ボカロの超隠れた名曲【楽曲解説】ボカロ中級者以上向け! 超隠れた名曲14選を徹底解説

ボカロの超隠れた名曲【楽曲解説】ボカロ中級者以上向け! 超隠れた名曲14選を徹底解説

初音ミクが発売されて16年。
2023年は、設定年齢の16歳と重なる記念の年でもあります!

近年では、米津玄師YOASOBI、Ado、ヨルシカなど、ボーカロイドカルチャー発のメジャーアーティストも数多く登場し、ボカロの盛り上がりは衰えるところを知りません。
初音ミクのゲームやイベントなどを通じて、過去の有名ボカロ曲を最近知ったという方も少なくないでしょう。

そこで今回は、よりボカロ曲を知りたい方のために、超隠れたボカロ名曲をご紹介します!

ボカロの超隠れた名曲14選 Part.1

1千万再生を超える超人気楽曲からマイナー楽曲まで、あらゆるジャンルの自由な音楽が投稿されているのが、ボカロ音楽の良さであり特徴です。

今回はその中でも「昔からボカロを聞いていた方なら知っている」「最近は注目されていないけど、実は隠れた名曲」「再生数は少ないけれど、ファンの評価が高い」といったマイナー曲をご紹介。

人気楽曲しか聞いたことがないという方や、もっとコアなボカロ曲を知りたいという方はチェックしてみてください!
有名ボカロPの隠れた名曲も紹介しているので、知っているボカロPの曲から聞いてみるのもおすすめです!

僕のサイノウ / wowaka

最初に紹介するのは、現在でも“憧れのボカロP”に挙げる方が数多く存在する伝説的なボカロP・wowakaの超隠れた名曲『僕のサイノウ』(2009.7.13投稿)です。

再生数自体はYouTubeで47万回再生と決して少なくありませんが、数百~数千万再生を誇る楽曲を多数投稿しているwowakaの中では埋もれてしまいがちな本楽曲。

電子的なサウンド機械的な初音ミクの声が特徴的なテンポのいい楽曲で、歌詞では“ふつう”について、独特の視点で描かれています。

特別暗い曲調というわけでもないのに、聞いているとなぜか苦しく、楽曲の世界に引き込まれるような感覚を覚えるのが本楽曲のすごいところ。
wowakaのサイノウを感じる曲でもあり、音楽のすごさ、ボカロの表現の幅広さを再確認できる楽曲でもあります。

wowakaの人気曲

『ローリンガール』『裏表ラバーズ』『アンノウン・マザーグース』

vocandroid / lumo

『vocandroid』(2011.9.13投稿)は、ニコニコ動画にしか投稿されていない知る人ぞ知る超隠れた名曲です。

初音ミクによる“これぞボカロ”と言わんばかりの機械的なボイスが魅力で、ピコピコ音と呼ばれる電子サウンドとの相性が抜群。
「歌ってみろ」というタグが付くほど人間離れした歌声と楽曲は、一度聞いてしまうとまた聞きたくなる中毒性を持っています。

歌詞には「宇宙」「アンドロイド」「データベース」など、SFの雰囲気を感じるワードが登場。
音楽と相まって、近未来的な世界観を感じられる楽曲です。

作者のlumoは、ほかにも電子音の目立つ楽曲を多数制作しているので、気に入った方は聞いてみてください!

lumoの人気曲

『パラレルレイヤー』『デンパラダイム』

影踏みエトランゼ / Substreet

『影踏みエトランゼ』(2011.1.29投稿)は、Substreetの初投稿作にして代表曲。
ニコニコ動画のみに投稿されており、再生数自体は130万回再生を超えていますが、タイトルを知らないとまず見つけるのが難しい超隠れたボカロ曲です。

なぜなら、投稿者はすでにボカロPとしての活動を停止しており、ニコニコ動画のアカウントも表示されていない状態だから。
投稿当時に曲を知った方は分かるけれど、最近ボカロを知った方にはあまり知られていない名曲です。

楽曲はギターのフレーズが印象的なボカロック
サビにかけて音の厚みが増していく展開がかっこよく、今聞いても色褪せない良さがあります。
透き通るような初音ミクの声も耳に残るもので、激しいロックとのギャップが魅力的な1曲です。

Substreetの人気曲

『感情論Part2』『絶対恋愛論理感情』等 ※ニコニコ動画のみ

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