“ワタリドリ”の大ヒットでその名を全国に轟かせたロックバンド・[Alexandros](アレキサンドロス)。
これまでに発表した楽曲の多くはさまざまなドラマ・映画・CMなどに使用されています。
メジャーデビューから10年以上が経ち、100曲を超える楽曲を手がけてきた彼ら。
“ワタリドリ”にも[Alexandros]の曲を聴いてみたいけど、何から聴けばいいのか分からないと思う方も多いのではないでしょうか。
そんな方に[Alexandros]の人気曲5曲をご紹介したいと思います。
▼あわせて読みたい!
目次
[Alexandros]・人気曲
starrrrrrr
“starrrrrrr”は、[Alexandros]に改名する前の2013年、[Champagne]名義での通算6枚目のシングルとしてリリースされた楽曲です。
ドイツ酸天然炭酸水「ゲロルシュタイナー」とのコラボで話題になりました。
抑揚の効いた冒頭から一転、炭酸水が爆発したかのようなサビは聴いていてドキドキします。何回も繰り返し聴きたくなる中毒性のある曲です。
この曲はとある夏フェスでの経験が制作のきっかけになったのです。
川上さんがトリを飾るサカナクションのライブを見ていたときのこと。
舞台袖で「やっぱサカナクションはすごいな」と言いながら、ライブを楽しんでいる若手のバンドマンたちがいたんだそう。
それを見ていた川上さんが、「もうちょっと悔しがれよ!」と思ったことがきっかけになったのです。
常に高みを目指す川上さんらしいエピソード。
<この場所で この乱れた時代で 傷付きながら 己の歌を刻んでいく>
歌詞からも高みを目指し続ける川上さんの想いが感じられますね。
アルペジオ
2018年リリースのアルバム『Sleepless in Brooklyn』のリード曲で、PlayStation®4用ソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』主題歌として書き下ろされました。
ミュージックビデオに『JUDGE EYES:死神の遺言』で主人公の声をつとめた木村拓哉さんが出演され、話題になった楽曲でもあります。
川上さんが「自分の作詞家人生で最も時間がかかったんじゃないかと思うほど時間をかけて書いた」というこだわりの歌詞は力強く、聴く人の心を鷲掴みにします。
サビの<誰のものでもないあなたがいるから 笑われても嫌われても染まらないよ>という歌詞は、自分の心に嘘をつくくらいならば孤独を選ぶ、という川上さんの強い想いが感じられる楽曲です。
風になって
2020年リリースの楽曲です。SUBARU XVのCMソングに起用されているので、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
<風になって 風になって 風まかせになっていく あと少しで自分に戻れそうなんだ>
サビのメロディは歌詞の通り、風になってどこまでも羽ばたいて行けそうな気持ちにさせてくれます。
ドライブ中に流れているだけで、その場の空気を盛り上げてくれそうですね。
疾走感のあるメロディと川上さんのハイトーンボイスが見事にマッチしていて、ファンの間でも中毒性があると人気の曲です。
Adventure
[Champagne]から[Alexandros]に改名した直後の2014年リリース。スカパー!のテレビCM「スカパー!世界で活躍する日本人篇」に使用されていました。
曲全体を通して、雨音が弾けるような軽快なリズムと切なげなメロディに惹き込まれます。
暗くよどんだ気持ちを軽くしてくれるので、雨の日に聴くのがおすすめです。
またこの曲は、冒頭の<Hello Hello Helllo つかぬ事を…>と問いかけるような歌詞が印象的ですよね。
川上さんはブログでこの曲の歌詞について「何となく自分達の「今まで」と「これから」が綴られていると思う」と述べています。
バンドの名前は変わっても、自分たちは変わらないという決意が込められているのかもしれませんね。
Philosophy
2019年にNHKで放送された『[Alexandros]18祭』にて制作、披露された曲です。
「18祭」は17-19歳の18歳世代が1つのステージを作り上げる企画。
18歳世代の悩みや不安をすくいあげるような歌詞が印象的です。
周囲と比べて落ち込んでしまうとき、失敗が続いて諦めたくなったときなど、ネガティブな感情を肯定しながら力強く背中を押してくれるこの曲は、18歳世代にとどまらす幅広い世代の人気を得ています。
▼あわせて読みたい!