青緑色の長いツインテールがチャームポイントの、ボーカロイドの歌姫初音ミク。
初音ミクは、2007年に発売され、ボカロの人気の火付け役となりました。以降、様々なボカロが登場する中でも、初音ミクはボカロの代名詞として高い人気を誇り、日々多くの楽曲が動画サイトに投稿されています。
今回は、歴史に残る名曲から最近の流行曲まで、初音ミクの人気曲をご紹介していきます!
目次
初音ミクの人気曲
千本桜/黒うさP
初音ミクを語る上で外せないのが、黒うさPによる「千本桜」。ボカロファンだけでなく誰もが知っている、伝説的な名曲です。
大正浪漫の時代を描いたこの曲は、日本を感じさせるメロディーが特徴。バンドサウンドとピアノが、和の旋律のかっこよさをさらに引き立てています。
また、この曲はサビに負けず劣らずイントロのピアノが印象的です。イントロの桜吹雪を思わせるピアノは、一気に曲の世界に連れて行ってくれます。
楽器映えする旋律なだけあり、和楽器バンドのカバーや、まらしぃによるピアノ演奏など、様々な人にカバーされているのも千本桜のすごいところ。ジャンルの垣根を越えて多くの人に愛されていることがわかります。
一度は聴いたことのあるこの曲も、改めて聴いてみると、そのかっこよさにハマってしまうかも!
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ヴァンパイア/DECO*27
2021年に流行った初音ミクの曲といえば、この曲。
DECO*27による、恋するヴァンパイアの女の子が描かれた中毒性のある楽曲です。
この曲の魅力は、なんといっても女の子のかわいらしさ。「あたしヴァンパイア いいの?吸っちゃっていいの?」と、「きみ」の血を吸おうとする小悪魔な女の子の危険な魅力に、心を打ち抜かれてしまいます。
また、印象的なのが、サビ頭の「あたしヴァンパイア」の語尾。「ヴァンパイア⤴︎」と上がるところは、女の子の小悪魔さが目に浮かびます。誘っているような歌い方に、キュンとしてしまいますね。
MVのイラストの、歯を覗かせてこちらを見ているミクも、かわいいです。こんなヴァンパイアになら、血を吸われてもいいと思ってしまうかも?
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命に嫌われている。/カンザキイオリ
カンザキイオリによる、命について歌った歌詞が印象的な楽曲です。
この曲の歌詞は、どのフレーズもひとつひとつが強く心に訴えかけてきます。
前半は、命を軽々しく扱う社会を風刺するような歌詞が綴られており、一見すると暗い曲のように感じられるかもしれません。
しかし、後半からは、徐々に本当は生きていたいという気持ちが滲み出てきて、最後には君に生きていてほしい、そして僕も必死に生きていくのだという強い想いが伝わってきます。
そんな心の叫びが表れた、ラストの「生きて生きて生きて生きて生きろ」という歌詞には、救われた人も多いはず。
生きていることの辛さへの共感性と、それでも生きようと思わせてくれる強さを両方持ち合わせている歌詞が、この曲の人気の理由でしょう。
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