独創的なサウンドと世界観で、国内外で高い人気を誇るボカロP・きくお。
代表曲「愛して 愛して 愛して」は、Spotifyでの再生回数が1億回を突破。同サービス上で、最も再生されたボカロ曲として知られています。
本記事では、10年以上に渡ってリスナーを魅了し続けるきくおのプロフィールや経歴、楽曲の魅力を解説していきます。
目次
きくおとは
ワンマンライブ「kikuoland」開催します、チケット販売開始しました!!!
今回なんとアミューズ様全面協力のもと、超いいところでやります、着ぐるみもCDもレコードもグッズも、色々頑張る超楽しいやつになるよ!
3/21火曜祝日、EX THEATER ROPPONGI チケットはこちら!!https://t.co/vj6dnXNj03 pic.twitter.com/sWiUXLkkMk— きくお (@kikuo_sound) January 7, 2023
生年月日:1988年9月21日
出身地:神奈川県
メルヘンチックでありながら狂気を感じさせる楽曲と、妖しげなライブパフォーマンスから、「教祖」の異名を持つきくお。
キュートなポップスから実験的な楽曲まで幅広い作風、さらには自身の動画内で使用されるイラストなど、迸る創作意欲で多くのファンを虜にしています。
緻密に作り込まれた楽曲と奥深い歌詞が魅力
#私を構成する9枚 pic.twitter.com/SHFO0nFDSj
— きくお (@kikuo_sound) January 27, 2016
既存のジャンルでは説明しきれない、独特のサウンドを展開するきくおの楽曲。
一曲の中で多種多様な音色が奏でられており、聴く度に新たな発見があるほど緻密に作りこまれているのが特徴です。アコーディオンやガムランなど、一般的なポップスではあまり用いられないような楽器も積極的に使用されています。
人気ゲーム「サルゲッチュ」の音楽制作でも知られるハウスミュージシャン・寺田創一や、ジャズピアニストのチック・コリア、さらにはロックバンド・サンボマスターまで、幅広いアーティストからの影響を公言しているきくお。
彼らの作品の共通点を「強烈なオリジナリティ」と語っており、自身も制作の際には独自性を重んじているそう。きくおならではのアヴァンギャルドな楽曲は、飽くなき個性への探求から生まれたものなのです。
また、作編曲だけではなく、歌詞も彼の音楽を語る上で欠かせないポイントの一つ。
難解な表現を避け、シンプルな言葉で構成されながらも、暗い人間の感情やダークファンタジーな世界を見事に描き出しています。その奥深さから、多くのリスナーによる考察合戦が日々盛り上がっています。