目次
妄想税 feat. 初音ミク
2013年に投稿され、前作から1年8ヵ月ぶりの楽曲となった本作。歌詞がとても印象的な楽曲です。
頭の中の妄想がもし叶うとしたら。そんな誰もが一度は考えたことのある願いが妄想税を払えば現実になる、だから妄想税を払いましょうと謳うのです。夢のような話から、最後の結末まで、聴いていて飽きないストーリーになっています。
言っていることはどこか胡散臭いのに、サビは目の前の輝かしい未来を掴み取りたくなるような爽快感があるのも、この曲に惹き込まれてしまうポイントです。
ゴーストルール feat. 初音ミク
2016年に投稿されたこの曲は、スクラッチが印象的なイントロから始まるロックナンバー。YouTubeで3500万回、ニコニコ動画で1000万回再生というところからも、人気なのがわかります。
サビの「メーデー」とは、救難信号のこと。SOSを発する悲痛な歌声が心を刺してきます。
筆者の感覚では、DECO*27といえばこのあたりの2016~2017年頃の曲のイメージが強いです。派手目なサウンドとダークで切ない雰囲気のある曲調がとてもかっこいいですよ。
妄想感傷代償連盟 feat. 初音ミク
歪んだ恋愛模様を描いた楽曲。ミドルテンポで淡々と進んでいくAメロから始まり、サビでは心地よく韻を踏んだ歌詞と不安感のあるメロディーが耳に残ります。
恋愛における複雑な感情を描く歌詞は、まさにDECO*27らしさが色濃く表れており、聴き終わったあとにもリスナーの心にやりきれない感情を残していくような力を持った曲です。
中毒性も高く、YouTubeで4000万回再生されているのも納得です。
ヒバナ feat. 初音ミク
今回ご紹介する曲の中でも、特に「かっこいい」という言葉が似合うのがこの曲。ゴリゴリのバンドサウンドを主軸とした音で、疾走感を持って駆け抜けます。
2022年4月現在、YouTubeで4900万再生越えと、DECO*27の楽曲の中でもトップの再生数となっている人気曲です。
本作はもともと「ゴーストルールⅡ」として制作された曲とのこと。たしかに、「ゴーストルール」とはアグレッシブなテンポ感やサビのコード進行など、通ずるものがあります。
涙を流しながらこちらを見つめる初音ミクのイラストもとても美しいです。