumeはどんなアイドルユニット?
これまで、
- 『ポリリズム』
- 『ねぇ』
- 『FLASH』
など、シングルおよびデジタルシングルなど、多数の楽曲がリリースされ、そのほかにも、表題曲になっていない『チョコレイトディスコ』のように、多くのファンから愛される楽曲が実に多いアイドルユニットPerfume。
- 樫野有香さん(かしゆか)
- 西脇綾香さん(あーちゃん)
- 大本彩乃さん(のっち)
の、広島アクターズスクール出身メンバー3名によるアイドルユニットとして、あらゆる音楽シーンで大活躍されていますよね。
では、Perfumeは、何故、多くのファンから高い支持を得ているのでしょうか
テクノサウンドと融合された、正確無比のダンスパフォーマンスが魅力!
やはり、Perfumeの最大の魅力は、文時にロボットダンスと錯覚するほど正確無比で、寸分の狂いのない、テクノサウンドに融合させたダンスパフォーマンスにあります。
一部の人が、Perfumeのダンスをロボットダンスのようなダンスと捉えているようですが、それは大きな誤解です。
確かに、パントマイムのように、一つ一つの動きが止まって見える時もあるので、ロボットダンスと誤解されがちですが、決してそんなことは無く、激しい動きも多数あり、ある種、空手の演武のような動きに近いというべきかもしれません。
例えば、映画『ちはやふる』の主題歌にも起用された、『FLASH』は、まさに空手の演舞を取り入れた、Perfumeならではのテクノ系ダンスパフォーマンスが魅力的な楽曲です。
『FLASH』(公式ミュージックビデオ)
出典:YouTube(Perfume公式チャンネル)
正確無比なダンスパフォーマンスの中で、静寂と喧騒が見事に融合していく・・・
そこに一つの美学が映しだされ、Perfumeにしか無い世界観が生まれ、多くのファンが賛同してくれるのです。
Perfumeを支えるテクノサウンドが圧巻!
Perfumeといえば、やはり、彼女らの楽曲を手がける音楽プロデューサー・中田ヤスタカさんの奏でるテクノサウンドがあってこそのアイドルユニットですよね。
どんなダンスパフォーマンスを持っていても、中田ヤスタカさんのテクノサウンドが無ければ、Perfumeは成立しません。
Perfumeが、日本の音楽シーンを震撼させはじめた、2000年代の音楽シーンにおいて、当時の音楽ジャンルでテクノポップは、それほど多く流行していませんでした。
確かにデジタルサウンドとしては、TRFも含め数々のアーティストが人気を博していましたが、純粋なテクノポップとして世界に衝撃を与えたアーティストとしては、おそらくYMO(坂本龍一さん)とTM NETWORK(小室哲哉さん)くらいでしょう。
そんな中、あえてアイドルとテクノサウンドを融合させたのが、音楽プロデューサーである中田ヤスタカさん。
彼が手がけた、超テクノポップとアイドルPerfumeのダンスパフォーマンスが融合し、新たなテクノポップアイドルグループというジャンルを築き上げてきたというわけ。
音源のほぼ全てがデジタルサウンドなので、エコーのかかり方だとか、リズムの刻み方だとか、全てが独特で純粋な楽器音以外にも、あらゆる音が混ざり合いつつ、それが心地よく聴こえます。
もう、どの楽曲を聴いても、超デジタルサウンドなので、その斬新さを、Perfumeの音楽を通じて一度体感してみてくださいね。