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ぐるたみんのおすすめ楽曲5選
インビジブル / kemu(堀江晶太)
「六兆年と一夜物語」や「地球最後の告白を」など数々の名曲を世に送り出しているボカロP・kemu(堀江晶太)にとって代表曲の1つで、ノベライズ版も刊行されている「インビジブル」。若い世代を中心に高い評価を得ているこの楽曲も、ぐるたみんの繊細かつ力強い歌声によってカバーされています。
突然、透明人間になってしまった「僕」の視点から紡がれるエキセントリックな歌詞とエネルギッシュなメロディーが印象に残るロックナンバー。
音程をキープしにくいだけでなくリズムを刻むのも一苦労の楽曲ですが、見事に歌い上げていることはさすがのひと言です。
センセーション・シグナル
「センセーション・シグナル」は、ボカロPとして活躍するゆうゆが作詞作曲を担当し、作詞についてはぐるたみんと共作という形でリリースされた楽曲です。TVアニメ「マジンボーン」OP主題歌として人気を博しました。
エネルギッシュなアップテンポのメロディーは、センスがなければ歌詞をなぞるのも一苦労ですが、「覚声類」と呼ばれてきたぐるたみんならではのハイトーンボイスが楽曲にマッチし、胸が高鳴るような楽曲に仕上がっています。
このふざけた素晴らしき世界は、僕の為にある / n.k
サビから幕を開けるパワフルかつセンチメンタルな和風ロック「このふざけた素晴らしき世界は、僕の為にある」も、ぐるたみんによってカバーされています。
本来ならば女性の歌い手がカバーするような楽曲ですが、男性でありながらサビの高音部も完全にクリアしていることはさすがのひと言。
このくそったれな世界で、うまくいかないことがあり、悲しみや苦しみに打ちひしがれも決して悲観することはない、さあ、踊り狂おうという、切ないながらもどこか前向きなメッセージが伝わってきます。
楽曲のリズムやテンポを支える合いの手の入れ方も秀逸です。
GIANT KILLING
作詞・作曲ともにぐるたみん自身が担当した「GIANT KILLING」は、UNIVERSAL-Wへ移籍を果たしたぐるたみんが、活躍の場をこれまで以上にロックシーンに移したことをうかがわせるパワフルな楽曲です。
力強さと哀愁を同時に感じるような独特なメロディーラインが印象的なこの作品は、TBSテレビ系列で放送されている「CDTV」のED主題歌として使用されました。
なんとなく元気が出ないときに、背中をグッと押してくれるような力強い歌声と歌詞がいつまでも耳に残ります。
only my railgun / fripSide
主にニコニコ動画で活動していた歌い手・ぐるたみんの名前を一躍有名にした「うるおぼえで歌ってみた」シリーズから、驚異的な再生回数をたたき出した「only my railgun」もおすすめ楽曲として外せません。
歌詞もリズムもうるおぼえの状態で歌っているため、初めのうちは少し不安に駆られるのですが、音程やリズムの外し方にも「ここの音程を外せば面白く聞こえる」ということをわかった上でやっているようなセンスの良さを感じるため、多くの人の心を虜にするのです。
ニコニコ動画で鑑賞すると、ユーザーの秀逸なコメントが随所にちりばめられており、思わず笑ってしまいます。
ぐるたみん まとめ
女声キーにも届くような驚異のハイトーンボイスを持つ歌い手として、2009年にニコニコ動画でデビューを飾って以来、様々な分野で活動の実績を積み重ね、若い世代を中心に高い評価を獲得してきたぐるたみん。
2011年のメジャーデビュー以降、事務所の移籍を経て、2018年からはフリーランスで活躍しています。音楽を中心に、今後はどのような活躍を見せてくれるのか、ますます目が離せません。